雄鉾岳〜またも敗退

- GPS
- 06:37
- 距離
- 9.3km
- 登り
- 696m
- 下り
- 689m
コースタイム
- 山行
- 6:37
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 6:37
天候 | 晴れのち雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
割岩下のトラバース他、何か所か雪崩の危険ありそうです。 雪庇を一か所崩して主稜に出ようとしたら、周辺の雪庇が幅数メートルにわたって落ちちゃった。 |
その他周辺情報 | 下山後は今日は和の湯。 小ぢんまりしていて、のどかであずましい。 |
写真
感想
これまで、シューティングクラックにビビって逃げ帰ったり、主稜に2m以上張り出したかっちかちに硬い雪庇に阻まれたりで、何度も敗退し続けている冬季の雄鉾岳。
shoiさんから雄鉾岳どう?とお誘いをいただき、これ以上のチャンスはない!と食いつきました。
八雲に向かう途中は晴れていて駒ヶ岳もくっきり見えていたので、今日は大チャンスと思っていたのですが、雲石峠につく頃には曇り空で思いのほか強風でした。
それでも今日はアイゼンピッケルにアイスバイルとザイルにハーネス、shoiさんはスノーアンカーまで用意して来るという気合の入りようで、もう今日の登頂はいただきだな、とほくそ笑んだのでした。
今年の極端な少雪で、前半はヤブの心配もしていましたが、前日かなりの降雪があったようで重いパウダーがスノーシューで脛くらいありました。
2人でラッセル交代しながら分水嶺を割岩に向けて進んでいきますが、地味に消耗します。
しばらく林道をたどり、その後複雑で難しい地形の尾根をたどります。
私は何度かルートミスをし、そのたびshoiさんに「そっちじゃなーい」と叱られます。
割岩下の急斜面をおそるおそるトラバースし、さらに急斜面を一登りして割岩南東の細尾根に出ます。
この尾根、雪まじりのミックス岩稜というイメージでしたが、こんなにたっぷり雪がついているところを始めて見ました。
割岩南東尾根の末端と主稜のコルに着くくらいから雪が降りはじめました。
主稜北東の吹き溜まりになった急斜面を登ると、頭の上に覆いかぶさるでかい雪庇に気分が萎えます。
が、shoiさんは一番の弱点に向けてためらいなくまっすぐ進み、雪庇を取り崩しにかかります。
雪庇は柔らかくて、ピッケルでかんたんに崩せましたが、人ひとり通れるくらいの切れ目をいれていたらその横数mにわたってどさっと落ちたので驚きました。
主稜に出れたのは初めてです。感動です。
でもこのころから雪が結構強くなってきて、この先の860P、西峰もかすんでよく見えなくなってきました。
この860Pと、西峰上部でロープを出したくなりそうですが、風も結構強いしこの雪の中でじっと立って確保は嫌だなぁ。
「西峰山頂には下り用のアンカー作れるようなものあるんですか?」
「なんもないです」
うわぁ〜…
これ以上進みたくないオーラ全開になっているのを察して
「今日はここまでにしておきますか」
とのお言葉。
すみません、ワタシくじけ体質なんです。
ルート振り返り
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コメント
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これが宿題の一部なのでしょうか?何度も地図を見返しながら写真と
照らし合わせ楽しませてもらいました^^ ザ・冬山ですね♪
keiちゃん、どもでっす。
そーなんです。またしても宿題消化できずじまいでした。
新しい宿題も増え続けてるのに、いっこも減らないうちに新学期はじまっちゃうよぉ。
とーちゃん、あとはまかせた!
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