須磨浦公園〜須磨浦三山〜栂尾山〜須磨アルプス〜妙法寺
- GPS
- --:--
- 距離
- 7.7km
- 登り
- 609m
- 下り
- 539m
コースタイム
- 山行
- 2:20
- 休憩
- 1:33
- 合計
- 3:53
天候 | 晴れ時々曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2020年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
(帰り)神戸市営地下鉄「妙法寺」駅から新長田駅で乗り換えて「駒ヶ林」駅へ |
コース状況/ 危険箇所等 |
六甲全山縦走ルートでメジャーなハイキング道であり特に危険な箇所はなし。 「須磨アルプス」及び「馬の背」の路面はかなり安定していて危険も少ないと思うが、通過時は強風によるあおられと、滑りやすいザレ砂に注意。 |
写真
装備
個人装備 |
通常のトレッキング靴のみ
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感想
今回はの「須磨浦山上遊園」の噴水広場の奥にある梅林を鑑賞することと、天然温泉「あぐろの湯」での癒し、を楽しみにコースを組んだ。さらに同行者のうちの一人がまだ訪問したことのない「須磨浦三山(鉢伏山・旗振山・鉄拐山)」と「須磨アルプス」を山行としてのメインイベントに据えた格好だ。
須磨周辺はコース的にはあまりバリエーションは採れないので、必然的に須磨浦三山からは「高倉山跡〜栂尾山〜横尾山」を経て須磨アルプスへと向かう形になる。また須磨アルプス通過後はそのまま「東山」へ登ることになる。ここまではほぼ一本道。(細かいことを言えば「一の谷」や「文太郎道」などいくつか支線はあるが、慣れない同行者同伴ではあまり適したルートとは言えないので)
晴れた日曜日ではあったが人出は少なめ。コロナの影響か。須磨浦山上遊園も梅の咲く季節の日曜日としてはちょっと寂しすぎる感じ。須磨浦公園駅でロープウェイのチケットを買ったら、その場で係員のおじさんが「甘酒引き換え券」を一人一枚くれた。山上遊園の噴水広場で甘酒の缶(常温と温めたものと好みのほうを選べる)を無料サービスでくれたので、有難く頂いて喉を潤した。春先の甘酒は美味しいね。
その後は「旗振山」山頂へ戻り、「鉄拐山」から高倉山跡の「おらが茶屋」を経由して高倉台団地へ。団地内のスーパーKOHYOでお昼ご飯を現地調達。便利だ。
「栂尾山」山頂へ向かう約350段ある長い階段は、私はさすがに全く苦もなかったのだが、慣れていない同行者には少々堪えたようで息が乱れていた。
「栂尾山」山頂ではさすがに人が大変多くてごった返していたが、時間的にここで昼休憩を取りたくなるんだろう。でもここで気になる点が。木組みの展望台の上にレジャーシートを広げて占拠して昼食を取っていた初老の夫婦。あまりにマナーが悪すぎだ。他人への思いやりの欠片もない自己中心的な行為には腹が立った。ただでさえ混雑している山頂で、こういうことを平気で出来る神経が信じられない。次々と登山者が展望台に上がって来ても微動だにしないし。こういうマナーの悪い高齢者が最近はあまりに多すぎると思う。自分さえ良ければいいというわがままな高齢者がこういった山でさえも目立つのが寂しい限りだ。マナーが出来ていないくせに自分は山歩きに慣れていると言わんばかりの尊大な態度も困りもの。自分もいずれさらに年齢を重ねていくのだが、こういう年の取り方は絶対にしないように注意したいと思う。
「横尾山」山頂でもこの日はちょっと運が悪かった。あの狭い狭い山頂(三角点もある)のわずかな空間に10人ほどの若いグループが陣取って昼食を取っていた。こちらもマナーとして相当酷い。1人2人ならまだいいけれど、10人ほどもいるのにこの場所を占拠してしまうとは。単に通過するだけも苦労する有様だ。このグループはたぶん山歩きそのものにまだ慣れていない初心者を引き連れた団体なんだろうと思うが、それでもちょっとねえ・・・ここ狭いから。でもこちらのほうはリーダーらしき男性がこちらが困っているのに気付いて、荷物をどかせてくれたり写真を撮ってくれたりと、気を遣ってくれた。高齢者よりも若い人のほうが最低限のマナーというか気遣いが出来るんだなということを実体験した。
とはいえ気持ちの良い体験も。須磨アルプスへ下る岩稜地帯では単独行の高齢のおじさんが、下りに慎重な同行者へ「ゆっくりでいいからどうぞ」など優しい言葉を掛けてくれて、さらに後ろから心配そうに見守ってくれていた。人として心に余裕のあるこういう方もいるんだよね。それだけでお互いに気分が良くなるんだから、やっぱりそうじゃなきゃなあと思った。こういう人を見習おう。
天然温泉「あぐろの湯」は日曜日としては空いていたらしい。今から思えば確かに言われてみればそんな気もする。湿気があるし湯や水でしょっちゅう身体を流すから、どちらかというと安全じゃないかなと勝手に思うんだけど。違うかな。
同行者と気持ちよく長時間にわたって寛いで、さあ上がろうと脱衣所へ出ると、またも高齢者2名の信じられない行動を目にした。ロッカーには大小サイズがあるが、よりによって数の少ない大きいロッカーの2つ使いという暴挙。1つには小さめのリュック型カバンだけを入れて鍵かけて、もう1つに着替えだけを入れるという行為。山歩き帰りの人が訪れることもあるここの湯。その際には大きいロッカーは是非とも使いたいところのなだが、こういう形で2つ使いしてしまうのはあまりに自己中心的で無神経じゃないかな。小さいロッカーは数は非常に多いので、こちらを2つ使うならまだ許せないことはないけれど、まあそれでも良くはないよね。昔はフロントで一人1つロッカーキーを渡されるシステムだったのでこういう暴挙は出来なかったが、最近それが変わって自由に好きな場所を選べるようになったために、2つ以上使うことが可能になってしまった。だからといってやるか?!という話だ。また高齢者か・・・と思ってしまった。こういう人には仮にやんわり注意しても絶対と言っていいくらい聞かないし、酷い時は逆ギレしがち。どういう環境や人に囲まれて過ごしてきたらこうなるんだろう・・・。
帰りはとりあえず三宮まで出たが、日曜日の繁華街なのに人出が少ない。飲食店も喫茶もどこも空いていた。歩きやすいセンター街や地下街。恐るべしの状況だけど、複雑な気持ち。
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