北アルプス入門♪燕岳
- GPS
- 32:00
- 距離
- 9.5km
- 登り
- 1,402m
- 下り
- 1,396m
コースタイム
富士見ベンチ(昼食)11:43⇒13:28合戦小屋(軽食休憩)13:50⇒燕山荘15:55
トータル歩行時間(休憩含む)9時間47分
17日:燕山荘4:30⇒4:57燕岳山頂5:20⇒燕山荘5:53(朝食)
燕山荘7:57⇒合戦小屋8:54⇒富士見ベンチ9:43⇒第2ベンチ11:15⇒
第1ベンチ11:58⇒中房温泉(登山口)12:46
下山トータル歩行時間(休憩含む)4時間49分
天候 | 16日:麓→晴れ、山頂→曇り時々晴れ 17日:山頂→曇り、麓→晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
道幅は狭く、バスが往来するので、路駐の際は十分に注意。 中房温泉前にロータリー有り。 ※今回私達は送迎車で現地入り、出発準備のために数分路駐したのみで 駐車場にはとめていません。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山道は明瞭で危険個所ナシ。 人が多いので女性のソロにもオススメかも。 登山口=中房温泉。 少し下った麓に有明温泉(有明荘) こちらは燕山荘宿泊者割引あり。(100円引き) 駐車場は休前日特に、早い時間に満車になる模様。 特に白線などで区画されているわけではなく、個々に良識の範囲で 駐車していくため、車間も通路も狭い。Uターン困難な場合もあり。 第1、第2駐車場から登山口までは車道歩きで10〜15分ほど。 燕山荘のテン場は定員40張りほど。合戦小屋にて13時半には満員御礼の札。 |
写真
感想
憧れの北アルプスは燕岳を歩いてきました。
今回、二人とも万全とはいえない体調でして…。体調不良な記述が多いデス。
15日22時半に出発、燕岳の第1駐車場に5時着。駐車場は第1、第2とも満車。
道路は狭いが、バスの往来もあるので路駐場所には十分な注意が必要。
流石は人気のお山、人気の縦走路のお山なので、かなり混雑してました。
登山口の中房温泉には立派な公衆トイレがあったけれど…水洗なのに水が流れず、
使用済みトイレットペーパーがたまる一方…いつか溢れるor詰まると思うんだけど…
その後どうなったかは不明…(汗
北アルプス三大急坂と言われる登山道はひたすらゆっくりゆっくり歩いた。
燕岳は比較的、歩行距離が短めで、山頂直下の燕山荘もファミリー登山歓迎の
山小屋。
著しくペースの遅い我々鈍足ペアは極力、余地で道を譲るように努力したけれど、
ハイペースな登山者の方々も広い心でお願いします(笑
第1ベンチに着く前から、長女に異変。
「…お腹痛い…」
ギョギョー。座れるような場所を見つけて、しばし様子見。
高山病ではない感じだし、歩けないほどの痛みでもない模様。
しかし、痛いのは痛い。
うーむ…。とりあえず薬を飲ませて休ませた。
落ち着いたらまた歩いて・・・。
ついに、もう下りたいなんて弱音も出てしまい、どうしたものかと考えながら、
長女のこれまでの燕岳に対する思いも知っているので、喝を入れてみる。
励まし、なだめ、いつも以上に亀の歩み。
第1ベンチ、第2ベンチと休憩しながら通過し、薬が効いたのか、少し元気を取り戻した。
がしかーし、今度は母が偏頭痛を発症…ブヒー。
なので、長女が復活してもペースは一行に上げられず、更なる亀の歩み〜。
このままではイカンと母も痛み止めを服用。
富士見ベンチでお昼の時間。
長女はおにぎりモグモグ、母は行動食として持参したもみまんを食す。
ヒ〜コラ登ってやっとこ合戦小屋へ到着〜(汗
名物のスイカは盛況だったが、長女は温かい物を所望だったのでコーンポタージュと、
母はザックの中のおにぎりが汁物がないと喉を通らないので豚汁をオーダー。
どちらも美味で御座いました♪
合戦小屋の品揃え&メニューは豊富。
自炊している人もいたけれど、小屋を利用するのもオススメです。
調子が戻った我々はいざ!合戦尾根へ!
っとその前になにやら看板がぶら下がっている…。
見ると、上のテン場は満員御礼ですってサ。
まぁそうだよね、妥当な時間です(笑
合戦尾根を上がった所は合戦山だったのかな?
ちょっと開けてベンチが設置されていて、三角点もアリ。
辺りは曇っていて、時折青空は見えるものの、良い展望は望めない(泣
とかなんとか言いながら歩いていると、どひゃーん!いきなり雲が切れて、
燕岳登場〜〜!すげぇぞ〜!あそこに行きたいぞ〜。元気になりまスたわ。
ま、すぐに隠れちゃったんだけど。
まだか…燕山荘はまだか〜とノロノロ歩く。(←もはやそんな歩き方しかデキナイ)
この時間になるともう後ろから歩いてくる人も殆どいなくて、宿泊は我々が一番最後なんじゃないかと少々不安に。
ガスで辺りが白いので目的の燕山荘がどこなのかサッパリ。
ふと振り返るとモヤモヤの中から立派な建物がぁぁ〜〜〜。キターーーーッ!
