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Yamareco

記録ID: 2234767
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ハイキング
丹沢

道志山塊/鳥井立の北尾根を登り長尾の北尾根を降りて周回

2020年03月06日(金) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
7.4km
登り
793m
下り
809m

コースタイム

出発・取付き7:40−705mコブ8:40〜9:15−前棚沢右岸尾根合流9:40−870m圏コブ10:10−鳥井立頂上10:45〜11:40−長尾頂上12:10〜12:15−1000m圏分岐12:35−850m圏分岐13:00−752mコブ13:25〜14:00−710m圏分岐14:10−706mコブ14:25−580m圏コブ14:50−560m圏コブ14:55−515m圏鞍部15:10−540m圏コブ15:15〜15:45−山ノ神15:55−ゲート16:05−車道16:10−栗谷林道入口16:15−ゴール16:40
天候 無風快晴
過去天気図(気象庁) 2020年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
秋山川沿いの県道35号線を西に進む。上野原市役所支所(旧秋山村役場)の300mほど先のマス釣場バス停で左折、コスモ石油でさらに左折して栗谷林道に入る。1km程で秋山カントリークラブの南西端に着く。このゴルフ場の外周道路と尾広沢林道、辿って来た栗谷林道が交差する辺りの路肩に駐車できる。
コース状況/
危険箇所等
詳細は写真説明および感想欄に記載
駐車地点の目の前に北尾根の末端が落ちている。右寄りに微かな獣道が斜上しているので(写真の中央)、これに取付く。標高470m
2020年03月06日 07:39撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
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3/6 7:39
駐車地点の目の前に北尾根の末端が落ちている。右寄りに微かな獣道が斜上しているので(写真の中央)、これに取付く。標高470m
北尾根に乗ると古い仕事道が塹壕の様に掘れていた。しかし倒木が多い上、落ち葉で埋まって歩きにくいので、尾根筋を進む
2020年03月06日 07:49撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
3/6 7:49
北尾根に乗ると古い仕事道が塹壕の様に掘れていた。しかし倒木が多い上、落ち葉で埋まって歩きにくいので、尾根筋を進む
尾根筋には断続的ながら踏跡が付いている。快晴の下、冬枯れの明るい尾根を登って行く
2020年03月06日 08:08撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
3/6 8:08
尾根筋には断続的ながら踏跡が付いている。快晴の下、冬枯れの明るい尾根を登って行く
705mコブを越えると一転して、杉林の中を小さな露岩混じりの急登となる。踏跡は消えて、枝落しされた小枝が散らばって歩きにくい
2020年03月06日 09:22撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
3/6 9:22
705mコブを越えると一転して、杉林の中を小さな露岩混じりの急登となる。踏跡は消えて、枝落しされた小枝が散らばって歩きにくい
足場が悪く傾斜50度近い急斜面をひたすら突き上げる。上部に左側から緩やかな前棚沢右岸尾根が近づいてきた
2020年03月06日 09:28撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
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3/6 9:28
足場が悪く傾斜50度近い急斜面をひたすら突き上げる。上部に左側から緩やかな前棚沢右岸尾根が近づいてきた
760m圏で右岸尾根と合流した。この尾根を見下ろすと、登って来た左岸尾根よりなだらかな上、明瞭な踏跡が付いている
2020年03月06日 09:38撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
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3/6 9:38
760m圏で右岸尾根と合流した。この尾根を見下ろすと、登って来た左岸尾根よりなだらかな上、明瞭な踏跡が付いている
再び明るい尾根道を気持ち良く登って行く
2020年03月06日 09:54撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
3/6 9:54
再び明るい尾根道を気持ち良く登って行く
西方向に、枝の隙間から北岳が真っ白な姿をチラリと覗かせていた
2020年03月06日 10:07撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
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3/6 10:07
西方向に、枝の隙間から北岳が真っ白な姿をチラリと覗かせていた
標高900m付近から再び急登となる。これが頂上近くまで続く
2020年03月06日 10:20撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
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3/6 10:20
標高900m付近から再び急登となる。これが頂上近くまで続く
鳥井立の頂上に着いた。電柱に山名板が張り付けられていた
2020年03月06日 10:48撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
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3/6 10:48
鳥井立の頂上に着いた。電柱に山名板が張り付けられていた
標高1047.6mの三角点が埋められている
2020年03月06日 10:48撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
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3/6 10:48
標高1047.6mの三角点が埋められている
頂上には秋山村の防災行政無線やNHKの中継局など、何本もアンテナが建っている
2020年03月06日 11:36撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
3/6 11:36
頂上には秋山村の防災行政無線やNHKの中継局など、何本もアンテナが建っている
主稜線を西南西に向かう。落ち葉の絨毯を踏みしめながら、なだらかな道をルンルン気分で歩む
2020年03月06日 11:42撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
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3/6 11:42
主稜線を西南西に向かう。落ち葉の絨毯を踏みしめながら、なだらかな道をルンルン気分で歩む
40年ほど前に、この尾根道をMTB(自転車)で走ったことが懐かしく思い出された
2020年03月06日 11:45撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
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3/6 11:45
40年ほど前に、この尾根道をMTB(自転車)で走ったことが懐かしく思い出された
南隣、道志川越しに大室山が木の隙間から垣間見られた
2020年03月06日 11:46撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
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3/6 11:46
南隣、道志川越しに大室山が木の隙間から垣間見られた
長尾の頂上に着いた。山名板も何も無い。樹林に囲まれて眺望も利かない
2020年03月06日 12:10撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
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3/6 12:10
