常念岳
長野県
okulu
その他1人 - GPS
- 10:12
- 距離
- 11.1km
- 登り
- 1,244m
- 下り
- 1,696m
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| 天候 | 曇時々晴 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2012年09月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
道路脇に停めらる場所も複数あり |
| コース状況／ 危険箇所等 |
・登山口で登山カードを記入するよう呼びかけがされている。 ・登山口スペースにトイレ有、未殺菌の沢の水あり。 ・登山道はよく整備されているが、数カ所だけ間違いそうな場所あり。 ・沢を登る場所もあるので滑りやすいところもある。 ・常念乗越から山頂までは急斜面ガレ場のみの登山道で、転んだら大けがする可能性大。 ・登山後、松本シティホテルにて一泊。安価の割にはきれいで整っている。 ・松本旧繁華街いかるがの里にて鉄板お好み焼きを食す。美味 |
写真
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写真右に隠れていますが、ここで登山カードに記入をしてからクライムオン
あと500mで常念乗越へ到達らしいが・・・ここからもとてもハードな道のり
石ばかりで登りやすいやら登りにくいやら・・・とにかく急斜面すぎる
山小屋があんなに小さい！！どんだけ急斜面なんだか常念岳！！
感想
常念岳の麓にいつも民泊旅行をしていた私は、この山に多少ならぬ思い入れがあった。いつか登ってやろう・・・そんな風に思っていた。
そんな常念岳に日帰りアタック！！登山初心者なのに・・・
登山口まであと1kmくらいになると、登山客用の駐車場が現れる。
颯爽とあいている場所に車を停め、準備をして登山口へと徒歩で向かう。
登山口までは約20分、舗装された道路を進む。
一の沢登山口には登山カードへの記入を求める声があり、
・登山者の名前
・メンバーの名前
・それぞれの住所/連絡先
・目的地
・予定時間
などを書き込む。
トイレがあり、用を済ませて出発。
最初は緩やかな勾配で登る。どんどん水の音が近づいてくる。
やがて沢に出る。
沢に出たあたりからどんどん勾配がきつくなり、穏やかな登山道でペースを上げすぎていた私たちはあっという間にバテてしまった。
朝6時アタックスタートで、夕方5時に帰る予定…それより遅れてしまうと登山道が暗くなってしまう。その為にペースを上げていたのだ。
もしかして暗くなってしまった時の為、ヘッドライトは持っていくべき。
水が流れている登山道、沢の中を進む登山道、木製階段のある登山道・・・
正直、常念乗越までの1200mだけでも立派な山行だと思った。
常念乗越に到着目前！そこから常念岳山頂を望んで愕然とした・・・
ぴっピラミッドか？
登りの稜線がまっすぐ45°くらいの勾配で空へ向かっている。
常念乗越しに到着後、正直これを登るのか迷った。
ここまで来たらというつもりで登る選択をし、30分の休憩後スタート
残りの400mを必死で登る。
スタートから20分、後を振り向くと山小屋が眼下に小さくなっている。
改めて急勾配なんだと気づかされる。
山頂までの登山道はガレ場で急勾配、転んだら下まで転がって怪我をしそうだ。
登り始めて1時間ほど、下から見ていた山頂までついたが！！・・・それからまた30分の道のりが出現した(泣)
甘かった(泣)
休憩を取りながらゆっくり進む。
出発から6時間後、登頂！
山頂に到着後は周りの景色を眺めつつ、槍の出現を待つ。
とうとう槍を望むことはできずに下山。
同じ道を戻る。
順調に下り、最終水場看板まで到着したころ、二人とも足の不調に気が付く。
登山道は頻繁に岩だらけの道になり、ところどころ水も流れたり湿っていたり…
衝撃や滑るのを警戒して突っ張ったりで膝や腰に負担がかかりガクガクになっていたのだ。
結果、休憩を多数とりながらの下山。思ったより時間がかかってしまった。
それでも時間は待ってくれない、15時を過ぎ16時…17時に近づくにつれ、森の中は暗くなっていく。
念のため持ってきたヘッドライトをチェックしつつ、帰路を急ぐ。
17:10一の沢登山口に到着。
時間通りではあったが、余裕があったかと聞かれると自信がない。
ギリギリだったと思う。
反省して、次からは余裕のある登山に心がけるつもりだ。
かくして念願の常念岳登頂には成功したが、余裕がなかったという失敗点もあり、
納得できない。次の常念岳では合格点を自分にあげられるようにしたい。
とはいっても、きれいな森の中を進み、ピラミッドのような斜面を周りの壮大な景色を眺めつつ進む登山道は楽しく、感動の波が押し寄せて来るようだった。
日帰りは少し無理があるという判断をした結果、松本市内のビジネスホテルに一泊することにした。
松本シティホテル http://breezbay-group.com/matsumoto-city/
夕飯は駅付近の老舗お好み焼き屋 いかるがの里でおいしく頂いた。
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