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Yamareco

記録ID: 2260437
全員に公開
ハイキング
金剛山・岩湧山

南葛城山(林間歩道)

2020年03月16日(月) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
07:14
距離
7.9km
登り
772m
下り
781m
歩くペース
ゆっくり
1.21.3
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:12
休憩
0:02
合計
7:14
距離 7.9km 登り 772m 下り 781m
9:04
278
13:42
131
15:53
15:54
11
16:05
16:06
7
16:18
ゴール地点
過去天気図(気象庁) 2020年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス
コース状況/
危険箇所等
林間歩道は荒廃がひどくかなり危険です。
出発点の、出合橋上流の吊り橋
2020年03月15日 09:17撮影 by  705KC, KYOCERA
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3/15 9:17
出発点の、出合橋上流の吊り橋
稚児滝方面への遊歩道と林間歩道の分岐。今回は稚児滝方面への遊歩道を進みます。
2020年03月15日 09:21撮影 by  705KC, KYOCERA
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3/15 9:21
稚児滝方面への遊歩道と林間歩道の分岐。今回は稚児滝方面への遊歩道を進みます。
その途中にある、林間歩道への登り口
2020年03月15日 09:23撮影 by  705KC, KYOCERA
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3/15 9:23
その途中にある、林間歩道への登り口
林間歩道の途中にある休憩舎らしい建物の内部。コンクリート製の土管らしいものが見えます。床下は、コンクリート製の受水桝のような空間です
2020年03月15日 09:38撮影 by  705KC, KYOCERA
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3/15 9:38
林間歩道の途中にある休憩舎らしい建物の内部。コンクリート製の土管らしいものが見えます。床下は、コンクリート製の受水桝のような空間です
その先の林間歩道。右前方は南葛城山(71番鉄塔)への直登ルートの登り口。林間歩道へは、登らずに直進です
2020年03月15日 09:40撮影 by  705KC, KYOCERA
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3/15 9:40
その先の林間歩道。右前方は南葛城山(71番鉄塔)への直登ルートの登り口。林間歩道へは、登らずに直進です
埋設されている土管の上部が露出しています
2020年03月15日 09:42撮影 by  705KC, KYOCERA
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埋設されている土管の上部が露出しています
さっそく、路面が見えないようなシダのヤブです。ここでは、U字溝の蓋が破損している個所が複数見えます。
2020年03月15日 09:44撮影 by  705KC, KYOCERA
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3/15 9:44
さっそく、路面が見えないようなシダのヤブです。ここでは、U字溝の蓋が破損している個所が複数見えます。
このあたりは普通に歩けます
2020年03月15日 09:49撮影 by  705KC, KYOCERA
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3/15 9:49
このあたりは普通に歩けます
道の一部が崩落して土管が露出しています。ちょっと怖い。
2020年03月15日 09:56撮影 by  705KC, KYOCERA
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3/15 9:56
道の一部が崩落して土管が露出しています。ちょっと怖い。
途中の小沢。遡っても71番鉄塔がある尾根の途中までしか行けないはず。普段は涸れていますが、前日雨が降ったので、水が流れています。この小沢付近も、ゴロゴロ石が累積して路面が見えず、かなり怖いです。
2020年03月15日 09:59撮影 by  705KC, KYOCERA
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途中の小沢。遡っても71番鉄塔がある尾根の途中までしか行けないはず。普段は涸れていますが、前日雨が降ったので、水が流れています。この小沢付近も、ゴロゴロ石が累積して路面が見えず、かなり怖いです。
倒木があるが、普通に歩けます
2020年03月15日 10:01撮影 by  705KC, KYOCERA
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3/15 10:01
倒木があるが、普通に歩けます
その先にある小沢。ここを遡ると71番鉄塔がある尾根まで上がれるはず。やはり、普段は涸れていますが、この日はチョロチョロと水が流れていました。この付近の路面はやせており、かなり用心して歩かなければなりません。
2020年03月15日 10:08撮影 by  705KC, KYOCERA
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3/15 10:08
その先にある小沢。ここを遡ると71番鉄塔がある尾根まで上がれるはず。やはり、普段は涸れていますが、この日はチョロチョロと水が流れていました。この付近の路面はやせており、かなり用心して歩かなければなりません。
その先は、路肩の崩落と上部からの土砂の堆積により道が消滅しているため、ただの斜面のトラヴァースです。
2020年03月15日 10:21撮影 by  705KC, KYOCERA
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3/15 10:21
その先は、路肩の崩落と上部からの土砂の堆積により道が消滅しているため、ただの斜面のトラヴァースです。
ノゾキ谷の出口にあった破損した土管。ノゾキ谷もこの日は水量がありました。
2020年03月15日 10:33撮影 by  705KC, KYOCERA
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3/15 10:33
ノゾキ谷の出口にあった破損した土管。ノゾキ谷もこの日は水量がありました。
ノゾキ谷の出口から奥を覗きこんだところ。小規模な滝がいくつか見えます。遡行してみたくなりますね。
2020年03月15日 11:01撮影 by  705KC, KYOCERA
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3/15 11:01
ノゾキ谷の出口から奥を覗きこんだところ。小規模な滝がいくつか見えます。遡行してみたくなりますね。
その先にあった、林間歩道最大の難所である、崩落個所。切断された土管が見えます。色あせた虎ロープが2個所設置してあります。しかも、ここを超えたすぐ先はツル植物のヤブです(前に来たとき、私がツル植物を切り開いて、1人分の通路を確保しましたが、その状態のままです)。
