【御殿山(滋賀・1097m)】「焼き焦ガレ」よりも「青ガレ」。中峠でカミナリ直下で脱兎のごとく下山【坊村〜御殿山〜金糞峠〜青ガレ〜イン谷口】
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- GPS
- --:--
- 距離
- 9.5km
- 登り
- 933m
- 下り
- 1,100m
コースタイム
天候 | 曇りのち雨時折カミナリ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
公共交通では、江若バスがJR堅田駅から1日3往復、 京都バスが季節運行で1日2往復運行。 イン谷口…駐車場が点々とあり。 ログハウス風の遭難対策協議会の小屋などにポストあり。 両地点とも、水場、トイレあり。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
<道の状況> 金糞峠〜大山口は青ガレと言われるところ。 落石を起こさないように注意が必要。 雨降った後だったので、滑った、滑った。 その他は、特に危険個所はなhし。 <登山ポスト> 坊村、イン谷口ともにあり <下山後の温泉> 比良とぴあ 建設中の志賀バイパスの道路から下りると近道。 クルマは通れないけど、人は通れます。 比良とぴあ〜JR志賀駅は、施設の送迎バスがある。 フロントで予め利用券をもらうこと。 |
写真
感想
今朝起きて「う〜ん、どっか行こうかな」ってことで向かったのは坊村。
「えっ、また、武奈ヶ岳!?」って言われそうですが、
北陸と違って、登山口までが遠くて遠くて、
クルマで行けば道路は渋滞、電車で行こうにもこの時間ではビミョ〜。
自然と武奈ヶ岳になってしまうんですよね(汗)
JR堅田駅まで行き、江若バスで坊村へ。
ものすごい人出…、3、40人というところでしょうか。
「い、一台で、乗せ切れるの?」
と心配したほどでしたが、通勤電車のような混み具合のバスは出発。
途中、途中でドッと下りてからは、5、6人ほどに。
あっ、「途中」というバス停があるんです(笑)
坊村へ着くと、雲行きが怪しい。
それでも、出発です。
今回は、御殿山から思い切って、
琵琶湖バレイまで行こうと思ってました。
御殿山までは、例のごとく急登。
最初、ちょっとペースを上げていきましたが、
気温がそんなに高くないものの、
ちょっと平坦になったところで小休止。
ここで、あれ登場です。
「はごろも甘みあっさりフルーツ」
ちょっと早かったかな、中はフローズン状態でした。
でも、ウマくてたまらん♪
こんだけ、宣伝しているんだから、
はごろもさんから何か欲しいくらいや。
と思いながら、再び出発。
ところが、御殿山の手前でとうとう降り出しました。
ザックカバーとレインウエアを装備。
御殿山に着くと、4人組のパーティーの方が昼食中。
この方たちも縦走されるようです。
先を急がねばと思い、飲み物一口飲んでワサビ峠へ。
峠へ下りる時すれ違った、
学生さんと思われる人たちとすれ違いました。
「これから頂上ですか? 雷警報鳴ったんで早々に引き上げましたよ」
とのこと。
さっきの人たち、大丈夫だろうか。
さて、自分はと言うと、ワサビ峠から中峠へ向かうことに。
登り返しの頃から、遠くの方でゴロゴロ鳴ってます。
中峠に出ました。
雷は鳴らないなあと思って、
シャクシコバの頭から行くと近いと思い、
進んでから5分も経たないうちに、
突如ピカッと鳴り、ちょっと間を置いてドドーンと音がしました。
えっ、こっちに来てる?(汗)
稜線に出ようって時だったんで、
中峠まで戻って停滞かなあと思い戻ることに。
するとまた、ピカッ、ドドーン。
こ、こわっ。とにかく稜線を避けて停滞して、
雷去ってから、シャクシコバへと思ってました。
中峠まで戻って来ました。
ピカッ、ドドーンは相変わらずで、
次第に、ピカッとドドーンの間隔がなくなっていきました。
やばっ、近づいてる。
というか、雷の中にいるんじゃ…。
今まで、琵琶湖バレイまで行こうと思ってました。
ここから高度を下げるには、金糞峠へ行く。
そっからの下山となると、青ガレか。。。
「うーん、こんなに雨の日の青ガレ。
しかも青ガレ自体初めてやし、
滑ったらどうしよう。。。」
そんなこと考える余裕はありません。
「焼き焦ガレ」と「青ガレ」
速攻で「青ガレ」に決まってるでしょ(笑)
姿勢を低くして自らが突起物にならないように、
金糞峠への道を走り下りました。
肋骨は…?
んー、覚えていません(笑)
金糞峠に下りる途中で、雷も止み、雨も上がってきましたが、
今さら元に戻るのも、ロープウエイの時間も気になるし、
そのまま「青ガレ」突進を決めました。
金糞峠。
琵琶湖が見えます。
その足元は、たんなる溝のような道が…。
「登山者の皆さんへ
危険ですので別ルートへ迂回くださるようお願いします」
の看板があるけど、どうなの?
ここまで来て、別ルートへ迂回する気もなく、
先々週、一緒に下山した奈良の人が、
「青ガレよりもダケ道の方がしんどいな」なんて言ってたし、
何よりも「焼き焦ガレ」よりかは多少コケたくらいマシ。
というわけで、青ガレです。
んー、さすがにガレてます。
しかも、雨の後で滑りやすかったです。
しかし、この山域、本当にいろんなしんどさがあって、
良いトレーニングになりますね。
ワケの分からない感心をしながらヒタヒタ下りて行きます。
大山口の手前で、水場を発見。
ペットボトルに汲んで、飲み干した、ウマーい!
そして、これから比良とぴあまで歩くので、
ペットボトルを満タンにして再び出発。
大山口。
先々週も顔を洗ったっけ。
ここで、小休止。
レインウエアやザックカバーを仕舞って、
着ていたTシャツ脱いで、川でジャブジャブ。
絞ってから、また着てみた、サッパリ♪
タオルも洗って、スーッキリしました。
締めの「はごろも甘みあっさりフルーツ」(笑)
いやあ、ウマいっすね♪
小休止したおかげで、足取り軽くイン谷口を過ぎて、
比良とぴあへ向かいました。
志賀バイパスの延伸工事中の道を入って、
下っていくと、比良とぴあのちょうど後ろに出るみたい。
工事現場の警備員さんに訊けば、
車止めがあるけど、人が通れるとのこと。
おー、わざわざ大回りせずに済む。
でも、麓の住宅街を抜けるので、道が。
ここで本日初めてGPSを使いました(笑)
比良とぴあには、思ったよりも歩かずに着きました。
フロントでバス利用券を受け取って、汗を流して、
持って行ったけど食べ損ねた「ラーメン丼」なるものを食べ、
もう一度館内へ。
(飲食物、持ち込み禁止だったんで、いったん外に出た)
食後のデザート。
抹茶ラテとソフトとアドベリーサンドのセット(300円)で締めとしました。
JR比良駅へ行き、ホームから改めて登った山を見ると、
頂上付近がすっぽりと、怪しい雲が…。
やっぱり、山には青空だなと思いながら帰途についたのでした。
またもや比良山地に行かれましたね
雷の中、お怪我無く良かったです。肋骨の方も完全治癒みたいですね(笑)。
比良マイスターのshirayamaさんに冬に面白そうな比良のコ−ス教えていただければ幸いです
よろしくお願いします
比良マイスターだなんて、
まだまだ、ヒラです(笑)
スノーシューでの御殿山ピストンが、
武奈ヶ岳の中では一番良い思いしました。
紅葉の時期も良いですね。
って、全然参考にならなくて、
すいませーん
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