記録ID: 226404
全員に公開
トレイルラン
妙高・戸隠・雨飾
信越五岳トレイルランニングレース2012
2012年09月16日(日) 〜
2012年09月17日(月)


体力度
10
2〜3泊以上が適当
- GPS
- 20:42
- 距離
- 111km
- 登り
- 4,384m
- 下り
- 4,187m
コースタイム
05:30 スタート(斑尾高原レストランハイジ)
07:42 1A(18.5km、斑尾山登山口)
08:48 2A(23.9km、斑尾高原スキー場)
10:54 3A(38.5km、兼俣)
13:01 4A(51.5km、黒姫高原スノーパーク)
15:49 5A(66.6km、乙見湖)
19:00 6A(81.0km、戸隠)
20:20 7A(87.0km、鏡池)
21:45 8A(92.3km、戸隠スキー場)
02:19 ゴール(110km、飯綱高原ハイランドホール)
07:42 1A(18.5km、斑尾山登山口)
08:48 2A(23.9km、斑尾高原スキー場)
10:54 3A(38.5km、兼俣)
13:01 4A(51.5km、黒姫高原スノーパーク)
15:49 5A(66.6km、乙見湖)
19:00 6A(81.0km、戸隠)
20:20 7A(87.0km、鏡池)
21:45 8A(92.3km、戸隠スキー場)
02:19 ゴール(110km、飯綱高原ハイランドホール)
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
GPSログは昨年のものです。 |
写真
今回の装備、この大会はエイドが充実して おり、ボトルポーチのみの人もいる。しかし、エイド間隔は15キロくらいあるところもあるため、500mlのボトル1本の水分では気象条件によっては心もとないので、1.5Lのハイドレーションを使い、状況に応じて水の量を調整。また、補給食はサプリ(アミノバイタル4本、VESPA2袋、SUPERVAAM2本)やジェル(PIT INN ゼリー4本)他を5Aに送る分と半々に分けて持った。
前夜祭、立食形式でたっぷり、アルコール類も有り。昨年同様、少女たちの太鼓演奏で盛り上がる。
19時前にはシャトルバスでそれぞれの宿へ。この大会は前日と当日の宿泊が義務付けされているので、エントリー料18,900円(RUNNET)にプラス15,000〜20,000円かかる。
19時前にはシャトルバスでそれぞれの宿へ。この大会は前日と当日の宿泊が義務付けされているので、エントリー料18,900円(RUNNET)にプラス15,000〜20,000円かかる。
山道を抜けるとゲレンデのつづれ折りの道、斜度がきついところはブレーキで太腿前部に負担をかけてしまわないようにゆっくり下る。下り切ると2A、サンドイッチや巨峰などのフルーツをつまみ、レストハウスのトイレに行く。
山頂の道標、ここからの下りははじめのシングルトラックは柔らかで、林道に出るとゆるやかな下りと走りやすい道が続く。まだ序盤なのでなお抑え目がいいとされるが、個人的には走れる時は無理しない範囲でペースアップした方がいいと思う。抑えたところでどうせ後半はあまり走れないんだし。
3A到着、ここですでに34℃あったらしい。皆かぶり水でリフレッシュ。おにぎりと冷やしトマト他をいただき、自宅から所用のメールが来ていたので、それに電話で答えたりするうちに20分以上もストップしてしまった。
関川沿いのゆるやかではあるが、日陰のほとんどない道が8キロほど続く。ここは走るべきところとされているが、今年のように暑いとそれは考えもの、多少ペースは落としても消耗を避けるべきではないか(とはいえ結局ほとんどそれなりに走ってしまったが)。
川沿いの道が終わる手前に私設エイドがあり、よく冷えたお茶や氷に漬けたバナナとブルーベリーを美味しくいただき、生き返った心地。
川沿いの道が終わると少し登った後、これまた走りやすいトレイルを経て、ポンっという感じで黒姫高原スノーパークの4Aに出た。
川沿いの道が終わる手前に私設エイドがあり、よく冷えたお茶や氷に漬けたバナナとブルーベリーを美味しくいただき、生き返った心地。
川沿いの道が終わると少し登った後、これまた走りやすいトレイルを経て、ポンっという感じで黒姫高原スノーパークの4Aに出た。
林道はやがて下りに入り、下り切ったところで沢に出て、一度に2人しか渡れない吊り橋に出る。橋を渡るとA5の手前のチェックポイント、ここからペーサーが待つA5へ通過情報が送られていた。
つづれ折りを登りきっても、樹間をゆるやかに登るトレイルが続き、その先は笹ヶ峰牧場の開けたジョグコースに出る。景色はすばらしいが、この辺りで持っていた水分が乏しくなり猛烈にのどが渇き、途中のレストハウスに着いたらこっそりよく冷えたドリンクを買おうとそのことばかり考えていた(ちなみに見つかったら失格)。
幸いレストハウスの外には水場があり、割と冷たい水が出ていて、早速ボトルに満たして一気飲み、これで何とか生き返る。
しかし、その先もあまりペースは上がらず、乙見湖への下りにかかったところからようやくまともに走れるようになる。
幸いレストハウスの外には水場があり、割と冷たい水が出ていて、早速ボトルに満たして一気飲み、これで何とか生き返る。
しかし、その先もあまりペースは上がらず、乙見湖への下りにかかったところからようやくまともに走れるようになる。
5Aに着いてドロップバックを受け取り、まずは腹ごしらえ。Patagoniaのエイドでパスタスープとトマトスープ、オフィシャルでは銀シャリをいただき、ハイドレに給水。