2020年03月15日 11:06撮影 by  705KC, KYOCERA
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その先にあった、林間歩道最大の難所である、崩落個所。切断された土管が見えます。色あせた虎ロープが2個所設置してあります。しかも、ここを超えたすぐ先はツル植物のヤブです(前に来たとき、私がツル植物を切り開いて、1人分の通路を確保しましたが、その状態のままです)。
ここを通り抜けると、なんとか歩けるようになるのですが・・・
2020年03月15日 11:23撮影 by  705KC, KYOCERA
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3/15 11:23
ここを通り抜けると、なんとか歩けるようになるのですが・・・
千石谷を見下ろすとかなり怖い
2020年03月15日 11:24撮影 by  705KC, KYOCERA
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3/15 11:24
千石谷を見下ろすとかなり怖い
そして、間伐木と若木やシダ植物のヤブ
2020年03月15日 11:28撮影 by  705KC, KYOCERA
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3/15 11:28
そして、間伐木と若木やシダ植物のヤブ
何とか関電道(右側)との出合いに到達。通過してから振り返って撮影したものです。
2020年03月15日 11:34撮影 by  705KC, KYOCERA
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3/15 11:34
何とか関電道(右側)との出合いに到達。通過してから振り返って撮影したものです。
林間歩道には「その先」がありましたので、行ってみました
2020年03月15日 11:34撮影 by  705KC, KYOCERA
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3/15 11:34
林間歩道には「その先」がありましたので、行ってみました
道が細くて怖い。植物に遮られて分かりにくいですが、前方には数段の滝を懸ける支沢があります。林間歩道は、その3段目(?)の滝の落口まで続いています
2020年03月15日 11:39撮影 by  705KC, KYOCERA
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3/15 11:39
道が細くて怖い。植物に遮られて分かりにくいですが、前方には数段の滝を懸ける支沢があります。林間歩道は、その3段目(?)の滝の落口まで続いています
これ以上は怖くて行けないので、諦めて関電道を登ることに。途中にノゾキ谷方向への作業道らしいものと赤テープの目印がありました。どこまで続いているのでしょうか?
2020年03月15日 12:16撮影 by  705KC, KYOCERA
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3/15 12:16
これ以上は怖くて行けないので、諦めて関電道を登ることに。途中にノゾキ谷方向への作業道らしいものと赤テープの目印がありました。どこまで続いているのでしょうか?
ノゾキ平の少し手前(中の茶屋橋登山道から見て)付近の、69番鉄塔ルートへの分岐点付近。でも地形が平坦なため、どこから分岐していいのかわからない(写真の目印は、分岐点の目印ではありません)。
2020年03月15日 13:46撮影 by  705KC, KYOCERA
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3/15 13:46
ノゾキ平の少し手前(中の茶屋橋登山道から見て)付近の、69番鉄塔ルートへの分岐点付近。でも地形が平坦なため、どこから分岐していいのかわからない(写真の目印は、分岐点の目印ではありません)。
前に行ったときのGPSデータと照合して、ようやくルートを発見
2020年03月15日 14:23撮影 by  705KC, KYOCERA
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3/15 14:23
前に行ったときのGPSデータと照合して、ようやくルートを発見
70番鉄塔→71番鉄塔へのルート途中にある倒木地帯
2020年03月15日 14:29撮影 by  705KC, KYOCERA
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70番鉄塔→71番鉄塔へのルート途中にある倒木地帯
どなたかが、「71番鉄塔へは山側迂回ルートを使うこと。谷側危険」と付記しています。
2020年03月15日 14:33撮影 by  705KC, KYOCERA
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3/15 14:33
どなたかが、「71番鉄塔へは山側迂回ルートを使うこと。谷側危険」と付記しています。
途中で見た石川の対岸にある68番鉄塔。今度はあちらを探検してみたいですね。
2020年03月15日 14:54撮影 by  705KC, KYOCERA
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3/15 14:54
途中で見た石川の対岸にある68番鉄塔。今度はあちらを探検してみたいですね。
69番鉄塔からの下り道。ゴム階段がほとんど隠れています。
2020年03月15日 15:01撮影 by  705KC, KYOCERA
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3/15 15:01
69番鉄塔からの下り道。ゴム階段がほとんど隠れています。
バス停まで下りる途中で、府道と林間歩道の起点(か終点か分かりませんが)の分岐らしいものを撮影
2020年03月15日 15:39撮影 by  705KC, KYOCERA
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3/15 15:39
バス停まで下りる途中で、府道と林間歩道の起点(か終点か分かりませんが)の分岐らしいものを撮影
よく観察してみると、破損した土管の上部らしいものが見えます
2020年03月15日 15:40撮影 by  705KC, KYOCERA
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3/15 15:40
よく観察してみると、破損した土管の上部らしいものが見えます
苔むした土管の上部です
2020年03月15日 15:41撮影 by  705KC, KYOCERA
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3/15 15:41
苔むした土管の上部です
ようやく戻ってきました。この日は、普段は「ただの濡れた岸壁」にしか見えない稚児滝に水が流れています。
2020年03月15日 15:54撮影 by  705KC, KYOCERA
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3/15 15:54
ようやく戻ってきました。この日は、普段は「ただの濡れた岸壁」にしか見えない稚児滝に水が流れています。
撮影機器:

