尾張三山


- GPS
- 07:27
- 距離
- 12.0km
- 登り
- 598m
- 下り
- 611m
コースタイム
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
ハイドレーション
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ナイフ
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感想
冬の低山歩き、今回は尾張三山。『日帰り山歩き東海』でトップに取り上げられているコースである。ヤマレコでも度々見るが、歩くのは初めて。
総距離10kmを超える長丁場なので、ショートカットで長者町団地から歩く(ロングバージョンは名鉄小牧線の羽黒駅から)。バス停から神社へと歩いていくと、やがて鳥居が見えてくる。鳥居をくぐるとカラフルな石がたくさん置いてある。これに願いを書いて、山頂に持っていく。初穂料200円。サクラが咲いていた。早い。トイレを借り(きれい)、登り始める。平日だが地元の方がポツポツといらっしゃった。最初の岩場は若干滑りやすいが、道は整備されていてわかりやすい。最後は階段。山頂の社の裏側から景色がきれいに見えた。入鹿池の方に降り、明治村を横に見ながら池に沿って進む。車がたくさん止まっていたが、どうやら釣り客らしく、ボートがいくつも浮かんでいた。晴れて風もなく穏やかな冬の一日…を絵に描いたような景色。
次は尾張白山。地図を見ながら慎重に進む。途中で集落に入り、中を進んでいくと交通止の標識がいくつも出てくるが、気にせず進むとやがて登山道らしき道が出てくる。道標はない。この道に進むには、もし一人だとちょっと勇気がいったかも。地図とGPSで位置を確かめながら登る。白山山頂には意外と立派なお社があり、眺めも良いので、早いけどここでお昼にした。来た道を戻り、次は本宮山へと向かう。しばらく県道を歩き、途中で細い道に入り(入り口に大きな廃墟が)、ヒトツバタゴの自生地を通る。ヒトツバタゴは「一つの葉のタゴ」の意味で、タゴはトネリコのこと。トネリコは複葉だが、これは単葉だったので、尾張藩の植物学者、水谷豊文が命名したという。日本では限られた所にしか自生していない。5月になると雪が降ったように真っ白な花が咲くとのこと。本宮山へ行く途中に信貴山(しぎさん)泉浄院に寄る。くるくる回す石の車輪があった。何に使うのだろう?チベットのマニ車(お経が書いてあってくるくる回すやつ)という風でもなく。来た道を戻り、ちょっと間違えて降りかけて、途中気づいて本宮山へ戻る。登っていくと張り出した台地上の所に小さな社があり、そこが山頂かと思って小休憩を取ったが、まだ奥に道はあり、さらに登ると本当の山頂があった。裏には三角点。ここからの景色もなかなか良く、かすかに伊吹山も見えた。
麓の神社ではちょうど梅まつりをやっており、しだれ梅が満開だった。ちょうど昨日から始まったらしい。今までほとんど人と会わなかったのに、急に人出の中に来てびっくり。カメラを手にした人もたくさんいた。帰りは名鉄小牧線の楽田駅まで歩いた。15分程だが、砂利を積んだ大きなトラックがたくさん通っていた。いつもなのか、今だけなのか。沿道のお家も大変だ。
ガイドブックでトップに置くには、なかなかタフなコース。途中道が不明瞭なところもあるので、初級というより中級か?標高は低くても里山はやっぱり難しい。しかし桜やツツジ、最後は満開のしだれ梅を見られて、充実した山行だった。
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