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Yamareco

記録ID: 222612
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沢登り
栗駒・早池峰

焼石連峰 夏油川ウシロ沢

2008年08月11日(月) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
7.5km
登り
728m
下り
720m

コースタイム

夏油温泉駐車場7:10-遡行開始7:30-690m地点(3つの滝下)7:55-二俣大滝9:00-核心部5m滝9:30-1060m地点10:20-1090m地点10:35-登山道11:00-夏油温泉牛形山登山口12:30
天候 曇り
過去天気図(気象庁) 2008年08月の天気図
アクセス
小さな淵。右から越えました
2012年09月08日 07:16撮影 by  u720SW,S720SW, OLYMPUS IMAGING CORP.
9/8 7:16
小さな淵。右から越えました
小滝が出てきますがどれも快適に登れました
2012年09月08日 07:16撮影 by  u720SW,S720SW, OLYMPUS IMAGING CORP.
9/8 7:16
小滝が出てきますがどれも快適に登れました
690m地点
2012年09月08日 07:16撮影 by  u720SW,S720SW, OLYMPUS IMAGING CORP.
9/8 7:16
690m地点
直ぐ上にも8m滝
2012年09月08日 07:16撮影 by  u720SW,S720SW, OLYMPUS IMAGING CORP.
9/8 7:16
直ぐ上にも8m滝
3つの滝最後は5m滝。難なく左から越えます
2012年09月08日 07:16撮影 by  u720SW,S720SW, OLYMPUS IMAGING CORP.
9/8 7:16
3つの滝最後は5m滝。難なく左から越えます
5m滝
2012年09月08日 07:16撮影 by  u720SW,S720SW, OLYMPUS IMAGING CORP.
9/8 7:16
5m滝
写真で見るとツルっとしている様に見えますが、右を直登できました
2012年09月08日 07:16撮影 by  u720SW,S720SW, OLYMPUS IMAGING CORP.
9/8 7:16
写真で見るとツルっとしている様に見えますが、右を直登できました
二俣大滝
2012年09月08日 07:16撮影 by  u720SW,S720SW, OLYMPUS IMAGING CORP.
9/8 7:16
二俣大滝
この沢の核心部最初の滝
2012年09月08日 07:16撮影 by  u720SW,S720SW, OLYMPUS IMAGING CORP.
9/8 7:16
この沢の核心部最初の滝
10m滝
2012年09月08日 07:16撮影 by  u720SW,S720SW, OLYMPUS IMAGING CORP.
9/8 7:16
10m滝
二段12m滝
2012年09月08日 07:16撮影 by  u720SW,S720SW, OLYMPUS IMAGING CORP.
9/8 7:16
二段12m滝
最後の15m滝
2012年09月08日 07:16撮影 by  u720SW,S720SW, OLYMPUS IMAGING CORP.
9/8 7:16
最後の15m滝
1010mの二俣を過ぎて少し進んだ所にあるホールドが細かいヌメッた3m滝
2012年09月08日 07:16撮影 by  u720SW,S720SW, OLYMPUS IMAGING CORP.
9/8 7:16
1010mの二俣を過ぎて少し進んだ所にあるホールドが細かいヌメッた3m滝
1060m地点。沢が北西に向きを変える所。上には白っ子森が見えます
2012年09月08日 07:16撮影 by  u720SW,S720SW, OLYMPUS IMAGING CORP.
9/8 7:16
1060m地点。沢が北西に向きを変える所。上には白っ子森が見えます
1090mの枝沢
2012年09月08日 07:16撮影 by  u720SW,S720SW, OLYMPUS IMAGING CORP.
9/8 7:16
1090mの枝沢
登って来た沢を振り返る
2012年09月08日 07:16撮影 by  u720SW,S720SW, OLYMPUS IMAGING CORP.
9/8 7:16
登って来た沢を振り返る
撮影機器:

