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記録ID: 225067
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ハイキング
富士・御坂

三ツ峠山 - ツアーバスが来るほど人気の山だったとは・・・

2012年09月16日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
05:38
距離
12.6km
登り
938m
下り
925m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:28
休憩
2:02
合計
5:30
7:25
7:44
25
8:08
8:08
8
8:17
8:19
2
8:21
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4
8:37
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14
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15
9:09
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68
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10:45
16
11:01
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1
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12:16
1
12:17
12:17
35
12:52
12:55
0
12:55
ゴール地点
07:40 駐車場
08:25 大幡八丁峠
08:54 大幡山
09:14 茶臼山
10:35 御巣鷹山
11:00 開運山(三ツ峠山)
11:25 木無山(辺りで大休憩)
12:55 駐車場
天候 晴れのち曇り
過去天気図(気象庁) 2012年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
三ツ峠登山口駐車場。20台くらい。無料。
男女別のトイレあり。
登山ポストは気付きませんでした。
コース状況/
危険箇所等
全体を通して案内表示が少ないうえ、あってもわかり辛いので、コース上の危険よりも、道間違い等の注意が必要だと感じました。

<駐車場から大幡八丁峠>
廃道寸前(?)の砂利林道を緩やかに登ります。
危険箇所はありません。
林道が、突き当りのように終点となり、「左が清八峠、右が三ツ峠」の標示板が地面に置かれていますが、ここがどこかを示す案内等はありません。
たぶん、大幡八丁峠だと思います。

<大幡八丁峠から御巣鷹山直下>
本コース唯一の山歩き気分に浸れる道。
危険箇所はありませんが、やはり案内がないため分岐で悩まされます。
悩まされますが、ほとんどがすぐ行き止まりになるか、結局合流するので、気の向いた方に進めば、ほぼ大丈夫です。

<御巣鷹山直下から御巣鷹山頂>
急登です。特に登り始めの数分は岩登りです。慎重に。
途中に珍しく分岐の案内柱がありますが、気付かなくても直進でOK。
電波塔が立つピークに出たら、そこが御巣鷹山頂です。
探しましたが、山頂を示す案内板等は見つけられませんでした。
開運山への案内もありませんが、他の道もありませんのでわかるでしょう。

<御巣鷹山から開運山>
石ゴロゴロの幅2mくらいの道を突き当りまで行き、その後左に登ります。
突き当りには案内板がありますが、右の行き付く先は書いてありません。
登っていくとNTTの施設がありますが、その手前に分岐があるので、それを左に登って行けば開運山山頂です。(相変わらず案内なし)

<開運山から木無山>
滑りやすいザレ場に注意し、開運山から見下ろした草木のない広場を目指します。
ちなみに、木無山の位置には諸説あるようです。

<木無山から駐車場>
駐車場方面を示す案内は見られなかったが、「137号線」の案内に従えば、それが駐車場方面です。
トラクターかブルドーザーしか通れないような、石ころだらけの道を延々とジグザグに下ります。石を踏んで足首を捻らないように。