長尾の頂上に着いた。山名板も何も無い。樹林に囲まれて眺望も利かない
頂上から直ぐに北尾根を降りだす。幅広い緩やかな尾根を下る。断続的に踏跡が付いている上、赤テープも頻繁に見かける
2020年03月06日 12:19撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
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3/6 12:19
頂上から直ぐに北尾根を降りだす。幅広い緩やかな尾根を下る。断続的に踏跡が付いている上、赤テープも頻繁に見かける
1000m圏で北東に落ちる尾根筋から北北西に分岐するが、何の特徴も無い平板な急斜面を降りるので、ルート探索に緊張する
2020年03月06日 12:34撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
3/6 12:34
1000m圏で北東に落ちる尾根筋から北北西に分岐するが、何の特徴も無い平板な急斜面を降りるので、ルート探索に緊張する
次第に尾根っぽくなり、踏跡が現われ、赤テープを見つけるとホッとする
2020年03月06日 12:37撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
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3/6 12:37
次第に尾根っぽくなり、踏跡が現われ、赤テープを見つけるとホッとする
同じく850m圏でも北北東の尾根筋から北北西に分岐するので要注意
2020年03月06日 13:01撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
3/6 13:01
同じく850m圏でも北北東の尾根筋から北北西に分岐するので要注意
露岩混じりの急下降が続く
2020年03月06日 13:13撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
3/6 13:13
露岩混じりの急下降が続く
先程登った鳥井立の頂上が木の隙間から望めた。西端に建つNHKの中継アンテナを確認できる
2020年03月06日 13:22撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
3/6 13:22
先程登った鳥井立の頂上が木の隙間から望めた。西端に建つNHKの中継アンテナを確認できる
752mコブを過ぎた直後に萱の原が現れた。枯れた萱を踏み分けて進む。どこまで続くのか不安だったが、50m程の距離で終わってヤレヤレ
2020年03月06日 14:04撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
3/6 14:04
752mコブを過ぎた直後に萱の原が現れた。枯れた萱を踏み分けて進む。どこまで続くのか不安だったが、50m程の距離で終わってヤレヤレ
706mコブに差し掛かると、明瞭な山道がコブの東側を巻いている。東に伸びる枝尾根へ繋がって、駐車地点に直接降りられそうだ
2020年03月06日 14:18撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
3/6 14:18
706mコブに差し掛かると、明瞭な山道がコブの東側を巻いている。東に伸びる枝尾根へ繋がって、駐車地点に直接降りられそうだ
でも目的の北尾根はまだまだ北方向に続いている。里に下りてから車道歩きが長いが、北尾根の末端を目指して706mコブへ突き上げる
2020年03月06日 14:18撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
3/6 14:18
でも目的の北尾根はまだまだ北方向に続いている。里に下りてから車道歩きが長いが、北尾根の末端を目指して706mコブへ突き上げる
この706mコブの下りは要注意。写真のような快適な尾根が続いているので降りて行ったら北西に持って行かれた
2020年03月06日 14:29撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
3/6 14:29
この706mコブの下りは要注意。写真のような快適な尾根が続いているので降りて行ったら北西に持って行かれた
直ぐにミスコースに気づき、トラバースして北に伸びている尾根に乗り移る
2020年03月06日 14:38撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
3/6 14:38
直ぐにミスコースに気づき、トラバースして北に伸びている尾根に乗り移る
600m圏を切ると尾根筋がはっきりし、踏跡も明瞭になる。この状態が里まで続いたが、706mコブ手前まで頻繁に付いていた赤テープはほぼ途絶えた
2020年03月06日 14:42撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
3/6 14:42
600m圏を切ると尾根筋がはっきりし、踏跡も明瞭になる。この状態が里まで続いたが、706mコブ手前まで頻繁に付いていた赤テープはほぼ途絶えた
500m圏台のなだらかな尾根が続くが、560mコブの下り(写真の個所)、515m圏鞍部から540m圏コブへの登りにはロープが張ってあった
2020年03月06日 15:06撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
3/6 15:06
500m圏台のなだらかな尾根が続くが、560mコブの下り(写真の個所)、515m圏鞍部から540m圏コブへの登りにはロープが張ってあった
北に向かっていた尾根は540m圏コブでほぼ直角に曲がって東北東に進む。ここでのんびり最後の大休止
2020年03月06日 15:51撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
3/6 15:51
北に向かっていた尾根は540m圏コブでほぼ直角に曲がって東北東に進む。ここでのんびり最後の大休止
このコブから10分弱で、小さな赤い社が岩の上に祀られていた。山ノ神と言った感じだ
2020年03月06日 15:54撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
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3/6 15:54
このコブから10分弱で、小さな赤い社が岩の上に祀られていた。山ノ神と言った感じだ
この社の参拝道か、良く踏まれた幅広い山道が木のトンネルを抜けている
2020年03月06日 15:57撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
3/6 15:57
この社の参拝道か、良く踏まれた幅広い山道が木のトンネルを抜けている
490m圏で、東に伸びる尾根から分かれて北側の急斜面を降りる。延々と100m程の距離に渡ってロープが張ってあった
2020年03月06日 15:59撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
3/6 15:59
490m圏で、東に伸びる尾根から分かれて北側の急斜面を降りる。延々と100m程の距離に渡ってロープが張ってあった
人家との境には有害獣侵入防止の電気柵が張り巡らされ、扉が設けてあった
2020年03月06日 16:06撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
3/6 16:06
人家との境には有害獣侵入防止の電気柵が張り巡らされ、扉が設けてあった
この扉を抜けると人里。正面、北方向に矢平山が聳えている。これら秋山川北側の山並も楽しめる
2020年03月06日 16:07撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
3/6 16:07
この扉を抜けると人里。正面、北方向に矢平山が聳えている。これら秋山川北側の山並も楽しめる
村内の車道を下り、ガソリンスタンドで右折して栗谷林道に入る。入口に登山案内板があったが、どこが登山口か不明。あと1kmほど車道を歩けばゴール
2020年03月06日 16:17撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
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3/6 16:17
村内の車道を下り、ガソリンスタンドで右折して栗谷林道に入る。入口に登山案内板があったが、どこが登山口か不明。あと1kmほど車道を歩けばゴール
撮影機器:

