常念山脈南部周遊縦走登山 三股〜蝶ヶ岳〜常念岳〜前常念岳〜三股


- GPS
- --:--
- 距離
- 16.2km
- 登り
- 2,323m
- 下り
- 2,313m
コースタイム
天候 | 1日目 晴れ 2日目 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
三股登山口〜豆打平 歩きやすい一般的な土の登山道です。力水の付近は登山道に水が流れています。 豆打平〜蝶ヶ岳 2000m地点まではだらだらとした平坦な道が続きます。が、雪に完全にジグザグの登山道が埋まっていて、もろに直登になります。登れば登るほど傾斜がきつくなっていきます。 蝶ヶ岳〜2592m地点 最初はなだらかな丘のようなアップダウンが続き、蝶槍への最後の登りは少しだけ岩の多い斜面になります。 蝶槍を過ぎて、一旦標高を下げると、樹林の中の少し湿地のような場所を進んでいきます。 2592m地点〜2512m鞍部 再度樹林から出て稜線歩きになりますが、アップダウンが続きます。 2512m鞍部〜常念岳山頂 とても傾斜がきつく、岩の段差も大きく、かなり苦しい登り坂になります。 危険は特にないと思います。 常念岳山頂〜常念小屋 こちらがわは岩の段差は特にない石がゴロゴロした登山道になりますが、傾斜はかなりきつめです。 常念岳〜前常念岳 段差の大きな岩を進む、急な箇所が多く、かなりしんどい下り道でした。 前常念岳〜三股 前常念を過ぎてもしばらくは急で段差の大きい岩を歩きますが、直下に見える樹林まで下ると、あとは樹林の中の歩きやすい土の登山道で、どんどん下っていくことが出来ます。 |
予約できる山小屋 |
蝶ヶ岳ヒュッテ
|
写真
感想
百名山の一つ、常念岳への登頂を最大の目的としながらも、穂高槍を常念山脈の縦走中にずっと眺めることが出来るということで、三股から蝶ヶ岳へまず登り、そこから稜線を縦走しました。
蝶ヶ岳までの登りは斜面を見ながら延々と標高を上げていくのみで、付近の山の眺望はまったくありません。しかし、蝶ヶ岳の山頂域に着くと、一気にどーんと穂高の山並みが眼前いっぱいに飛び込んできます。
当日は天気もよく、素晴らしいパノラマ展望でした。
常念岳への縦走は最初はなだらかな丘歩きのようで、左に穂高槍・右に安曇野を見ながら進みます。その後眺望のきかない軽いアップダウンを経て、常念岳への厳しい登りが始まります。
この登りは、大きな石の段差の大きな斜面で、本当にきつかったです。
山頂からも周囲の眺望が見渡せ、同じコースを縦走してきた方・ヒエ平から日帰りで来た方などと長時間とどまっていました。
常念小屋に到着してしばらくすると、空が曇り、段々と風が強くなってきました。
夜中に星の写真を撮ろうと外に出てみましたが、有名な常念乗越の強風で三脚が揺れてまともに撮れませんでした。
翌朝日の出前に小屋を出発し、再び常念岳へ向かいましたが、20m近いような強風で体が飛ばされそうになりながら、さらに巻き上げられた砂で目をやられながら上がらないペースで山頂にやっとのことで到着しました。
山頂を出るとすっかり明るくなった快晴の空の下、常念や槍穂高が今日も綺麗に見えました。
しかし、前常念までの道は大きな石で段差の大きな斜面でかなり歩きにくかったです。
前常念を過ぎると通常の土の登山道になり、雲の下の登山口目指して一気にペースを上げました。
コースタイムに対してあまり時間が縮まらない、結構ハードな周遊縦走だったと思います。
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