案内に関しては頼りにできない本ルートですが、登山口から開運山を往復するだけであれば、ほぼ1本道なので問題ないでしょう。
登山口の駐車場。
私はここよりも下にある、道路沿いに線引きされた駐車場に置けました。
2012年09月16日 07:25撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
9/16 7:25
登山口の駐車場。
私はここよりも下にある、道路沿いに線引きされた駐車場に置けました。
まずは林道歩き。
更に進むと、廃道かと思わせるくらい草が伸びていました。
2012年09月16日 07:45撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
9/16 7:45
まずは林道歩き。
更に進むと、廃道かと思わせるくらい草が伸びていました。
林道の終点のようですが、次はどっちへ?
2012年09月16日 08:21撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
9/16 8:21
林道の終点のようですが、次はどっちへ?
と迷っていると、地面にコレが置いてありました。
ということは、ここはたぶん大幡八丁峠かな。
2012年09月16日 08:26撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
9/16 8:26
と迷っていると、地面にコレが置いてありました。
ということは、ここはたぶん大幡八丁峠かな。
ということで右へ歩を進め、やっと期待通りの山道を。
2012年09月16日 08:28撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
9/16 8:28
ということで右へ歩を進め、やっと期待通りの山道を。
途中の鉄塔の下からの眺め。
奥秩父方向だと思うが・・・
2012年09月16日 08:44撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
1
9/16 8:44
途中の鉄塔の下からの眺め。
奥秩父方向だと思うが・・・
木々の間から、御巣鷹山の電波塔が見える。
一気に300mほど登るらしい。
2012年09月16日 09:07撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
9/16 9:07
木々の間から、御巣鷹山の電波塔が見える。
一気に300mほど登るらしい。
こういう何の案内もなく分岐する場所が、いくつかあって不安になる。
ココの場合は、右にプチピークがあるだけで合流。
2012年09月16日 09:23撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
9/16 9:23
こういう何の案内もなく分岐する場所が、いくつかあって不安になる。
ココの場合は、右にプチピークがあるだけで合流。
ずっとこんな道だったら楽しいのに。
2012年09月16日 09:25撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
9/16 9:25
ずっとこんな道だったら楽しいのに。
ココから急登。
少し休み、呼吸を整え、ストックをしまい挑んだが、こういう岩場は数分だけだった。
2012年09月16日 10:00撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
9/16 10:00
ココから急登。
少し休み、呼吸を整え、ストックをしまい挑んだが、こういう岩場は数分だけだった。
とにかく案内がないので断言はできないが、ここが御巣鷹山山頂らしい。左に電波塔と関連施設がある。
右の道を下り開運山へ向かう。
2012年09月16日 10:46撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
9/16 10:46
とにかく案内がないので断言はできないが、ここが御巣鷹山山頂らしい。左に電波塔と関連施設がある。
右の道を下り開運山へ向かう。
作業道路みたいな石ゴロゴロの道路を歩く。
2012年09月16日 10:46撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
9/16 10:46
作業道路みたいな石ゴロゴロの道路を歩く。
途中にあった案内板。
ただ「山頂」ではなく「開運山山頂」にするだけで安心感が全然違うんだけどね。
2012年09月16日 10:48撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
9/16 10:48
途中にあった案内板。
ただ「山頂」ではなく「開運山山頂」にするだけで安心感が全然違うんだけどね。
右からガスが吹き上げてきました。
2012年09月16日 10:50撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
9/16 10:50
右からガスが吹き上げてきました。
突き当りにあった案内板。
ここも、右にも道があるんだけど案内なし。
2012年09月16日 10:52撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
9/16 10:52
突き当りにあった案内板。
ここも、右にも道があるんだけど案内なし。
直進するとNTTの施設だが、左のこの道を登るのが正解。
2012年09月16日 11:01撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
9/16 11:01
直進するとNTTの施設だが、左のこの道を登るのが正解。
開運山からの展望。
正面の一番高いのが黒岳らしい。
2012年09月16日 11:03撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
9/16 11:03
開運山からの展望。
正面の一番高いのが黒岳らしい。
山頂の賑わいの隙をついて撮った1枚。
2012年09月16日 11:08撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
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9/16 11:08
山頂の賑わいの隙をついて撮った1枚。
山頂からの下山路。
とにかく滑りやすい。
2012年09月16日 11:11撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
9/16 11:11
山頂からの下山路。
とにかく滑りやすい。
木無山への途中にトイレあり。
2012年09月16日 11:16撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
9/16 11:16
木無山への途中にトイレあり。
ハゲ山みたいな広場。
私はここが木無山だと思ったのだが・・・不明。
2012年09月16日 11:18撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
9/16 11:18
ハゲ山みたいな広場。
私はここが木無山だと思ったのだが・・・不明。
ハゲ山から開運山を振り返る。
絶壁(右の方)を屏風岩というらしく、ロッククライミングをする人がいるそうだ。
2012年09月16日 11:19撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
9/16 11:19
ハゲ山から開運山を振り返る。
絶壁(右の方)を屏風岩というらしく、ロッククライミングをする人がいるそうだ。
137号線とある方向が駐車場方面。わかりにくい。
2012年09月16日 11:24撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
9/16 11:24
137号線とある方向が駐車場方面。わかりにくい。
下山路途中にあった広場。
人気なし。
2012年09月16日 12:32撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
9/16 12:32
下山路途中にあった広場。
人気なし。
ここは、やっぱキャタピラだよね。
2012年09月16日 12:48撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
9/16 12:48
ここは、やっぱキャタピラだよね。
撮り忘れたのでゴール後に撮影したが、ここがスタートした林道入り口。
2012年09月16日 12:52撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
9/16 12:52
撮り忘れたのでゴール後に撮影したが、ここがスタートした林道入り口。
撮影機器:

