日和田山〜物見山〜鎌北湖〜スカリ山〜ユガテ レア風景クエスト!
- GPS
- 05:01
- 距離
- 12.7km
- 登り
- 790m
- 下り
- 750m
コースタイム
- 山行
- 4:20
- 休憩
- 0:41
- 合計
- 5:01
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
写真
感想
相変わらず下界では新型コロナウイルスの影響で暗澹たる状況のままなので、すべからく山上に現実逃避すべきと出掛けて来ました。とはいえ今回向かったのは里山レベルの低山。たまたまSNSで見つけたある景色を実際に見に行くのが主目的であり、暑いくらいの陽気の中での浮世離れなハイキングとなりました。
早朝、何も食べないまま電車を乗り継ぎ高麗駅へ。もう目の前には約5カ月ぶりの日和田山が控えている。前の時と同じく男坂を登り(本当に岩場初心者にうってつけの場所です)、中腹の金刀比羅神社に参拝し、駅から30分チョイ、文字通りの朝飯前で山頂到着する。相変わらず立派な宝篋印塔が鎮座。朝日を浴びながら朝食を取る。
チャージ完了後、北へ先を進む。山道と舗装道が入り交じるコースで、山桜や梅、ミツマタなど様々な花が咲いている。高指山(山頂付近は入れない)を経由して物見山へ30分ほどで着く。標識から少し離れた位置に貫禄の一等三角点ある。
この辺りから毛呂山町へ下り基調の道を進む。途中から沢沿いの道(‘パワースポット’宿谷小滝もあり)になり、やがて公園整備もされている宿谷の滝に至る。落差が12メートル程の静謐な雰囲気あるとても見目姿が良い滝。夏場であれば滝壺に入って滝行も出来そうである。
滝見で深呼吸した後、もう少し道を下って今回のメインの目的地である鎌北湖へ足を延ばす。
鎌北湖は1935年完成の農業用溜池。只今耐震化工事の為に水抜き中で、クレーターのような荒涼とした窪地になっている。かなりレアな風景に見惚れ、写真も撮りまくっていると何時の間に湖を一周してしまう。来月から貯水予定らしいので、桜の季節とギリギリ間に合うかも。
営業しているか謎のホステルの建物の脇から山道に戻る。30分ほど緩やかに登っていくと、北向地蔵が祀られている分岐に出る。そこから愛宕山、観音ヶ岳、スカリ山などの小さなピークが連続するアップダウンのルートを進む。スカリ山からは秩父方面(ひときわ武甲山は目立つ)の山並が望める。
エビガ坂の分岐から南へ下る。やがてユガテという山上集落の平地に出る。畑地に囲まれた日当たりの良い集落で、季節もあってか花々で彩られて‘別天地’感が増している。人気のハイキングコースらしく、はずれにある広場は家族連れで賑わっていた。
ユガテからは地元で‘飛脚道’として整備されている歩きやすい道を下る。道中でも続々と家族連れとすれ違う。
ゴールは登山口にある福徳寺。なかなか洗練された形式の阿弥陀堂(国指定重要文化財)が建つ。そこから東吾野駅まで歩き、なんと昼前に電車で帰途につく。
鎌北湖のレア風景は本当に圧巻でしたし、ユガテの景色もホッコリさせられました。山間部での人々の活動の一部を垣間見られたのは勉強になりました。とはいえ、都市に戻れば否応なしに現実に引き戻されてしまいます。せっかく時間はあるわけなので、上手く山で有効活用したいものだと思う今日この頃です。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する