権現山〜蓬莱山 〜泥んこ祭りの南比良〜 [滋賀県 大津市]
- GPS
- 05:59
- 距離
- 12.2km
- 登り
- 1,123m
- 下り
- 1,124m
コースタイム
- 山行
- 5:06
- 休憩
- 0:43
- 合計
- 5:49
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険は皆無だが、雪解けのドロドロで滑る |
その他周辺情報 | 特になし |
写真
感想
3月初めの登山、例年にはないくらいの大暖冬の冬が終わり、残雪の時期になった。
だが滋賀県内での残雪は期待できない。
武奈ヶ岳とか考えたけど、踏み抜き地獄とかは嫌なので、南比良の縦走をすることにした。
権現山からの登山になるが、登山口がいまいち分からなかったこともあり、今まで敬遠していた。
駐車スペースはそれほど広くはなく、登山者が多かったら止められないだろう。
準備をして出発する。
林道を少しだけ歩いた先に水場があった。
ちょうどラーメンの水が足りなかったので、これは助かる。
林道終点まで行ったら登山道に入る。
登山道は割りかし広く、数人で歩いても支障はきたさない。
歩きやすい筈なのだが、やたら土が滑りやすく足を置いて踏ん張ればネチョっていう感じで滑る。
雪が溶けきった直後の現象なので、先が思いやられる。
そんな状態が無くなることはなく、山頂直下はそれなりの急坂なので、気をつけながらで疲れた。
権現山山頂に着いた。
疲れた原因は泥濘みもあったが、タイムトライアルしてたのもある。
ギリギリ1時間切れた感じだった。
景色は堅田市街地を中心とした南湖周辺が素晴らしく、鈴鹿山地は三子山までもハッキリ見えるほどだ。
比叡山、京都市街地や北山などいつまでも居座りたいくらいだ。
ここでヤマレコユーザーのhamahakoさんに出逢い、蓬莱山までの道中は同じらしいし話も合い気が合いそうなので同行する事になった。
権現山からは時期的に早すぎる雪解けが進行中で登山道はドロドロだ。
これが鈴鹿ならまだ分かるのだが、南部とはいえ立派な比良山地で3月1日でこの状態なのだから、いかに記録的暖冬だったということだ。
ただ稜線は開けて展望が良く、気持ちのよいスカイラインをドロドロの道でデートしながらホッケ山に到着。
言うまでもなく展望が良すぎる。
マイタウンの彦根も望むようになり、琵琶湖も全体が見れるようになる。
ホッケ山から蓬莱山は少し距離があり、遠そうに見えるけど、樹林帯が殆どない稜線を歩くと苦にもならない。
もちろん不満が無いわけではなく、終始道がドロドロだと言うことだ。
しばらく歩くと小女郎峠に着く。
この峠、俺が滋賀に来て初めての登山で蓬莱駅から登り詰めた峠なのだ。
もうかれこれ9年前になる。
この時小女郎池には行かなかったというか、存在を知らなかったので、ドロドロだが彼女も居ることだし行って見る。
彼女は真っ白な中の小女郎池を期待してたみたいだが、そんな希望を裏切るくらいのドロドロの土を身にまとった池だった。
花でも咲いてれば大分マシだっただろう。
小女郎峠に戻り、蓬莱山に向かう。
しばらく緩やかな道から山頂直下に取り付く。
大した勾配では無かったので、そんなに疲れずに蓬莱山山頂へ。
記念撮影を終えたら三角点広場に行き、大休止をとる。
ここからだと眺めは山とびわ湖バレイがメイン
で、ゲレンデはそれなりに人がいて賑わってた。
この大暖冬のせいで、滋賀県内のスキー場で営業出来てるのは奥伊吹スキー場とここだけだから客が多くて当然か。
一方山の景色は武奈ヶ岳を初め、白山や能郷白山まで見えるくらいのスケールだ。
そんな景色の中の気持ちのよい空間を二人で満喫出来た。
大休止を終えて彼女は打見山に行くのでここで別れた。
そして来た道をドロドロの中戻っていき、権現山まで1時間ちょいで着いた。
次に向かうのは霊仙山というピークだ。
権現山から見る限り、鈴鹿の霊仙山とは似ても似つかないくらい地味な山だが、ピークハントなので向かう。
ズコノバンというポイントから逸れていくものだが、目印が無いので見つけられない人もいるだろう。
ただ、道はしっかり踏まれているので快適な方だろう。
直下を登りきって霊仙山へ。
霊仙山はやはり地味だが意外にも展望があり、北湖と今まで歩いてきた稜線を望めた。
先に進むと植林の中の急降下になる。
この急降下中、足を滑らせて足首を少し痛めた。
大事には至らなかったが、こういった泥濘みはうんざりする。
なんとか無事に林道に着いて車に戻った。
スパッツも靴も泥まみれなので、登山開始に水を汲んだ場所にクロックスで行き、丹念に洗えた。
比良山地、今まで殆ど行けてなかったが、今後はここを初めとした湖西の登山が県内登山のメインになるだろう。
一緒に付き添ってくれたhamahakoさん、ありがとう。
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