感想

○当初、6月の地震の影響で沢がどうなっているか?不安な所もありましたが、岩手県山岳協会の沢登り講習会が先日同じ夏油川の枯松沢で行われた事もあり、ひとまず行って見る事にしました。
○夏油温泉に向かう途中の道路は随所で地震後の復旧工事が行われており、改めて災害規模の大きさを感じました。
○ウシロ沢への入渓は夏油温泉郷から道路を少し戻った所にある林道から入ります。少し林道を歩き、傾斜の緩い所から沢へ降りました。砂防ダムを一つ左から越えて遡行開始です。
○淵や小滝が出てきますがどれも快適に登れました。
○690m地点。左から支沢、ここから本流は3つの滝。最初は8m滝。直登は私にはちょっと無理。通常は左岸(右側)から高巻きの様ですが、何を思ったか滝の左から草付きを登りました。
○直ぐ上にも8m滝。右を直登。岩はガッチリしていてフリクションもバッチリです。
○その後も幾つか小滝が出てきましたがどれも快適に登れました。
○5m滝。登るとすれば左からですが、ホールドが細かい上に水が流れており変にヌメってました。ハーケンを打ち、支点を作って行きかけましたが結局止めて右のルンゼから草付きを小さく高巻く事に。滝上には懸垂なしに沢床へ降りられました。
○やがて徐々に二俣大滝が見え始めて来ました。
○二俣大滝(左右(書籍では18m)の沢が滝となって合流している)。左が本流らしいですが、右の方が水量は多い様な…。通常は右の沢水が二つに分かれていて合計三条の滝となって落ちている様ですが、水が少ないせいか二条の滝になってました。
○ルートは「左のルンゼを登り、尾根を越えて左俣(本流)へ降り、更に尾根を越えて右俣へと降りる」
○まずは左のルンゼを登りますが、地面はガレな上に草付き(木ではなく)なので登るのに苦労しました。尾根を越して本流(左俣)へ降りますが、本流は3m位の滝があり、ちょうどその滝の落ち口に降りました。そこから右俣へ向けて左岸に取り付きます。此方は木々が豊富で難なく右俣右岸へ辿れましたが、右岸は木々が少ない草付き斜面となっている為、沢床へは懸垂下降(15m(30mザイル1回)で降りられた)で降りました。
○少しゴーロ帯を進むと程なく5m滝に到着。
○此処からこの沢の核心部で、5m、10m、12m、15mの滝々が連続で出て来るとの事です。どうやらこの滝は最初の5m滝の様です。ホールドは細かいけれど左を直登。
○続いて両岸が狭まった所を流れる10m滝。ホールドはしっかりしているのでステミングで難なく越える。
○次に二段12m滝。下段は左を直登、上段は右を直登。
○先日の地震の影響?か、右岸上部の岩盤が崩壊しておりそれが沢にゴロゴロと落ちています。見上げるとまだ崩壊が続きそうな…。「登っている最中に崩れ始めたら!?」などと、精神的に良くないので“そそくさ”と後にしました。
○二段12m滝直ぐ上のガレ場で眼鏡の水滴を拭いている時にアクシデント発生。
レンズを拭こうとした瞬間、突如左側のレンズが外れて落ちてしまいました。一瞬の出来事だったので何処に落ちたか分らず慌てて地面を探しました。幸い見つかったので良かったですが、もしも見つからなかったらと思うと…何か対策を考えなくては。
○直ぐに最後の15m滝が落ちています。ホールドが細かいものの右から登れそうな?気もしましたが、ヌメッている上に高度感がありそうなので無理せず右のルンゼから小さく高巻く事に。滝上には懸垂なしに沢床へ降りられました。
○そこから先は穏やかになりました。
○小滝が幾つか出て来ましたがどれも登れました。
○その後1070m、1080mの二俣を過ぎ、早く稜線へ抜けたいので1090mの二俣を右に入りツメる事に。直ぐに5m弱の涸れ滝が出て来ました。一帯は草付き斜面で巻くより登った方が早いかな?と右を直登。しかしホールドが細かく結構キツかったです。
○少し登って行くと崩壊したガレで一帯が埋まった所に出ました。草木が生えておらず見晴しが良いのでツメる方向を確認。少し右へ来過ぎてしまった様なので、左側へ修正しながら登る事にしました。
○一帯は腰程度の潅木地帯なので進むのはそれ程苦にはなりませんでした。沢をツメ上がり、背丈程のネマガリタケを漕ぐ事1分程で登山道へ抜けられました。1200mピークと1220mピーク間の鞍部にツメ上がりました。

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