伏美岳/ニタナイ川北面直登沢


- GPS
- --:--
- 距離
- 6.7km
- 登り
- 1,112m
- 下り
- 1,118m
コースタイム
11:30最終二股‐13:10伏美岳西肩‐13:15伏美岳13:35-15:10登山口
天候 | 晴/曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ポスト有り |
写真
感想
ニョボが言う。
「ヤブコギだのタカマキだのが出てこない普通の山登りがしたい」と。
確かに、夏山縦走登山という保守本流をやっていない。
ならば、北海道の大定番、大雪〜十勝縦走をやろうじゃないか、と。
が、前線が縦に走る気圧配置を前にあえなく断念。
で、近場の気になる沢、ニタナイ川に日帰りで向かう。
一日なら天気は持つだろうし、こんなに暑いンだから・・。
タカマキはきっと無いぞ、ヤブコギはちょっとあるかも・・。
今回も麓に小屋有り、夏道下山のお気楽ルート。
今年はこればっかりだ。
伏見避難小屋から500mで林道終点。
夏道登山口は広い駐車スペースに登山ポストが有り、しっかり踏まれた
ルートが尾根筋に続く。
ニタナイ川へは入山してすぐの水場の沢を下り15分ほどで本流に立つ。
沢は開けて明るいが、流木倒木が山積みでトムラの滝まではヒーコラ歩く。
Co850で右からトムラの滝。
本流にも左に滑滝が始まる。
さて、ここから渓は両岸が立ち、簡単だか傾斜のある滝が休み無く続く。
ロープを必要とすることも無く、すべて直登もしくは水線通しに上がれる。
黒々とした滝と段差が一筆書きのように稜線に突き上がって行く。
天気がいいので背後のトムラウシ山がいい目印で高度計代わりになる。
とんとん上がっていくうちにトムラウシが低くなり、その後ろにメムロが
見え始めると沢はガレに変わる。
記録ではCo1500くらいで水が涸れると記憶していたが、今日は1600より
上でも水流があった。
きちんとコンパスを切ってればどんぴしゃでピークに出れると頑張ったが
直下の踏み跡は西の肩にドンピシャだった。
藪がひどいという記録もあったが、相当踏まれている印象。
フレンドリーな山とあってピークは賑わっている。
先月の楽古山荘で遭った方々に声をかけられる。
雲は多いが同定に困ることはない。
さすが展望台の名に恥じない見事な眺めだ。
反対側の戸蔦別川の支流も見渡せる。
詰めあがって行く先にはカール群が霞んでいる。
キッズの歓声を聞きながら日高主脈を眺める不思議。
下りは途中一本。
数年前に上がった時より整っているように思える。
ナンの問題も無い森のスキップ道のありがたさ。
降りてきてポストを覗いたら、頂上にいたうちの6人が
同姓だった。
まだしばらく気温は高めのよう。
おかげで紅葉が期待できなくなったけど、沢はまだまだいけそうだ。
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