足取りの重い長女にハッパをかけ、テン場を通過、ホレ!あそこぢゃよぉぉ〜〜。
ひぃぃ〜、やっと着いたよぉぉ〜〜〜。
ってことでかなりの遅着で15:55(汗
受付を済ませ、案内してもらったお部屋は正面階段近くの下段タタミ2畳の個室だった。
燕山荘は到着順受付で部屋割りしていくシステムなので、遅着の我々、
相部屋覚悟だっただけにこの配慮はとても嬉しかった。
(登頂してないが)長女は登頂証明書をもらって上機嫌。
山小屋もテン場も人がたくさん、賑やかデシタ。
夕食はおそらくラストの回転で、19時50分。
時間的には燕岳まで往復できそうだったが、ガスって展望は望めそうになかったので
初日の登頂は諦めて、辺りのガスが晴れるのをしばし待つ。
晴れ間はほんの一瞬。見逃せナイ。
しばし待つと北アルプスの女王、燕岳がお目見え〜〜(ウヒョー)
しばし待つと槍ヶ岳がお目見え〜〜(ウヒャヒャ〜〜)
(他にも色々名前の付いた山々が見えたんだろうけど、地図を広げる余裕なく。)
夕食はハンバーグや生野菜他色々。本当に美味しそうで是非とも完食したかったが…。
食べ始めると、あんなに空腹だった長女に異変。再び、お腹が痛いとな。
続いて母にも異変。なんか気持ち悪…(汗汗
よって2人とも早々に食堂を退室〜〜(号泣〜〜
赤沼オーナーによる燕山荘のお話やアルペンホルンの演奏など、聴きたかったのに…無念。
体調万全でない中、ここまで頑張った長女に無理をさせるワケにもいかないので、翌日は朝食時間まで寝かせることにした。
よって母はお一人様。早朝、日の出前に燕岳山頂へ向けて出発〜。
辺りは暗く、昼間は明瞭な登山道もこの時間では不明瞭、慣れない母は一人で
歩く自信がなく、山頂へ向かう見知らぬ一行の後をついて行くも、登り傾斜が
少しキツくなると、途端に離れてしまう…(恥
最後は一人、山頂に光るヘッデンの明かりを頼りに登頂を果たした。
辺りはガッスガス〜〜。
しかし一瞬でも晴れないかとご来光にわずかな期待を込めてしばし待つ。
んが、ついにご来光は拝めなかった。いたしかたナイ。
さぁ、諦めたら早く山小屋へ戻って長女を起こさないと!
ココまできたらにはお約束のイルカ岩とメガネ岩を写真におさめ、スタコラ戻った。
6時半の朝食を済ませ、我々の足だと往復1時間以上かかってしまう燕岳の登頂は
長女に諦めてもらって、イルカ岩で記念写真を撮ることに。彼女も満足の様子。
2日目は6時間かけて家に帰らなければならないが、麓でどーしても温泉に入りたい。
ってことで、昨日より体調のイイ我々は、サクサク下りを頑張ります。
登りでは登山道のあらゆる余地で止まって休憩したけれど、下りは合戦小屋及び
各ベンチでの小休憩のみ。
下山が大幅に遅れると、温泉はカットされて帰宅優先になってしまうので…(汗
結果、頑張った甲斐あって13時前に下山完了♪
有明温泉に入れました♪ふぃぃぃ〜〜っ。
憧れだった燕岳を歩いてみて。
北アルプスの魅力を再確認。燕山荘が多くの人に愛されるワケもわかった気がします。
何年か後、次女も連れてまた来たい(長女も登頂してないし)と思いました♪
燕岳に行きましたよ いやー、ぜっけいでしたねー とくに、燕岳からの槍ヶ岳がきれいでした。
こんにちは
燕岳!!!いいですね〜〜〜
私も北アルプスで一番行きたいお山です
娘さんの登頂やアルペンホルンは残念でしたが、
いるか岩に、槍も見えて 最高ですね
体調悪化せず、無事下山できてなによりでしたね
毎年?8月最終土曜日にはクラシックコンサートもあるらしいので、いつか行ってみたいです
こんにちは♪
本当に良かったですよ、燕岳。
休日は混雑しますが、道はよく整備され、危険度は低いので、
小さなお子様連れの方もたくさんおられました。
オススメです★
クラシックコンサートですか〜。
あの混みっぷりの中での開催は、スタッフの方々の
ご苦労あってのイベントですね〜。
私も行ってみたいです。
dyunさん
こんばんわ。
我家も"LOVE燕"です(・∀・)
合戦尾根の人出の多さにビックリされたと
思いますが、体調不良の娘さん頑張りましたね
ありがとうございます。
長時間、よく頑張ってくれました。
ほんと、登る前よりも好きになりました!>燕
北アルプスのメジャーなお山はきっとどこも賑やかなんでしょうね〜。
我が家は休日HIKEしかできませんので混雑や駐車場の問題など、
悩みが付きまとうと思いますが、また美しい山々を眺めに来たいと思います♪
体調不良を跳ね除けて、まずはイルカ岩まで、母様は無事登頂、おめでとうございます
いや〜燕山荘・・・ホントに山の上のペンションみたいっすね
いつの日か、お泊りしてみたいです
無事下山して温泉にも間に合って何よりでした
次は是非合戦小屋のスイカも試してください
燕山荘は噂に違わず、本当に素敵な山小屋でした。
規模が大きい小屋なので、アットホームな感じはありませんが、
配慮が行き届いており、子連れでも安心して利用できました。
ま、ホントはいつかテント泊したいんですけどね・・・。
最低でもCTを1/2に縮めないといけませんね・・・(汗
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