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Yamareco

記録ID: 2239027
全員に公開
雪山ハイキング
日光・那須・筑波

うるう年、鬼怒沼湿原へ (奥鬼怒温泉郷から純白の世界へ)

2020年02月29日(土) [日帰り]
 - 拍手
GPS
09:03
距離
18.2km
登り
1,069m
下り
1,079m

コースタイム

日帰り
山行
7:49
休憩
1:08
合計
8:57
6:22
41
7:05
7:06
34
7:39
7:40
13
7:53
7:54
10
8:03
8:09
18
8:26
8:27
43
11:00
11:08
29
11:37
11:40
24
12:04
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55
13:12
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15
13:27
13:30
8
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14:25
6
14:32
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22
14:54
14:54
31
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2020年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
女夫渕温泉駐車場を利用。
一昨日の降雪にもかかわらず、道路はほとんどドライでした。
コース状況/
危険箇所等
写真コーナーの各コメントをご覧ください。

オロオソロシの滝展望台までは、トレース多数。雪がとても少ない。
標高1800mより上は雪深い。トレースは減り、新雪に埋もれていきます。
環境に落差があります。
その他周辺情報 奥鬼怒温泉郷の各宿には自動販売機あり。
加仁湯温泉は、うどんなどのランチができそうだった。
半月ぶりのこの登山口。前回は日光澤温泉の近くにあるノシ滝を見に行きましたが、今回はさらに先の鬼怒沼湿原をめざします。
2020年02月29日 06:22撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
2/29 6:22
半月ぶりのこの登山口。前回は日光澤温泉の近くにあるノシ滝を見に行きましたが、今回はさらに先の鬼怒沼湿原をめざします。
雪が激減していて、八丁の湯までは土や根、階段などが露出している状態。日陰は、特に朝、凍結していてゴリゴリと滑りました。
2020年02月29日 06:31撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
2/29 6:31
雪が激減していて、八丁の湯までは土や根、階段などが露出している状態。日陰は、特に朝、凍結していてゴリゴリと滑りました。
カツタテノ滝は崩落していました。
2020年02月29日 06:46撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
2/29 6:46
カツタテノ滝は崩落していました。
奥鬼怒温泉郷が近づいてきて、ようやく雪道歩きらしくなってきました。
2020年02月29日 06:58撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
2/29 6:58
奥鬼怒温泉郷が近づいてきて、ようやく雪道歩きらしくなってきました。
八丁の湯。そのまま加仁湯を過ぎて先を急ぎます。
2020年02月29日 07:38撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
2/29 7:38
八丁の湯。そのまま加仁湯を過ぎて先を急ぎます。
日光澤温泉。今日も番犬サンボはマイペースに元気そうです。
2020年02月29日 08:04撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
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2/29 8:04
日光澤温泉。今日も番犬サンボはマイペースに元気そうです。
日光澤温泉の上に出ます。天気予報の時刻どおりに青空がひろがってきました。
2020年02月29日 08:10撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
2/29 8:10
日光澤温泉の上に出ます。天気予報の時刻どおりに青空がひろがってきました。
氷瀑・ノシ滝は、まだなんとか形を保っていました。しかし、すこし小さくなっていて、上部で水が流れています。
2020年02月29日 08:21撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
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2/29 8:21
氷瀑・ノシ滝は、まだなんとか形を保っていました。しかし、すこし小さくなっていて、上部で水が流れています。
油断からくる滑落に注意しながら、やや細いところを登っていきます。このあたりはトレースがはっきり。降雪でも埋もれきってはいません。
2020年02月29日 08:35撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
2/29 8:35
油断からくる滑落に注意しながら、やや細いところを登っていきます。このあたりはトレースがはっきり。降雪でも埋もれきってはいません。
展望スポットからオロオソロシの滝が見えるらしいですが、よく分かりませんでした。空がキレイだから、まあいいか。
2020年02月29日 09:09撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
2/29 9:09
展望スポットからオロオソロシの滝が見えるらしいですが、よく分かりませんでした。空がキレイだから、まあいいか。
さて、ここからしばらくは長く急なつづら折りの樹林帯が続きます。
雪が深くなってきて、陽光で重く湿ってきました。ワカンを装着します。
2020年02月29日 09:17撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
2/29 9:17
さて、ここからしばらくは長く急なつづら折りの樹林帯が続きます。
雪が深くなってきて、陽光で重く湿ってきました。ワカンを装着します。
冬らしい針葉樹林。雪塵が枝から落ちて、襟元にはいると悲鳴をあげます。
なお、ピンクテープや赤ペンキの目印はそこそこあるので迷いにくいと思います。
2020年02月29日 09:32撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
