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Yamareco

記録ID: 227213
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

常念山脈南部周遊縦走登山 三股〜蝶ヶ岳〜常念岳〜前常念岳〜三股

2011年10月01日(土) 〜 2011年10月02日(日)
 - 拍手
GPS
--:--
距離
16.2km
登り
2,323m
下り
2,313m

コースタイム

1日目
山行
8:17
休憩
1:23
合計
9:40
5:20
10
5:30
5:32
100
三股分岐
7:12
7:12
130
9:22
9:34
3
9:37
9:37
140
11:57
12:30
79
2512m鞍部
13:49
14:25
35
15:00
2日目
山行
4:07
休憩
0:05
合計
4:12
5:00
60
6:00
6:03
45
常念岳
6:48
6:50
129
8:59
8:59
13
三股分岐
9:12
三股登山口
昭文社コースタイム
1日目:9時間40分   2日目:6時間20分
天候 1日目 晴れ
2日目 晴れ
過去天気図(気象庁) 2011年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
常念山脈は北アルプスの中で一番高速のインターに近く、豊科IC(元安曇野IC)から地元道を数十分走れば到着です。
コース状況/
危険箇所等
三股登山口〜豆打平
歩きやすい一般的な土の登山道です。力水の付近は登山道に水が流れています。

豆打平〜蝶ヶ岳
2000m地点まではだらだらとした平坦な道が続きます。が、雪に完全にジグザグの登山道が埋まっていて、もろに直登になります。登れば登るほど傾斜がきつくなっていきます。


蝶ヶ岳〜2592m地点
最初はなだらかな丘のようなアップダウンが続き、蝶槍への最後の登りは少しだけ岩の多い斜面になります。
蝶槍を過ぎて、一旦標高を下げると、樹林の中の少し湿地のような場所を進んでいきます。

