八石山と米山 雪の柏崎漫遊

2020年02月29日(土) [日帰り]

• GPS: 07:40
• 距離: 15.4km
• 登り: 1,736m
• 下り: 1,722m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:54
• 休憩: 1:02
• 合計: 8:56

8:15 八石山スタート地点
9:06 9:08 久之木峠
9:23 9:25 中八石山（小国八石、男八石）
9:42 9:42 上八石山
9:47 9:47 八石城址分岐
9:48 9:48 上八石山
10:03 10:04 中八石山（小国八石、男八石）
10:11 10:11 久之木峠
10:26 10:36 南条八石山
10:45 10:45 久之木峠
11:23 11:23 八石山ゴール地点
12:39 12:40 大平駐車場
12:51 12:51 大平登山口
13:22 13:28 二の字
13:35 13:36 711m峰
14:09 14:09 米山林道分岐点
14:25 15:01 米山
15:24 15:24 810m引返し地点
15:54 15:55 米山
16:04 16:05 米山林道分岐点
16:28 16:29 711m峰
16:32 16:32 二の字
16:54 16:54 大平登山口
17:11 大平駐車場

天候

曇りのち晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

当初の予定：刈羽三山一日巡り（刈羽黒姫山〜八石山〜米山）
結果：八石山三座巡りからの米山（道迷いおまけつき）　

コース状況／危険箇所等

刈羽黒姫山：磯之辺集落の先は道路除雪されてません。股下ぐらいまで雪あります。
八石山：中八石久之木コースは、駐車場手前で土砂崩れあり進入禁止。神社脇に車を停めます。
米山：大平コース。ニノ字から雪山になります。

