快晴の四阿屋山・福寿草園には秩父紅も・節分草園には座禅草も

2020年02月24日(月) [日帰り]

• GPS: 04:22
• 距離: 5.8km
• 登り: 639m
• 下り: 593m

コースタイム

日帰り

• 山行: 2:49
• 休憩: 0:58
• 合計: 3:47

9:25 薬師堂境内
10:09 10:35 福寿草園
10:43 10:44 展望休憩舎
10:53 10:54 両神神社奥社
11:12 11:17 四阿屋山
11:21 11:21 つつじ新道分岐
11:37 11:38 両神神社奥社
11:49 12:06 福寿草園
12:25 12:32 つつじ新道・山居分岐
12:59 12:59 あずまや山つつじ新道入口
13:12 節分草園

天候

快晴・微風

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

●秩父鉄道三峰口駅から薬師の湯まで、小鹿野町営バス：400円。
　かかしを見た場合は、贄川宿で乗車する。
●節分草園から薬師の湯まで、小鹿野町営バス：200円。下車時に乗り継ぎ券をもらう。(入浴する場合は、乗り継ぎ券をもらえません)
●薬師の湯から三峰口駅まで、小鹿野町営バス：乗り継ぎ券プラス200円。

コース状況／危険箇所等

●薬師堂コース上部の岩場は渋滞気味でした。花シーズンの休日で、しかも絶好の晴天だったからでしょうか。
●岩場の急傾斜地では落石に要注意。特に混雑時。この日、山頂直下で上方から「ラク！」の大声を聞いたので、転げ落ちて来る石の動きを見極めることができました。
●つつじ新道のクサリつき岩場場直下には、「これより上級者コース」という注意書きがあります。言うまでもありませんが、高尾山の「上級者向け」コース（琵琶滝コース・病院裏コース）とは、明らかに意味が異なります。

その他周辺情報

●薬師の湯が絶好の位置にあります。
●贄川宿のかかし見物は、みやげ話のタネになりそうです。
●節分草園は入園料300円。膨大な株数で「日本一の自生地」を名乗っています。

