アルプスデビューは鳳凰三山の地蔵岳
山梨県
Chilica
- GPS
- 09:21
- 距離
- 14.6km
- 登り
- 2,003m
- 下り
- 2,005m
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| 天候 | 曇時々晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2012年09月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
�｜羆�高速韮崎ICを左折 ��国道20号線との交差点を右折 �６預�橋東詰交差点を左折(韮崎射撃場の案内あり) �ぜ遊眈譴料阿鯆未蟶言� �ジ胸蛙声劼料阿鬚垢葦�折(青木鉱泉の案内あり) �ζ擦覆蠅卜啼擦貌�る(林道始めはダート) ��途中右折2回あり �╂通攅枩�手前もダート(場合によっては工事中のため迂回路) |
| コース状況／ 危険箇所等 |
青木鉱泉からドンドコ沢 青木鉱泉に水場、トイレ、自販機、登山ポスト(用紙付)あります。 最初の川沿いの道は一部工事中のため対岸に渡ります。 南精進滝から先は急登です。 鳳凰小屋から地蔵岳 鳳凰小屋に水場、トイレあります。 ここも急登があります。 最後の上りは砂地のため大変登りにくいです。 |
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感想
今日は初めての南アルプス鳳凰三山に行ってきました。
アルプスデビューということもあり、張り切って朝3時30分に家を出て
登山口のある青木鉱泉へ向かいました。
中央高速の韮崎ICから青木鉱泉のHPの案内通りに走り付いたのは5時30分過ぎでした。
すでに何代かの車が停まっていて、準備をしている人たちが何人もいました。
一旦青木鉱泉の建物まで行き駐車場代を払い、登山計画を書くようにということなので、備え付けの用紙に書きポストへ入れました。
青木鉱泉の前にあるドンドコ沢登山口の案内に従い歩き始めると、目の前の小武川が法面工事のため通常の登山道が閉鎖されていて対岸に渡るようになっていました。
しばらく対岸を行くと巨大な砂防ダムの前で元の登山道に戻り、そこからは本格的な登山道になりました。
しばらく行くと、ジグザグの少しザレた登りになり、その後は谷側がやはりザレた狭いトラバースルートになり滑ったら下まで一直線という感じでした。
その後何度か小さな沢を渡り進んでいくと一つ目の滝、南精進滝の案内が見えてきました。
案内通りに進んでいくと岩の上からザイルが垂らしてあるような場所もありかなり急な登りになります。
南精進滝は滝壺まではいけませんが、2段のきれいな滝でした。
ここから先はずっと急登が続き、二つ目の鳳凰の滝へは一旦登山道を外れ川まで下りるようになっていましたが下りたところから大分上のほうにありまったく近づけそうにありませんでした。
再び登山道まで戻るとここからさらに大きな石や段差のある道をジグザグに登って行きました。
途中鳳凰小屋から下りてきた人たちとすれ違い日帰りだというとそれではもったいないから泊ったほうがいいと言われました。
白糸滝は登山道から少し進んだところに滝見台がありそこで少し休憩を取りました。
白糸滝は白糸の滝のような滝を想像していたのですが想像とは大分違いました。
その後はザレた急な道と谷側が削れた道を進み、ここで大分体力を消耗しました。
最後の五色滝は、滝壺近くまで下りられ滝壺の手前は日当たりも良く多くの花が咲いていて蝶も沢山いました。
この五色滝が一番大きく周りの景色も良くマイナスイオン(?)もたっぷりでした。
五色滝から急登を一登りすると、花崗岩のごろごろ転がった沢に出てここからは緩やかになり、目の前には地蔵岳のシンボル、オベリスクが雲の隙間から見えました。
再び樹林帯の中に入り少し行くと鳳凰小屋が見えてきました。
