伏美岳
- GPS
- 09:20
- 距離
- 19.5km
- 登り
- 1,451m
- 下り
- 1,439m
コースタイム
- 山行
- 9:03
- 休憩
- 0:17
- 合計
- 9:20
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
夏道では何度か登っている伏美岳。冬に山スキーでは登ったことがなかった。そこそこ天気も良さそうな予報。伏美岳を登ってみることにした。折角なので妙敷山も経由して周回コースで登ろうと予定はしたのだけど…。
まずは登山口まで長い林道歩き。モナカ雪のラッセルで進む。渓谷橋は崩壊していたため左側の斜面を登ってショートカット。約5.5kmぐらい歩いて沢を大きく渡った先から尾根に取り付く。しばらくは緩やかな斜面。上に行くに従って急になってくる。尾根は疎林で全体的には広くて登りやすかった。
尾根に取り付いた頃から陽が差してくる。徐々に気温も上がりシールに雪団子が張り付いてくる。今日はシールにたっぷりと防水ワックスをかけてきたし問題ないだろうと思っていた。しかし最初は大したことがなかった雪団子が登るにつれ酷さが増してくる。最後は上も下も含めてスキー全体に雪がこびり付くようになった。落としても落としてもそれ以上に張り付いてくるので途中から落とすことは諦めた。
シール全体に張り付いた雪団子とスキーの上に乗った雪でスキーが超重い。あまりの重さでスキーが持ち上がらない。重い雪のラッセル + 超重いスキーで一歩が前に出ないのだ。マジ全然前に進めなかった。あまりのしんどさに途中で何度も心が折れそうになった。それでも息も絶え絶えどうにか伏美岳の山頂に到着した。
山頂からは日高山脈の素晴らしい景色が広がっていた。残念ながら疲れ切ってしまいそれを楽しむ心の余裕はあまりなかった。マジ疲れたのだ。妙敷山も行く予定としていたがまたあの雪団子地獄の苦行が待っているのかと思うとそんな気分にはならず。登って来たルートから戻ることにした。
山頂でシールを外す。滑りもまた苦行だ。雪が重くて全くターンが出来ず。ひたすら斜滑降で下りる。それにちょっと油断すると足を取られて転んでしまう。転ぶと全身に雪が張り付いて雪だるまとなる。超クソ雪でイライラ度マックス。ひたすら我慢の滑りだった。最後の林道の戻りも長いし登り返しが多いしで楽ではなかった。
僕はしんどくてキツイ山行は好きな方だけど今回は完全に打ちのめされた気分。もっと雪の良い時期に再訪しようと思う。
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