感想

実は、前日までは、丹沢の鍋割山/塔ノ岳に登る予定だった。
ところが、連日の晴天でまったく心配していなかった天気が、前日の夜に偶然目にした天気予報に雨だと言われ、慌てて物色した結果、三ツ峠山になったのだ。
他にも候補は挙がったが、如何せん、どこも思わしくない予報だったのだ。
かと言って、三ツ峠山なら大丈夫っていうわけでもなかったんだけど。

登山口に向かう中央道からは、天候の不安をよそに、富士山がくっきり見えていました。三ツ峠山のウリはその展望なので、期待を膨らませたまま駐車場に入った。

が、しかーし。
思い返せば、不満が多いルートだった。

何より、案内表示が無さ過ぎ。
まずスタート時、地図を片手に自分が行くべき道を探すが、どこがどこやらサッパリだ。たいていの登山口にあるコースの概略図など、なーんにも無い。最終的には、近くの人に尋ねて何とか見つけられたが、念のため携帯のGPSに現在地を登録(幸いナビゲーション機能がある。)し、最悪の場合は戻ってこられるようにして出発した。

林道の終点の大幡八丁峠から開運山までのルートでもしかーり。

大幡八丁峠はもちろん、ガイドブックにある大幡山、果ては御巣鷹山でさえ、その場所に明示がない。反面、地図にない茶臼山なる標示があったが、ピークでもない場所にその標示板があり、一瞬首をひねったが、ルートから外れた方向に踏み跡があったので、そっちへ行ってみると、一応のピークになっていて、「ここのこと?」ってな感じ。単なる雑木林の行き止まりで、行く価値無しの場所だった。
いくつか、案内なしの分岐もあったなぁ。ほとんどが、行き止まりか合流するだけなんだけど、目の前に予定外の分岐が現れたら、戸惑うじゃないか。

更に、木無山は一体どこだったのか。
もしかしたら俺は行っていなかったのかもしれない。
ここがどこかをはっきり明示してあったのは、開運山山頂だけだったのではないか。
思うに、案内表記が少ないのは、駐車場から開運山を往復することしか想定していないからかもしれないな。実際、訪れるほとんどの人はそのパターンだから。

そうそう、下山して駐車場に戻ったら、何とバスが停まっていた。駐車場の用意が無いもんだから、車道にデンと駐車し運転手待機状態で。
おいおい、ツアーまで企画されるような山だったのかい?もうびっくりだ。
それを知っていたら、この山は選ばなかっただろうに。
ウリの富士山も雲で見られなかったし。。。
山らしい山道は、大幡八丁峠から御巣鷹山までの一時間ちょっとだけだったし。。。

唯一幸いだったのは、多くの人は少ないポイント(開運山山頂とか)に集中しているので、昼食にした木無山付近は静かだったこと。のんびりできました。

行ってわかったことがある。多くの山名がそうであるように、三ツ峠山も実は、御巣鷹山、開運山、木無山の三山の総称だったってこと。(狭義では開運山を指す場合もあるようだが。)

今回思ったのは、ある程度、登る山の補欠を用意しておいた方が良いということ。
天候とかで、地域や所要時間をすぐ変更できるようなものを。
普段は、「今週末は○○山に登るぞ」と一つに決めているが、補欠がいれば状況に応じてすぐ変更できるし、今回のように事前の情報収集が不足することもなくなるだろう。

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