写真

2/24 8:16

秩父鉄道三峰口駅に8時05分到着。小鹿野町営バスは8時55分発なので、待ち時間を使って贄川宿のかかしを見に行きます。

2/24 8:21

白川橋で荒川を越えます。好い眺め。

2/24 8:27

国道140号と別れ、贄川宿へのやや狭い車道に入ります。

2/24 8:29

いくつかある、秩父御岳山登山口の一つ。

2/24 8:30

町の公会堂のおばさん。

2/24 8:34

「ライト式牛若号」という脱穀機があります。

2/24 8:41

力が入りますね。梅の花も咲いて。

2/24 8:45

よいこのお手伝い。

2/24 8:47

後ろ姿も大切。

2/24 9:23

薬師の湯で下車。駐車場からも登れますが、薬師堂を表敬し、この境内からスタートしました。

2/24 9:24

そのすぐ隣に、両神神社があります。

2/24 9:29

鳥居山コースを右に分けます。

2/24 9:53

林道を横断する地点。

2/24 10:10

ロウバイ園にやって来ました。すぐ下が福寿草園です。

2/24 10:12

ロウバイは終盤ながら、強い香りを放っていました。私は強すぎる香りが苦手なので、あまり近づきません。

2/24 10:13

サンシュユの黄色い花が初々しい。

2/24 10:16

美しいフクジュソウの傍らに、青い花のオオイヌノフグリが、ちりばめられていました。

2/24 10:16

ご覧のように、フクジュソウのつぼみが、まだたくさんあります。

2/24 10:16

フクジュソウはパラボラ咲きで太陽光をキャッチ。

2/24 10:18

葉が少ない株もありました。

2/24 10:19

秩父紅はオレンジ色。

2/24 10:19

この福寿草園の秩父紅は少ないのですが、園地の一角を仕切ってあり、増やそうとしているのかもしれません。

2/24 10:21

黄金色と言ってもいいような輝きがあります。

2/24 10:24

花弁の縁が独特。

2/24 10:25

ほとんどの花は太陽を向いて咲くので、秩父紅の見学路から見ると後ろ向きになってしまいます。

2/24 10:26

でも、お顔を見せてくれる花もあります。

2/24 10:27

咲いてくれていて、ありがとう。

2/24 10:29

それじゃまた。

2/24 10:30

秩父紅が咲いているのは、あの紅梅の下あたりです。

2/24 10:54

きょうは、いつも山歩きで履く6Eのスニーカーではなく、登山靴を履いてきました。

2/24 10:57

これよりクサリ付きの岩場。現地で調達した登山杖（木の枝）をここに置いて行きました。

2/24 11:08

ヘルメット姿のパーティーが下りてきました、この後、つつじ新道を下って行きました。

2/24 11:12

四阿屋山頂。三等三角点があります。

2/24 11:12

山頂より望む、両神山。きょうはこの眺望を楽しみに登って来ました。

2/24 11:12

要塞のような両神山にズームイン。胸が熱くなります。

2/24 11:14

二子山にズームイン。

2/24 11:18

きょうのような日は、多少渋滞するのはしかたがないでしょう。

2/24 11:21

「つつじ新道のクサリ場は、登りはいいが、下りは危ない」という話し声を小耳にはさみました。ここは無理をせず、福寿草園まで戻ります。

2/24 12:04

福寿草園でティータイム。武甲山〜小持山〜大持山の稜線を眺めながら、のんびりしました。

2/24 12:06

ここから節分草園に向かいます。

2/24 12:27

つつじ新道出合。クサリ場を登ろうとしていた女性三人組を見て心配になったので、しばらく見守りました。人の装備を見れば、ある程度は登攀力の見当がつくものです。

2/24 12:31

先頭の女性が途中まで登って、撤退を決断。よかった、よかった。

2/24 13:01

つつじ新道を下り終え、大堤バス停付近に下り立ちました。

2/24 13:16

堂上（どうじょう）の節分草園にやって来ました。「雪が降ったよう」というのは、大げさではありませんでした。

2/24 13:18

セツブンソウは、何とも上品、エレガントな花だと思います。

2/24 13:19

どの花もみんな可愛い。どこから撮り始めたらいいか、わかりません。

2/24 13:20

よく見ると、面白い花です。白いのは花弁ではなく、萼片です。

2/24 13:20

萼片の多い花もありました。何枚？ ... 12枚？

2/24 13:21

家の近くの公園（神奈川県立四季の森公園）では昨年2輪しか見られなかったのに。あぁ、あぁ、こりゃすごいもんだ。

2/24 13:24

いわゆるツーショットでフレーミング。

2/24 13:26

コンデジ撮影の限界に挑戦。

2/24 13:27

つぼみが少なくなっていたので、見たい方はお早めに。

2/24 13:28

五人組で。

2/24 13:42

絵としては苔が似合うみたい。

2/24 13:46

スカシダワラ。クスサン（蛾）の繭です。もちろん、抜け繭。

2/24 13:50

座ってゆっくり眺めていたかったのですが、座れる場所がわずかしかないので、長居をしたい人には向かないかも知れません。

2/24 13:58

ザゼンソウ発見！

2/24 13:59

よく探すと、10株ほど見つかりました。

2/24 14:46

14時42分の町営バスは、5分ほど遅れてやってきました。このバスは、薬師の湯で三峰口行き町営バスに連絡します。

2/24 15:22

三峰口駅、15時25分発の池袋行きに連絡します。この電車は御花畑には行かず、西武秩父駅で方向転換します。はじめ4両編成ですが、横瀬駅から8両になります。

2/24 10:29

山よ、花よ、ありがとう！

撮影機器：

COOLPIX B500 ニコン

装備

個人装備

今回は登山靴を履きました。普段の山歩きでは EEEEEEのスニーカーを履きます。

感想

oda230

　今から一年前、ヤマレコを見て、節分草園とセットで四阿屋山行きを計画しました。計画では、平日の朝、西武秩父駅7時50分発の栗尾行きバスに乗り、小鹿野町役場で町営バスにドンピシャで乗り換え、節分草園に最速で行くつもりでした。
　さて、2月24日は振り替え休日。そのバスはありません。でも絶好の登山日和です。多くの人出が予想されましたが、この日を逃すことはできません。三峰口駅からバスに乗り、薬師堂から登山を開始することにしました。
　今回の山行では、当初四つのミッションを設定しました。
　　1) 堂上のセツブンソウを見る。
　　2) 四阿屋山頂から両神山を見る。
　　3) 福寿草園で秩父紅を見る。
　　4) 贄川宿でかかしを見る。
　見る順番は変わりましたが、いずれも完了することができ、大満足の一日になりました。