鍋倉山
- GPS
- 04:38
- 距離
- 9.5km
- 登り
- 760m
- 下り
- 751m
コースタイム
- 山行
- 4:04
- 休憩
- 0:35
- 合計
- 4:39
天候 | 快晴 無風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
積雪は例年と比べて少ないと思われるが、スキーをするには十分。標高を上げるとパウダーが残っていて快適な滑走が可能だった。 |
写真
感想
3連休に1日追加して7シーズンぶりに鍋倉山を訪問した。標高の低いところは、時間の経過と共に湿雪になり滑りにくくなっていたが、標高の高いところにはパウダーが残っていて、かなり快適な滑りが楽しめた。以下に詳細。
温井集落の除雪最終点には7時頃に到着。意外なことに一番乗り。気温マイナス4℃。準備して7:23に出発する頃には更に数台到着していた。7年ぶりなのでルートの記憶は曖昧というかほとんどなく、山頂まで行けるか心配だったが、トレースばっちりで杞憂に終わった。天気は、クルマでの移動中は霧が濃くて見通しが悪く気を揉んだが、歩き始める頃には快晴で無風になった。歩くと暑くて仕方ない。日照と照り返しがどちらもきつい。2月後半というよりも、春分過ぎ頃の春スキーの趣きだった。暑いのでジャケットは早々にザックにしまう。しかし緩い登りを続けるとじきに山影に入るようになり暑さは凌げるようになる。緩いが確実に標高を上げるとお待ちかねのブナが見えるようになってきた。これが見たかった。癒やしのブナを見ながら登高を続ける。雪質は歩き始めは硬かったが山陰に入るようになるとパウダー見られるようになり、帰りの滑りも期待できそうだった。いつのものかは分からないがトレースを有り難く利用させてもらいつつ稜線に上がる。鍋倉山は過去に何度か訪問しているものの、今回のようなルートで登るのは初めてだった。傾斜がきつい所がなくて比較的楽に登れた。稜線に上がると展望が開け、気分も高まる。今日は見られないだろうと思っていた樹氷も少し見られ得した気分。写真など撮りつつ最後の斜面を登り切り、10:03に山頂到着。樹木で展望は遮られるものの、景色は良い。遠く日本海まで見渡せる。どっかり座って大休止とする。直に後続が登って来る。皆ボードやスキーなど利用していた。やはりこの山は滑るために訪れる人が多いようだ。山頂ではさすがに空気が冷たいのでジャケットを着、その他滑るための準備をする。10:39に下り開始。始めは元来た道を戻り、途中で良さそうな斜面を見つけて滑る。快適なパウダー。至福の時だった。しばらくパウダーを滑りつつ下るが、日当たりの良いところは湿気ていて、板の滑りも良くなかった。更に標高を落とすと山陰から出てしまい、雪が日に当たっているところを滑ることに。ここはもう修行というか、消化試合的な様相だった。上から下まで快適なんて、山スキーではなかなかない。下部は一部藪とも格闘しつつ正午前にクルマに戻る。標高の高い所で登り返してパウダーをもう少し楽しんでも良かったかもしれないが、7年ぶりの再訪でなかなか楽しめたので1回でも良しとした。埼玉からは遠いが、できればやはり毎年来たいところだと思った。
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