2/29 9:32
冬らしい針葉樹林。雪塵が枝から落ちて、襟元にはいると悲鳴をあげます。
なお、ピンクテープや赤ペンキの目印はそこそこあるので迷いにくいと思います。
スノーシューのトレースが轍になっています。そこに一昨日の降雪が乗っています。ありがたいトレースですが、ワカンだと脛あたりまでは沈むので、やはり大変。
2020年02月29日 09:47撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
2/29 9:47
スノーシューのトレースが轍になっています。そこに一昨日の降雪が乗っています。ありがたいトレースですが、ワカンだと脛あたりまでは沈むので、やはり大変。
とても重い雪が、ブーツの上、ワカンの上、そしてストックのスノーバスケットにまで乗り、まとわり付きます。払っても落ちにくく難儀しました。
2020年02月29日 10:31撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
2/29 10:31
とても重い雪が、ブーツの上、ワカンの上、そしてストックのスノーバスケットにまで乗り、まとわり付きます。払っても落ちにくく難儀しました。
標高を上げるごとにトレースは埋もれていきます。もう消えそうになると、一歩一歩が体力を奪っていきます。進まない。遠い。
2020年02月29日 10:35撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
2/29 10:35
標高を上げるごとにトレースは埋もれていきます。もう消えそうになると、一歩一歩が体力を奪っていきます。進まない。遠い。
ノントレースになる標高に達したところで、いきなり視界がひらけました!
2020年02月29日 10:53撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
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2/29 10:53
ノントレースになる標高に達したところで、いきなり視界がひらけました!
鬼怒沼湿原に到着しました。トレースの無い、白い世界。
2020年02月29日 11:02撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
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2/29 11:02
鬼怒沼湿原に到着しました。トレースの無い、白い世界。
独り占めするには持て余すほどの広大さ。我が相棒は、『ヤマノススメ』の登山家・雪村あおいだけなので。
2020年02月29日 11:23撮影 by  DSC-WX500, SONY
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2/29 11:23
独り占めするには持て余すほどの広大さ。我が相棒は、『ヤマノススメ』の登山家・雪村あおいだけなので。
意を決して、南端から北端へと移動開始。汚れなき雪面に足跡を刻みます。途中、振り返ってトレースを満足そうに眺めました。
2020年02月29日 11:19撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
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2/29 11:19
意を決して、南端から北端へと移動開始。汚れなき雪面に足跡を刻みます。途中、振り返ってトレースを満足そうに眺めました。
雲は多いですが、良い天気。むしろ雲が景観に変化を与えてくれています。微風が心地よい。
2020年02月29日 11:36撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
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2/29 11:36
雲は多いですが、良い天気。むしろ雲が景観に変化を与えてくれています。微風が心地よい。
実は、先行するトレースもありました。まずは野ウサギ。
2020年02月29日 11:36撮影 by  DSC-WX500, SONY
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2/29 11:36
実は、先行するトレースもありました。まずは野ウサギ。
これは、短い歩幅ですが、シカの足跡ですかね。
2020年02月29日 11:39撮影 by  DSC-WX500, SONY
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2/29 11:39
これは、短い歩幅ですが、シカの足跡ですかね。
鬼怒沼山の山頂が見えます。展望は無いらしいです。雪が溶けて、ワタスゲが湿原に咲く頃、またここに来て登頂したいと願います。今回はこのスノーフィールドだけで大満足!
2020年02月29日 11:58撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
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2/29 11:58
鬼怒沼山の山頂が見えます。展望は無いらしいです。雪が溶けて、ワタスゲが湿原に咲く頃、またここに来て登頂したいと願います。今回はこのスノーフィールドだけで大満足!
尾瀬と日光のあいだに位置する鬼怒沼山。北端からは、とうぜん燧ヶ岳など、豪雪の山も眺望できました。
2020年02月29日 11:36撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
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2/29 11:36
尾瀬と日光のあいだに位置する鬼怒沼山。北端からは、とうぜん燧ヶ岳など、豪雪の山も眺望できました。
北端から南端に戻ります。自らが付けたトレースを再確認。円形劇場を真っ二つに割ったみたい?
2020年02月29日 11:54撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
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2/29 11:54
北端から南端に戻ります。自らが付けたトレースを再確認。円形劇場を真っ二つに割ったみたい?
雲が流れ、日光白根山がその勇姿をあらわしました。なんて贅沢な絵。ひいひい言いながら登ってきた甲斐がありました!
2020年02月29日 12:17撮影 by  DSC-WX500, SONY
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2/29 12:17
