記録ID: 2252002
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積雪期ピークハント/縦走
白山
霊峰白山を望む冬季限定の名山「野伏ヶ岳」(日本三百名山)
2020年03月09日(月) [日帰り]


体力度
2
日帰りが可能
- GPS
- 05:14
- 距離
- 12.8km
- 登り
- 1,037m
- 下り
- 1,040m
コースタイム
天候 | 快晴♬ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
・大進橋は、白山中居神社から約100m ・駐車スペースは20台程度 |
コース状況/ 危険箇所等 |
★登山道整備度:-(良5・4・3・2・1悪)階段や木道、鎖等の整備度 ★体力難易度 :4(難5・4・3・2・1易)歩行距離、累積標高差、急登等 ★技術難易度 :3(難5・4・3・2・1易)鎖場、アイゼン等の頻度や時間等 ★登山道の眺望:4(良5・4・3・2・1悪) ★山頂の眺望 :5(良5・4・3・2・1悪) 【すれ違った登山者の数:4人】 ◆ルートの状況 ・野伏ヶ岳は、登山道がないため、一般的に春先の残雪期に登られる山である。 ・標高700mの大進橋から標高1050m付近までは未舗装の林道歩きとなり、標高差350m、水平距離3km区間のスギ林内をひたすら歩く。標高990m付近からショートカット可能。 ・林道終点先の標高1100m付近は、和田ノ小池や池塘があり、以前は和田山牧場だった平坦地が広がり視界が開けるので、野伏ヶ岳の山体や白山等の山々が見渡せる。 ・登りで利用したダイレクト尾根(南東尾根)ルートは、標高1100mから尾根に取付くまで標高差100mほどの斜面を登り、標高1200m付近から山頂まで尾根に沿って登る。一部で急登があるものの滑落するような危険性を伴う箇所はない。標高1500m付近までは灌木等があるが、山頂部は眺望が良い雪稜が続き大展望が見渡せる。 ・下りで利用した北東尾根ルートは、標高1600m付近からダイレクト尾根と分岐する。一般的にはダイレクト尾根を使う人が多いので、北東尾根は踏み跡がない場合も多い。こちらのルートも特段に危険性を感じる箇所はないが、下りで利用する際は、ニセ尾根もあるため道迷いにやや注意。標高1200m付近まで下ると昔の林道跡に出るので、その道型を利用して牧場跡まで戻る。 ◆積雪状況と雪山装備 ・駐車場付近はほぼ無雪だが、標高850m付近から山頂までの全ルートで積雪歩き。ダイレクト尾根ルートは、山頂まで明瞭なトレース有り。 ・今回が初登頂のため、他の年の積雪量は不明だが、今シーズンの小雪の影響で積雪量が少ない印象があり、4月以降は藪が出るかもしれないと感じた。 ・雪山装備は、ストック、本格アイゼン、ワカンを使用(チェーンアイゼン等でも支障ない感じ)。ワカンは、北西尾根を下る際、ノートレースの腐れ雪で踏み抜きが多発したので、その区間のみ使用。 |
写真
感想
一般的な登山道が存在しない日本300名山は幾つかありますが、今回登る野伏ヶ岳もその1座です。
以前から気になっていましたが、登れる時期が限定されてしまううえに、今年は小雪でいつまで登れるのだろうと不安もあり、天候の良さそうな日を選んで登ってみました。
気温上昇で腐れ雪になり歩き難い区間もありましたが、山頂からの眺望は最高レベルで、間近に見える霊峰白山の白銀雪稜は圧巻でした。
360度の大展望を貸切で独占させていただき、春の訪れと残雪期の山を十分に満喫できた山行でした。
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