鳳凰小屋で山バッジ(少しお高め)を買い、小屋のお姉さんとあと1時間ぐらいで山頂とか、ホウオウシャジンが咲いているというような話をしてから水を分けてもらい山頂へ向かいました。
また急な登りが始まり、しばらく行くと足元が砂地に変わり、足が滑ってしまいなかなかうまく登れず、かなり大変でした。
なんとか、山頂付近まで来るとガスが出ていたためここでやっと巨大なオベリスクが見えてきました。
地蔵岳の山頂からの展望はとてもいいとのことでしたがこの日はガスのため全く見えませんでしたが、砂地の上にはタカネビランジが岩場のかげにはホウオウシャジンが咲いていました。
山頂には小さなお地蔵さまが沢山あります。
これは昔、子宝に恵まれない人たちが太鼓を叩きながら沢を登り山頂のお地蔵さまを一体持ち帰り、子どもが生まれると二体にして返すという風習があったそうです。
登りに使ったドンドコ沢の名前はこの太鼓の音から付いたそうです。
ここで、ザックを置いてオベリスクへ登ってみました。
以前は残置ザイル等がありてっぺんまで行けたそうですが、ザイルが古くなったためか最近取り払われてしまい、本格的な装備がないと無理みたいで垂直に立った岩の真下までしか行けませんでした。
オベリスクから下りた後、少し休憩を取ってから、時間がありそうなので観音岳方面へ向かいました。
砂と岩の混じった縦走路を行き、このまま鳳凰三山をすべて行けるかなと思いましたが、ドンドコ沢の登りがけっこう足に来ていたようで、赤抜沢ノ頭と観音岳の中間地点にある鳳凰小屋への分岐点で結局折り返すことにしました。
鳳凰小屋への道もかなり急な道で大きな段差をいくつか越え最後ははしごを下りて鳳凰小屋に着きました。
ここからは来た道を戻りますが、当たり前のことですが、登りが急だった分下りも急で途中で膝ががくがくになり何度か休憩をはさみ、もちろん滝はすべてパスして、下りました。
下りてる途中は前から小屋泊やテント泊らしき人たちと何人もすれ違いました。
最初は日帰りで三山全てまわれると思っていましたがさすがにアルプスは甘くありませんでした。
やはり、鳳凰三山は日帰りで来るよりも、一泊してゆっくり歩いたほうがよい山だと思いました。
いつかは、一泊で鳳凰三山にリベンジしてみようと思います
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artpanorama さん
スゴイスゴイ。
日帰りピストン、やり遂げちゃいましたね。
さすがの脚力です
あそこ、けっこうきついもの
ホントに植物詳しいんですね。
また教えてください
次は、北ア
燕デビューかしら？
秋がキレイですよ。
来月いかが？
Chilica さんがアルプスデビューしてくれてうれしいなあ
アルプス語り合いましょうね〜〜〜
ドンドコ沢は実際に歩くと本当にきつく、さすがにアルプスは奥多摩や秩父とは山の感じが違いますね
登りはなんとかなるのですが、下りが苦手ですね
植物は有名なもの以外は全く分からず、気になった花を写真に撮って、家に帰ってから調べてます
北アルプスも行ってみたいですがさすがに一泊しないと厳しそうなので、やっぱり燕山荘で一泊して燕岳ですかね、それまでは、近くの山をうろちょろしながらトレーニング(?)をしようと思います
自分が行った時にはオベリスクにザイルや、鎖、安全環付きカラビナなどが残置されていました。
ただ、岩に挟まってしまっているので下側から見ると確認しづらいかもしれませんね
自分は登山靴を履いていたのでよじ登ることができましたが、柔らかい靴だと指が痛くなってしまうので厳しいと思います。
vgmtさんこんにちは。
記録拝見させていただきました。
8日の朝は山頂も晴れていたんですね
鳳凰三山の稜線は晴れた日に歩きたいですね。
私は違う場所からオベリスクに近づいたようでザイルには気づきませんでした
また今度行く機会があれば挑戦してみようと思います
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