南山 - ココって奥久慈？大子町大沢川の左岸尾根は楽あり苦ありで意外と面白い。

2020年03月01日(日) [日帰り]

• GPS: 08:43
• 距離: 19.0km
• 登り: 1,075m
• 下り: 1,076m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:51
• 休憩: 2:06
• 合計: 8:57

7:25 スタート地点
7:53 7:53 入山
8:30 8:40 P175
9:04 9:04 P255
9:33 9:48 井戸沢山
10:11 10:11 P415
10:30 10:30 P401
11:00 11:25 太郎山
11:37 11:37 道坂峠
11:56 11:56 P411
11:42 11:44 林道横断
13:53 13:59 南山
14:04 15:12 ランチ休憩
15:25 15:25 P416
16:08 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車 自転車

下山予定地そばの道路脇スペースに駐車し、自転車で取り付き地点まで移動してスタートした。下山後に自転車を回収。

コース状況／危険箇所等

ほぼ登山道ではありません（たぶん）。GPS推奨。
わかりにくかったり見失うこともありましたが、総じて踏み跡あります。
道迷い以外で特段の危険はありません。
低木が煩い区間が少なくないです。長袖必須。季節によっては先が見通せない場所があります。
P175へ取り付く場合は、南東からが良いでしょう。登山口があるようです。
井戸沢山手前が判り辛い。赤テープは尾根筋を外し右にトラバース後、急斜面を登るルートを案内しているが、多少のヤブを気にしなければ尾根筋を行っても問題はないだろう。自身でRFすれば良い。
太郎山山頂には航空無線施設があり、山名板は施設を囲む北の金網にヒッソリと括り付けられている。
道坂峠から南山手前までの植林帯は明瞭な踏み跡（作業道）があり歩きやすく、ピークの巻き道もある。ただし、分岐もあるので方向確認は必要。
南山手前で酷いヤブに出会うが、たぶん尾根筋を外す迂回路があるのだと思う。
地図には南山山頂を通る破線があるが、歩けるかどうかは未確認。