写真

2/29 7:38

当初刈羽三山を1日で回る計画だった。で、刈羽黒姫山。

2/29 7:39

まさかの大雪。ワカン持って来ずで断念。

2/29 8:17

八石山久之木登山口。八石神社脇に車を停めて登山開始。

2/29 8:18

中八石を目指す。

2/29 8:25

本来ここまで車で入れるが、土砂崩れにより進入禁止。

2/29 8:40

序盤。少しづつ雪が出てくる。

2/29 8:59

御堂平。すっかり雪山。

2/29 9:06

久之木峠。

2/29 9:07

視界が開ける。

2/29 9:17

積雪は20センチぐらい。ほぼこの数日での新雪。

2/29 9:19

中八石到着。

2/29 9:20

頂上標識。

2/29 9:22

越後三山がきれいだ。

2/29 9:22

巻機山のほう。

2/29 9:22

苗場山のほう。

2/29 9:22

妙高火打のほう。

2/29 9:22

行けなかった刈羽黒姫山。

2/29 9:34

上八石山へ向かう。途中に急な場所がある。

2/29 9:43

上八石山。

2/29 9:46

八石城址分岐。ここで折り返した。

2/29 9:46

この藪の向こうに八石城址がある。

2/29 10:03

中八石山に戻る。前方は下八石山。

2/29 10:11

再び久之木峠。

2/29 10:12

下八石山へ向かう。

2/29 10:18

アニマルトレースを追いかける。

2/29 10:26

下八石山。こちらには先行者のトレースがあった。

2/29 10:26

避難小屋もある。

2/29 10:29

こちらは立派な小屋。

2/29 10:27

柏崎市街がよく見える。

2/29 10:28

遠くに弥彦山、角田山。

2/29 10:32

原発のほう。

2/29 10:48

ずーっと下って御堂平。

2/29 10:53

トラバースぎみに下る。

2/29 11:13

土砂崩れ箇所。

2/29 11:23

出発地点に戻る。

2/29 12:39

柏崎市内でラーメン食べて、第二部・米山。大平登山口。

2/29 13:02

すっかりいい天気になった。

2/29 13:22

二ノ字。青空の下、米山山頂を捉える。

2/29 13:24

ここらへんから雪が増える。

2/29 13:35

セブンイレブン峰。

2/29 13:36

直江津方面の海岸線がよく見える。

2/29 13:38

細い尾根が続く。

2/29 13:40

2/29 13:55

張り出した枝が進路をふさぐ。

2/29 14:02

勾配がきつくなってくる。

2/29 14:18

最後の登り。

2/29 14:25

米山登頂。

2/29 14:28

小屋。

2/29 14:27

独立峰なだけに景色は最高。柏崎市街から弥彦方面。

2/29 14:27

守門、粟ヶ岳のほう。

2/29 14:27

上越国境。

2/29 14:51

八石山。

2/29 14:27

刈羽黒姫山。

2/29 14:28

尾神岳。

2/29 14:28

直江津方面の海岸線。

2/29 14:46

大平登山口方面。

2/29 14:55

最後、見納め。天気良くて最高。

2/29 14:58

下山で大間違い！決定的証拠写真。右に行くべきところ、何の迷いもなく左に進んでしまう隊長。

2/29 15:01

自分も何の疑いもなく、後ろをついていってしまった。

2/29 15:47

標高差およそ200mの登り返し。

2/29 15:54

本日2回目の山頂。

2/29 15:53

無駄に疲れてしまった・・・

2/29 15:54

今度は間違いなく右に下ろう。

2/29 16:06

スタスタと下る。

2/29 16:27

陽が傾き始めてきた。

2/29 16:28

セブンイレブン。

2/29 16:32

ニノ字で米山見納め。

2/29 16:39

ドロドロの登山道。

2/29 17:00

薄気持ち悪いカカシ。たぶん。

2/29 17:06

大平集落。

2/29 17:20

駐車場に戻る。

2/29 17:20

駐車場から米山。いろいろあった一日だった。

撮影機器：

OLYMPUS STYLUS TG-860 Tough オリンパス

装備

個人装備

長靴。

備考

刈羽黒姫山を登るためにはワカンが必要

感想

ricefieldspk

　年末に青海黒姫山、先週信州黒姫山に行ったのに続いて、今週刈羽黒姫山に登り、黒姫山三山コンプリート、ついでに刈羽三山一日懸けをやろうと隊長が提案してきた。黒姫山にそんなにこだわりは無かったが、なんとなく気になったので付き合って行ってみることにした。

　先週高速道路から見た米山はそんなに白くなかったし、いずれも低山ばかりなので最初から甘く考えていた。気温も高いし雪はあっても全く問題無い程度だろうとたかをくくり、ワカンやアイゼンなどの雪山用ギアは持って来なかった。

　最初に刈羽黒姫山磯之辺登山口まで来てびっくり。集落をすぎたあたりで道路除雪は終わり雪溜まりになっている。その先、除雪の痕跡は全くなく、もちろん人が入った跡も無い。それでもツボ足で行ってみようと挑んでみたが、股下ぐらいまで踏み抜く積雪に戦意喪失、まさかの撤退。黒姫三山コンプリートは早々と霧散した。

　次は八石山。頂上まで往復2時間もあれば余裕、その程度の下調べしかしていない。標高の割に意外と雪があったが、久之木登山口から中八石山までほぼ想定通りで到着。ここで予定変更。刈羽三山行けなくなったから、せっかくなので八石三山（勝手に名付けた）制覇しようということになり、中八石山から上八石山、最後に下八石山まで八石三山巡りをした。新潟百名山にも選ばれておらず、新潟市民にはあまり知られていないが、結構いい山だ。景色も良く新雪もあって予想外に楽しんだ。フキノトウ採りに興じていた隊長は、なおさら楽しんだことだろう。

　柏崎市街地の食堂で昼飯をとり、最後の目的地米山大平登山口へ向かう。

　午後から登山は久しぶりだ。16時30分には下りてくる予定だった。出だしから隊長を置き去りにして登っていったが、気になったので二の字で待った。5，6分遅れているようだ。ここから雪が増えたが先行者の踏み跡があり、勝手にマイペースで一気に山頂まで登り切った。午後からすっかり青空となり、誰もおらず貸し切りの山頂から独立峰ならではの360度のパノラマを満喫した。

　しばしの休憩の後下山。最後にハイライトが待っていた。隊長の後に付け絶景に見とれるまま何も考えずしばらく下った。上りのときには埋まらなかったが、ズボズボ埋まる。藪も濃い。ここらへんの注意力が散漫だった。おかしいと気付かなければならないが気付かない。そしてなお下った先に、小屋が見えた。上りの時に途中にそんな小屋は無かった。ここでようやくおかしいと気付いた。あわててGPSを確認する。なんと、別尾根、下牧コースを下っていたのだ！見えていた小屋は駒の小屋。標高差200mほど下ってしまった。「戻ろう」と隊長。ダメージは大きいがまだ日は高い。気を取り直して再び山頂へ向かう。往復1時間のロスだった。この時点で16時。日没は17時37分。なんとか明るいうちには下りれそうだ。

　あとは一気に下った。日没前に駐車場に着いた。とんだハプニングで、目いっぱい雪山を満喫してしまった。なんだかんだで珍道中、無事故で何よりでした。