雲が流れ、日光白根山がその勇姿をあらわしました。なんて贅沢な絵。ひいひい言いながら登ってきた甲斐がありました!
白根山アップ。
2020年02月29日 12:12撮影 by  DSC-WX500, SONY
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2/29 12:12
白根山アップ。
標高2000m以上の円形劇場を囲む、針葉樹の観客たち。
2020年02月29日 12:24撮影 by  DSC-WX500, SONY
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2/29 12:24
標高2000m以上の円形劇場を囲む、針葉樹の観客たち。
これだけの高層湿原を独占してしまいまして、まことに申し訳ありません。最高か。
2020年02月29日 12:30撮影 by  DSC-WX500, SONY
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2/29 12:30
これだけの高層湿原を独占してしまいまして、まことに申し訳ありません。最高か。
2月ラストの鬼怒沼湿原、堪能しました。楽園でした。名湯にはいるために下山開始します。
2020年02月29日 12:30撮影 by  DSC-WX500, SONY
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2/29 12:30
2月ラストの鬼怒沼湿原、堪能しました。楽園でした。名湯にはいるために下山開始します。
午後の湿雪、ますます重い。冬の森林歩きは好きですが。お、重い。
2020年02月29日 12:31撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
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2/29 12:31
午後の湿雪、ますます重い。冬の森林歩きは好きですが。お、重い。
下山は、自らのトレースがあるから。そのように甘く見ていましたが、どっしりとまとわり付いてくる雪。なかなか剥がれなくて、疲労困憊。
2020年02月29日 12:20撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
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2/29 12:20
下山は、自らのトレースがあるから。そのように甘く見ていましたが、どっしりとまとわり付いてくる雪。なかなか剥がれなくて、疲労困憊。
日光澤温泉まで帰還しました。ヘロヘロ。暑いので、観光地価格のアイスコーヒーを買ってしまいました。
2020年02月29日 13:24撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
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2/29 13:24
日光澤温泉まで帰還しました。ヘロヘロ。暑いので、観光地価格のアイスコーヒーを買ってしまいました。
この前は日光澤温泉に入ったので、今回は加仁湯温泉の日帰り温泉をあじわうことにしました。午後15:00まで。800円。
2020年02月29日 07:49撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
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2/29 7:49
この前は日光澤温泉に入ったので、今回は加仁湯温泉の日帰り温泉をあじわうことにしました。午後15:00まで。800円。
伝統と名湯。
2020年02月29日 13:51撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
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2/29 13:51
伝統と名湯。
いくつかの浴場があるようですが、混浴の露天風呂が広そうなのでそこに浸かりました。日光澤温泉に近いのに、まったく別の泉質。
2020年02月29日 14:41撮影 by  DSC-WX500, SONY
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2/29 14:41
いくつかの浴場があるようですが、混浴の露天風呂が広そうなのでそこに浸かりました。日光澤温泉に近いのに、まったく別の泉質。
湯気を陽射しが照らします。せわしない日帰り登山と日帰り入浴ではありますが、良い時を過ごさせていただきました。
2020年02月29日 14:41撮影 by  DSC-WX500, SONY
2/29 14:41
湯気を陽射しが照らします。せわしない日帰り登山と日帰り入浴ではありますが、良い時を過ごさせていただきました。
帰路、八丁の湯を見上げて。次回、6月頃に鬼怒沼山に行く際は、ここに入ろうか。手白澤温泉まで足を延ばすか。そんな考え事をしながら女夫渕へと帰りました。
2020年02月29日 14:32撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
2/29 14:32
帰路、八丁の湯を見上げて。次回、6月頃に鬼怒沼山に行く際は、ここに入ろうか。手白澤温泉まで足を延ばすか。そんな考え事をしながら女夫渕へと帰りました。
下山後。川治温泉の「和風らぁめん いかり」でロースらーめん。
好天のもと、雪が豊富なうちに行きたい場所に行けて大勝利でした!
2020年02月29日 17:44撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
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2/29 17:44
下山後。川治温泉の「和風らぁめん いかり」でロースらーめん。
好天のもと、雪が豊富なうちに行きたい場所に行けて大勝利でした!

感想

2月11日に奥鬼怒温泉郷に行ったヤマレコはこちら↓

https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2216349.html

この時はまだ「次にこっちに来るのはワタスゲシーズン」とか言っています。

しかし、積雪期の鬼怒沼も楽しいとの情報が。
気持ちが揺らぎ、けっきょく2月のうちに来てしまいました。

雪の少ないこの暖冬ならば、と目論みましたが、なかなか侮り難いハードな行程でした。
それでも雪が豊富なうちに訪れることができて、大成功と言える山行でした。

加仁湯温泉も、趣のある秘湯でした。

次こそは、ほんとうにワタスゲの咲く頃に、再々訪します。

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