写真

3/1 7:25

今日も山日和になりそうだ。
まずは、取り付きまでの約6kmを自転車で下る。

3/1 7:48

男体山は今日は特に盛況だろうなぁ。

3/1 7:51

自転車を置き、左の道を入る。

3/1 7:54

道は民家に向かう。
地図の破線はこの沢のようだ。

3/1 7:55

末端のココから取り付こうと思ったが、ワナがあるようなので断念。
奥に進む。

3/1 7:57

破線でしょうか。
道が生きていれば、これを辿っても井戸沢山に行けるようだ。

3/1 8:14

次の支尾根に取り付いたが、ドロドロの急斜面でヤブもひどかった。

3/1 8:30

P175。

3/1 8:41

あれが井戸沢山かなぁ。
先は長い。

3/1 8:47

展望が開ける場所があった。

3/1 8:48

東方向の眺め。

3/1 8:50

展望地を振り返って。

3/1 9:04

P255。

3/1 9:15

ルートはヤブを避けるため尾根筋を外すようだ。

3/1 9:20

ヤブが薄くなるまで北側に平行移動。

3/1 9:23

その後、急斜面を登る。

3/1 9:26

尾根上にも分岐点を示す赤テープあり。
右から登ってきた。正面が井戸沢山。

3/1 9:33

井戸沢山。
奥の方が標高高い気がするけど、ココでいいのかなぁ。

3/1 10:07

背中に当たる陽光が暑い。

3/1 10:11

P415。

3/1 10:30

P401。

3/1 10:41

倒木は無数にある。
ヤブよりは全然いいけど、できれば跨ぎたい。

3/1 10:47

峠のようだ。
左右に道型あり。

3/1 10:52

踏み跡あり。

3/1 10:58

おぉ、太郎山ついに来たか！

3/1 10:59

有刺鉄線の金網が斜めで危ないよ。
山名板はどこだ。

3/1 11:04

はい、太郎山。
ウロウロしてやっと見つけた山名板。

3/1 11:23

西の方に白い山並みが見えた。
高原山から日光方面だろうか。

3/1 11:32

ココから道坂峠まで少しの車道歩き。

3/1 11:36

分岐の案内なんだけど、左右どっちにも太郎山が書いてある。どういうこと？

3/1 11:37

車道歩きはココまで。直進する。

3/1 11:51

P411の巻き道が右にあるが、標高点に誘われ急登を行ってみる。

3/1 11:56

P411。
特になし。

3/1 12:06

伐採地に出た。

3/1 12:11

歩いてきた太郎山が見えた。

3/1 12:13

3/1 12:22

この辺の植林帯は踏み跡明瞭だった。

3/1 12:32

ピークのほとんどに巻き道あり。

3/1 12:38

低木の煩さは相変わらず。

3/1 12:42

林道横断。

3/1 12:45

3/1 12:58

ココの降り口は少し判り辛い。

3/1 13:00

時々スッキリ。

3/1 13:11

那須の山が見えた。
そろそろランチにしたいが、風の通り道だ。

3/1 13:18

ここも峠。

3/1 13:29

道型はあるが、だいぶ自然に帰っている。
ザックが邪魔。

3/1 13:36

道型はもうわからない。

3/1 13:41

ふ〜、やっと脱出。400mくらいだった。
この先で右から合流する踏み跡があったので、迂回路があるのかもしれない。

3/1 13:46

南山への急登。
かなりの傾斜なので、左から回り込むような感じで。

3/1 13:54

山頂の一段低い場所にあった祠。
お招きありがとうございます。

3/1 13:56

南山山頂。
取り付きからココまで、10kmを5時間半かかった。

3/1 14:03

山頂下の風が穏やかなココで遅いランチにした。
カップヌードル味噌味のBIGサイズを出してくれい。

3/1 15:13

さて下山しますか。
スムーズに降りられるかな。

3/1 15:25

P416。

3/1 15:46

植林帯を除けば、ほぼ全区間で低木がうるさい。

3/1 15:53

こんな場所に茶畑？

3/1 15:57

忘れ去られた祠発見。
ココに至る道は見当たらなかった。

3/1 15:59

あと少しだっていうのにどうしても出るのね、ヤブ。

3/1 16:01

ほっ、さっきの畑に続く道かな。
が、民家の庭を声掛けして通過することに。

3/1 16:03

無事に戻って来ました〜。
私的にはRFで悩むこともあり、なかなか面白かった、かな？

撮影機器：

COOLPIX W300 ニコン

感想

kinoe

今回は、大子町の大沢川の左岸尾根を歩きました。
少ないながらも井戸沢山から太郎山のレコはあるのですが、太郎山から南山に抜けるレコはありません。歩けない何かがあるのかなぁ。でも、何もなかったらつまらないなぁ。毎度の勝手な妄想です。

歩いてみると、葉が付いていない時期ということもあって、自然林の尾根は総じて明るいし植林帯も多くが手入れされていて、歩きやすかったですね。
ただし、部分的なヤブや鬱陶しい低木はそこそこあります。登山道じゃないのでそのくらいは覚悟しないと。
それと、井戸沢山と南山の標高差は150mもないのに、間違いなくそれ以上に疲れました。アップダウンが多いので、何度となく精神的ダメージも受けます。全体の累積標高は1000m近いみたいです。けっこう巻いたんですけどね。

ところで、この山域は奥久慈なんでしょうか？
地質としては違うようで、八溝山塊に近い気がしました。
下山してきた斜面には茶畑（奥久慈茶？）があったし、地域的には奥久慈なのでしょう。
まぁどっちでもいいんですけど、やっぱり低山は彷徨う感じが歩いていて楽しいですね。

コメント

ハイク

楽しい彷徨い歩き、お疲れ様でした。
キノエさん好みのバリルートで累積標高差1000mは、かなりハードですね〜。しっかり休憩も取られているようですが、トータル9時間近くは、結構お疲れだったのでは。
写真NO.5はワナの掲示はあったのですか？前に靴が挟まれましたよね〜。 ちゃんと学習されていたようで、何よりです。
植林より自然林の方が好きですが、確かに植林は人の手が入っている分、整備されていて、歩きやすいのですね。今まで余り意識していませんでしたが、そうですね。
駅から歩ける場所なので、私でも行けそうな場所ですが・・・私には精神的に持ちそうもないコースです。

kinoe

Re: 楽しい彷徨い歩き、お疲れ様でした。
hikeさん、

近くで「イノシシの罠あります」の看板を見ていたこともあり、写真の木にぶら下がっている札がその掲示だと思いました。そばに行って確認したかったのですが、ソコに行くのも不安だったので止めましたが。
私の山行は休憩が多いです。もちろん疲労回復の意味もありますが、私なりの山の楽しみ方の一つです。チョット疲れたらハイ休憩 。ボーっとしながら一服。早く歩こうなんて気持ちはサラサラありません 。なので、車でないとダメなんですよね。
奥久慈は、台地が削られたような地形で広い裾野を持つような突出した山がありません（八溝山は別格）。どこを歩いても標高があまり変わらない反面凸凹が多く、短いですが上り下りが意外に激しいです 。ガッツリ登りたい人向きではないでしょうが、私のような山歩き派には魅力的な山域だと思います。
hikeさんにも味わって欲しいですが、都内からでは遠いですよねぇ。