それから珍しく股ずれが痛かったので、救護所でかわいらしい看護師さんに恥じらいつつワセリンをもらい、トイレで患部に塗りたくる。履きなれたタイツのはずが、ちょっとずれていたのか? ショルダーハーネスで脇腹も擦れてヒリヒリしており、お肌のトラブル多し。
そんなこんなでまた20分以上ストップ、昨年よりも結構遅れている。
それから珍しく股ずれが痛かったので、救護所でかわいらしい看護師さんに恥じらいつつワセリンをもらい、トイレで患部に塗りたくる。履きなれたタイツのはずが、ちょっとずれていたのか? ショルダーハーネスで脇腹も擦れてヒリヒリしており、お肌のトラブル多し。
そんなこんなでまた20分以上ストップ、昨年よりも結構遅れている。
5Aを出てしばらく行くと同じサークルのメンバーであるYさんに追いつく。もっと先に行っているものとばかり思っていたので意外だったが、やはり知り合いに会えるのはうれしい。しばらく話をしながら並走、その後いったん先行するが、黒姫の分岐手前でまた追いつかれ、そして置いていかれる(悲)。
うす暗くなってきた黒姫の分岐でヘッ電を装着し、ついでにVESPA1袋を投入。いつもVESPAはスタート前に飲んでいたが、今回はちょっとバテてきた辺りで摂ってみようという作戦。思惑通り効いてきてさっきまでの不調がウソのようにペースが上がり、分岐からの下りを度々転びつつもガンガン攻め、少なくとも20人くらいは抜いたと思う。
しかし、その効果は長くは続かず、下り切った古池辺りで電池切れ、やはりこの下りを飛ばすのはNGだ、ヘロヘロになって6Aに入る。
うす暗くなってきた黒姫の分岐でヘッ電を装着し、ついでにVESPA1袋を投入。いつもVESPAはスタート前に飲んでいたが、今回はちょっとバテてきた辺りで摂ってみようという作戦。思惑通り効いてきてさっきまでの不調がウソのようにペースが上がり、分岐からの下りを度々転びつつもガンガン攻め、少なくとも20人くらいは抜いたと思う。
しかし、その効果は長くは続かず、下り切った古池辺りで電池切れ、やはりこの下りを飛ばすのはNGだ、ヘロヘロになって6Aに入る。
6Aで銀シャリ数個と熱い味噌汁をいただくが、上がった息がなかなか治まらない。そのうち体が冷えてきて震えが出はじめ、ついには舌が痺れてくる軽度の低体温症状態に陥る。
悪いことに、気温が高いのでシェルは不要と考え5Aでゴールへ送ってしまっていたので、寒さを防ぐ手段がない... リタイアか、とあきらめかけたが、幸い胃の調子は悪くなく、ここから8Aまではエイド間隔も短いうえに難所もなかったので、ゆっくり歩いてリカバリーを待とうと、残しておいたファイントラックのメッシュアンダーをシャツの下に着込んで歩き始めた。
その後何とか回復したが、ペースはさっぱり上がらず時間内完走も大丈夫かと不安を感じつつも、最後のエイドである8Aに到着。後は瑪瑙山をクリアすればゴールは見えてくると、戸隠そば2杯をいただいて、最後の難所へ。
悪いことに、気温が高いのでシェルは不要と考え5Aでゴールへ送ってしまっていたので、寒さを防ぐ手段がない... リタイアか、とあきらめかけたが、幸い胃の調子は悪くなく、ここから8Aまではエイド間隔も短いうえに難所もなかったので、ゆっくり歩いてリカバリーを待とうと、残しておいたファイントラックのメッシュアンダーをシャツの下に着込んで歩き始めた。
その後何とか回復したが、ペースはさっぱり上がらず時間内完走も大丈夫かと不安を感じつつも、最後のエイドである8Aに到着。後は瑪瑙山をクリアすればゴールは見えてくると、戸隠そば2杯をいただいて、最後の難所へ。
瑪瑙山、昨年ほどひどくはなかったが、やはり山頂が近付くにつれガスが出てくる。山頂では風が吹き荒れる中、係の方々の誘導が本当にありがたかった。
ゲレンデを下り、しばらく行って再び少し登り100キロのプレートを越えると林道に出る。昨年ここから先をほとんど歩いてしまったが、今年は最後の意地で遅いながらも何とかおおむね走り通して、昨年よりも9分落ちで無事完走。
ゲレンデを下り、しばらく行って再び少し登り100キロのプレートを越えると林道に出る。昨年ここから先をほとんど歩いてしまったが、今年は最後の意地で遅いながらも何とかおおむね走り通して、昨年よりも9分落ちで無事完走。
撮影機器:
感想
今年の目標はスタートしたその日に帰ってくることとして、タイムは18時間台前半を目指していたが、全く届かなかった。順位は完走者437名中300位を少し切ったところと他のレースの時よりもかなり後ろの方。やはりウルトラトレイルはレベルが高い。ただ、レース全体の完走率は、68.9%と過去最低だったらしい(2011年74.1%、2010年70.8%、2009年76.6%)。まぁ、低体温症状態からリカバリーして何とかゴールできたことで十分としよう。
今年は運営体制の見直しでエントリー開始が遅れ、エントリー後も段取りが混乱していたように思われたが、フタを開けてみればこれまでと同じく、細部まで配慮の行き届いた素晴らしい大会であった。
この大会の魅力は、エイドの充実もさることながら、コースの要所には必ず係の人がいて励ましとともに的確なコース指示があり、何かあっても安心して前に進むことができることだろう。
最近は初開催されたUTMFが大きな話題であるが、間違いなくそれと肩を並べる大会であると思う。
あとこの大会の特徴はA5からペーサーを付けることができるところであるが、今年はペーサーとランナーのやり取りをエイドなどで見る機会があって、なかなかいいもんだなぁと感じた。来年また出るのであれば誰かに頼んでみようかな、どうです、Cさん?(笑)
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