鹿俣山
- GPS
- 04:27
- 距離
- 7.3km
- 登り
- 394m
- 下り
- 397m
コースタイム
天候 | 吹雪時々曇り 気温低く寒い |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
新雪があり、夏道の登山口付近から山頂までラッセルをした。スキーを履いて膝程度まで容易に潜る。スキーがなければ腰ラッセルになるとことも。雪質は標高の高い所はパウダーで快適だったが。風の通るところで雪が着かないところはガリガリの氷のような雪。 |
写真
感想
降雪予報だったが、今週は今日しか出掛けられないため、玉原スキー場から鹿俣山を往復してきた。ここを登るのは今回を含め4回目。最初の1回だけスノーシューで残りは山スキー。
6:30頃にスキー場に到着するも、駐車場が除雪中で入れない。道中も沼田ICを降りた時点で積雪があり、下道を走り標高を上げるほど積雪が増えた。途中吹雪のようになり視界が効かないことも多々。3月になって今シーズン初めて冬らしい気象に遭遇した。そのため、駐車場に入れないのも致し方ないと考える。車内で準備を進め、6:45頃に駐車場に入る。雪が舞っていて本当に行く?と言いたくなるような天候だったが、ブーツを履いて7:05に出発。4回目なので入口も迷わず。道中を見ていて今日は新雪間違いなしと思っていたがやはりそのとおりで、スキーでもすね程度のラッセルが続く。今日は単独ではないので2に人で交代しながら先に進む。雪が舞う意以外に風が強く、樹林帯に入れば収まるだろうと安易に考えていたが、森の中でも風は強かった。緩い斜面を登りつつ、風に吹かれる。ぶなの林がきれいだ。玉原にわざわざ出向くのは、これを見たいがためだった。風は冷たいが、とは言っても標高は1500メートルに満たないし、季節も既に3月なので、厳冬期の厳しさはない。それでも風は強いし、視界は悪いのでペースが上がらない。スキー場は左手側に見えているが、ラッセルもあって時間がかかる。急ぎようがないのでマイペースで進む。休憩もそこそこに登る。標高が上がると新雪だけでなく、ガリガリの場所も出てくる。風が通るところで雪が着きにくいのだろう。シール歩行なので滑落しないよう注意して登る。ゲレンデの最上部付近まで上がると残りはもう少し。雪庇の張り出した尾根を気を付けて歩き、最後急勾配でどうにもならないところは板を外して根性で登る。自分はつぼ足だったが、同行のZさんがスノーシューである程度踏み固めてくれたのがとても助かった。感謝。これがなかったら多分登れなかった。出発から3時間近くかけて9:55にようやく今日最初で最後のピークの鹿俣山に到着。景色は真っ白で何も見えない。天気が良ければ武尊山などよく見えるが、今日は乳白色のガスしか見えない。風も強いし寒いので、写真のみで早々に撤収。初訪問のZさんには申し訳ないが、この天気では粘っても好天になる要素がない。山頂からしばらくは微妙なアップダウンがあってスキーで滑りようがないため、シールのまま少し下って、スキーモードに切り替える。10:28に滑走開始。山頂直下付近は少し樹間が開いていて、しかも雪質はパウダーで、ここの数ターンは快適そのものだった。視界が効かない中登ってきた甲斐があった。しかしそれ以下樹木が密だったり、スキーを回せるような広い斜面がなかったりして、不完全燃焼のまま下る。悪天候の中スノーシューのZさんを置いてきぼりにはできないので適宜止まって待つ。天気が荒れ模様でなければ先に行っても良いのだが、今日の天候ではお互いが見通せる距離にないと不安だった。一箇所登り返しで板を背負ったが、それ以外は板を外すことなく進む。帰りもぶなの林を降りる予定だったが、同行のZさんの疲労が濃いため、ゲレンデ脇を降りることに。ここならラッセルもない。ちなみに朝着けたトレースは、各所で既に軒並み消えていた。ある程度ゲレンデを降りると後は単独でも問題なさそうだったので、スキーの自分は先に行かせもらう。緩斜面のゲレンデだったが、今日は雪質が良くて、滑っていても快適だった。11:25に駐車場到着。吹雪と新雪のため、往復8km程度とお手軽の山の筈なのに、4時間以上もかかってしまった。お手軽な山だが、この時期に条件が悪いとやはり相応に時間がかかる。
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