感想

道志川の北側に連なる道志山塊には良く出かける。今回は北側の秋山村の栗谷集落から入り、鳥井立の北尾根を登って長尾の北尾根を降りて周回するルートを設定した。頂上には拘らず、登降ルートで道なき道を楽しむことを目的に出かけた。

鳥井立の北尾根は途中の760m圏で二つに分かれる。その間に前棚沢が食い込んでいるので、東側の尾根を前棚沢右岸尾根、西側の尾根を左岸尾根と仮称する。前者はバリエーションルートとして紹介されているが、今回は、末端が駐車地点の目の前に落ちている後者を登った。

この尾根はひたすら急坂を詰めれば鳥井立の頂上に立てる。特に、760m圏の右岸尾根との合流直前は足場の悪い急登が続く。なお、頂上からこの北尾根を下る場合、右岸尾根から分かれて左岸尾根に乗り移るこの地点のルート探索が厳しいだろう。しかしそれ以外は尾根筋の構成が単純なので、あまりルートに迷うことは無い。それだけに、ルートを楽しむ要素に乏しい尾根である。

これに比べると長尾の北尾根は面白かった。いつもの如く、地形図を読んで、これなら降りられる、と判断した尾根である。
鳥井立北尾根の倍ほどの距離がある上、小さなコブがいくつも現れるので、結構手間取る。尾根筋は微妙に折れ曲がり、僅かな角度で支尾根が枝分かれしている。さらに、特徴が無い平板な山腹から分岐することも複数個所あり、ルート探索に気を抜けない。
危険個所は全く無いし、樹林中なので眺望も利かず、変化に乏しい尾根である。でも、道なき道を楽しみたい、ルート探索にどっぷり浸りたい、といった酔狂な輩には十分に満足できるルートであろう。ただし、ここを上りに使ったら、ルート探索の楽しみは半減する。

無風快晴と天候にも恵まれ、ルート探索に緊張しながらも、時々、息を抜ける個所もあり、楽しく充実した山行でした。

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