感想

 久しぶりに林間歩道を歩きました。一昨年の秋に行ったときに比べて、そのときも十分に(?)荒れてはいましたが、今の荒廃ぶりは酷いものです。写真で見ていただければお分かりと思いますが、ヤブが繁茂してルートが全く分からなくなっていたり、路面が崩壊したり土砂が堆積したりして斜面と通路とが完全に面一になっていたりする個所がいくつもあります。もはや、前のときのような「面白い」と思えるレベルを完全に超えており、かなり危険なルートに変化していますから、とても人には薦められません。

 なお、写真の中に出てくる71番鉄塔まで直登できる小沢(ほぼ直線状に71番鉄塔がある尾根に達している)と、ノゾキ谷とは前から関心があったので、ホンの入口付近ですが、写真を撮ってみました。小沢はふだんは水が涸れているので、ただのゴロゴロ石だらけの登りがきついだけのルートであると思われ、直登は難しくなさそう、ノゾキ谷も、ふだんは水量が少ないし、右手側に作業道らしいものがあるので、これを伝えばかなり上流まで行けそうではあります。しかし、いかんせん、どちらも危険な林間歩道経由でないとアプローチできず、万一、引き返す場合も、やはり危険な林間歩道経由になってしまうというのが何とも困りものです。いずれ探検してみたいと考えていたのですが、今ではちょっと躊躇してしまいます。

 下山路は、林間歩道をもう一度引き返すのは怖いし、かといって千石谷まで下りて徒渉するのは嫌なので(これまで靴に浸水しないで渡れたことがない)、いったん関電道を経由してノゾキ平まで登り、69番鉄塔経由で下りましたが、このルート選択は失敗でした。このルートを登るときは上へ上へと行けば何とかなりますが、下山するときは、あのノッペラボーなノゾキ平(の少し手前)からルートを探すのが大変です。それに、69番鉄塔から野谷林道まではゴム階段が設置された関電道になりますが、千石谷から72番鉄塔までの関電道に比べて歩かれていないらしく、落ち葉などの堆積物が積もって、ゴム階段が見えなくなっています。そのため、うっかりしてルートを外すとすぐに転んでしまいます。このルートは下山路には不向きであることが分かりました。

 ちなみに、林間歩道と称されている道の実体は「使われなくなった導水路の敷地」です。それなら上流に取水設備があるはずなのですが、この日観察した限りでは、滝しか見当たりませんでした。思い切って滝に近づけば、おそらく、滝の落ち口に何かあるのではないかと思いますが、今回は、道が細く怖いので、滝の落ち口までは行けませんでした。なお、滝のさらに先にも、千石谷に並行して、踏み跡があるようなないような感じではありました。

 蛇足として、この日は林間歩道の関電道交差よりも先にも少し行ってみましたのと、府道の林間歩道の終点らしいものを少し観察してみましたので、写真に載せてあります。
 後者について説明しておきますと、府道の脇に林間歩道の延長らしい徒歩道があります。そこから石川の下流に向ってしばらく府道と林間歩道らしいものとが並行しています。よくよく観察してみましたら、導水路に使われていたと思われるコンクリート製の土管が観察できました。いずれ、こちらの道も探検してみたいと思っています。

(令和2年10月16日追記)
 河内長野市教育委員会発行の「自然の恵み 水の力 電気が通る道 瀧幹」というパンフレット(上記教育委員会に申し込めば、代金を振り込んで入手可能です)を入手しました。これによると、林間歩道はかつて存在していた水力発電所の導水路の一部であるもののようです。休憩舎の建物の下にあった受水桝様のコンクリート構造物は、まさに受水桝そのものです。
 千石谷の取水口は、もっと上流の地形図367m標高点の少し先にあったもののようです。ですから、上記のとおり、千石谷に平行して踏み跡様のもの(導水路の痕跡であると理解できます)があったのは不思議ではありません。
 いずれ、これらの「産業遺跡」ともいうべき導水路跡を探検してみたいと考えています。
※ 後日、林間歩道の上流を更に探検して、取水口らしいものを発見しました。その記録は以下のとおりです。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2945668.html


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利用交通機関:
技術レベル
5/5
体力レベル
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