2592m地点〜2512m鞍部
再度樹林から出て稜線歩きになりますが、アップダウンが続きます。

2512m鞍部〜常念岳山頂
とても傾斜がきつく、岩の段差も大きく、かなり苦しい登り坂になります。
危険は特にないと思います。

常念岳山頂〜常念小屋
こちらがわは岩の段差は特にない石がゴロゴロした登山道になりますが、傾斜はかなりきつめです。

常念岳〜前常念岳
段差の大きな岩を進む、急な箇所が多く、かなりしんどい下り道でした。

前常念岳〜三股
前常念を過ぎてもしばらくは急で段差の大きい岩を歩きますが、直下に見える樹林まで下ると、あとは樹林の中の歩きやすい土の登山道で、どんどん下っていくことが出来ます。
予約できる山小屋
蝶ヶ岳ヒュッテ
まめうち平に着きました。
2011年10月01日 07:12撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
10/1 7:12
まめうち平に着きました。
少し広くなっていて休憩出来ます。
2011年10月01日 07:12撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
10/1 7:12
少し広くなっていて休憩出来ます。
この辺りは傾斜が緩やかです。
2011年10月01日 07:12撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
10/1 7:12
この辺りは傾斜が緩やかです。
大滝山方面への分岐点です。この辺りではよく稜線が見えています。
2011年10月01日 09:08撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
10/1 9:08
大滝山方面への分岐点です。この辺りではよく稜線が見えています。
2011年10月01日 09:08撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
10/1 9:08
蝶ヶ岳に着きました。穂高の峯がいきなりどーんと現れます。
2011年10月01日 09:22撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
10/1 9:22
蝶ヶ岳に着きました。穂高の峯がいきなりどーんと現れます。
槍ヶ岳もよく見えます。
2011年10月01日 09:22撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
10/1 9:22
槍ヶ岳もよく見えます。
蝶ヶ岳ヒュッテと常念岳です。
2011年10月01日 09:24撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
10/1 9:24
蝶ヶ岳ヒュッテと常念岳です。
蝶ヶ岳の山頂の標識です。
2011年10月01日 09:25撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
10/1 9:25
蝶ヶ岳の山頂の標識です。
穂高が雲の上に頭だけ出しています。
2011年10月01日 09:27撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
10/1 9:27
穂高が雲の上に頭だけ出しています。
槍穂高が一望の素晴らしい場所です。
2011年10月01日 09:28撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
10/1 9:28
槍穂高が一望の素晴らしい場所です。
奧穂高岳とザイデングラードです。
2011年10月01日 09:31撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
10/1 9:31
奧穂高岳とザイデングラードです。
槍ヶ岳と槍沢です。
2011年10月01日 09:32撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
10/1 9:32
槍ヶ岳と槍沢です。
2011年10月01日 09:33撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
10/1 9:33
2011年10月01日 09:33撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
10/1 9:33
2011年10月01日 09:33撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
10/1 9:33
穂高岳山荘はガスで見えません。右は涸沢岳です。
2011年10月01日 09:34撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
10/1 9:34
穂高岳山荘はガスで見えません。右は涸沢岳です。
もう少しで蝶槍です。
2011年10月01日 10:20撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
10/1 10:20
もう少しで蝶槍です。
ここでも槍穂高が見事です。
2011年10月01日 10:20撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
10/1 10:20
ここでも槍穂高が見事です。
野口五郎岳など北の方です。
2011年10月01日 10:20撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
10/1 10:20
野口五郎岳など北の方です。
一旦木々が増えた稜線から常念岳を望みます。
2011年10月01日 11:16撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
10/1 11:16
一旦木々が増えた稜線から常念岳を望みます。
2011年10月01日 11:16撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
10/1 11:16
2011年10月01日 11:16撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
10/1 11:16
常念岳南側の険しい岩だらけの山体です。
2011年10月01日 11:57撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
10/1 11:57
常念岳南側の険しい岩だらけの山体です。
北穂高や大キレットが雄大です。
2011年10月01日 11:57撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
10/1 11:57
北穂高や大キレットが雄大です。
東側の斜面はガスが出てきました。
2011年10月01日 12:00撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
10/1 12:00
東側の斜面はガスが出てきました。
北穂高岳です。
2011年10月01日 12:01撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
10/1 12:01
北穂高岳です。
ここまで来ると、槍ヶ岳を眺める角度がだいぶ変わります。
2011年10月01日 12:03撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
10/1 12:03
ここまで来ると、槍ヶ岳を眺める角度がだいぶ変わります。
角度が変わっても見事な槍穂高の稜線です。
2011年10月01日 12:04撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
10/1 12:04
角度が変わっても見事な槍穂高の稜線です。
東鎌尾根が綺麗につながっていますね。
2011年10月01日 12:04撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
10/1 12:04
東鎌尾根が綺麗につながっていますね。
最後の登り道です。
2011年10月01日 12:04撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
10/1 12:04
最後の登り道です。
ほんとに急で苦しい稜線です。
2011年10月01日 12:29撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
10/1 12:29
ほんとに急で苦しい稜線です。
やっと常念岳山頂に着きました。
2011年10月01日 13:49撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
10/1 13:49
やっと常念岳山頂に着きました。
山頂には祠がありました。
2011年10月01日 13:54撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
10/1 13:54
山頂には祠がありました。
東天井岳や横通岳から、大天井岳につづく、常念北部の稜線です。
2011年10月01日 13:54撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
10/1 13:54
東天井岳や横通岳から、大天井岳につづく、常念北部の稜線です。
山頂からの穂高岳です。
2011年10月01日 14:03撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
10/1 14:03
山頂からの穂高岳です。
同じく槍ヶ岳です。
2011年10月01日 14:03撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
10/1 14:03
同じく槍ヶ岳です。
2011年10月01日 14:11撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
10/1 14:11
常念小屋に到着しています。一の沢からの登山者でいっぱいでした。
2011年10月01日 16:10撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
10/1 16:10
常念小屋に到着しています。一の沢からの登山者でいっぱいでした。
横通岳が小屋からよく見えます。
2011年10月01日 16:10撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
10/1 16:10
横通岳が小屋からよく見えます。
小屋の向こうには槍ヶ岳がそびえます。
2011年10月01日 16:12撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
10/1 16:12
小屋の向こうには槍ヶ岳がそびえます。
常念乗越にはなにやらアンテナが。
2011年10月01日 16:13撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
10/1 16:13
常念乗越にはなにやらアンテナが。
だだっぴろい常念乗越です。
2011年10月01日 16:14撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
10/1 16:14
だだっぴろい常念乗越です。
夕方になり、常念はガスに包まれていきました。
2011年10月01日 16:14撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
10/1 16:14
夕方になり、常念はガスに包まれていきました。
一の沢(ヒエ平)への道です。
2011年10月01日 16:15撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
10/1 16:15
一の沢(ヒエ平)への道です。
前常念まで下りてきました。
2011年10月02日 06:48撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
10/2 6:48
前常念まで下りてきました。
今日も穂高がよく見えます。
2011年10月02日 06:48撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
10/2 6:48
今日も穂高がよく見えます。
蝶槍と蝶ヶ岳の稜線も綺麗に見えています。
2011年10月02日 06:48撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
10/2 6:48
蝶槍と蝶ヶ岳の稜線も綺麗に見えています。
こちらの道から三股まで下りてきました。
2011年10月02日 08:59撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
10/2 8:59
こちらの道から三股まで下りてきました。
三股の案内看板です。
2011年10月02日 08:59撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
10/2 8:59
三股の案内看板です。
三股の登山口まで下りてきました。
2011年10月02日 09:02撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
10/2 9:02
三股の登山口まで下りてきました。
2011年10月02日 09:02撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
10/2 9:02
登山届けはこちらのようです。
2011年10月02日 09:02撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
10/2 9:02
登山届けはこちらのようです。

感想

百名山の一つ、常念岳への登頂を最大の目的としながらも、穂高槍を常念山脈の縦走中にずっと眺めることが出来るということで、三股から蝶ヶ岳へまず登り、そこから稜線を縦走しました。

蝶ヶ岳までの登りは斜面を見ながら延々と標高を上げていくのみで、付近の山の眺望はまったくありません。しかし、蝶ヶ岳の山頂域に着くと、一気にどーんと穂高の山並みが眼前いっぱいに飛び込んできます。
当日は天気もよく、素晴らしいパノラマ展望でした。

常念岳への縦走は最初はなだらかな丘歩きのようで、左に穂高槍・右に安曇野を見ながら進みます。その後眺望のきかない軽いアップダウンを経て、常念岳への厳しい登りが始まります。

この登りは、大きな石の段差の大きな斜面で、本当にきつかったです。

山頂からも周囲の眺望が見渡せ、同じコースを縦走してきた方・ヒエ平から日帰りで来た方などと長時間とどまっていました。

常念小屋に到着してしばらくすると、空が曇り、段々と風が強くなってきました。
夜中に星の写真を撮ろうと外に出てみましたが、有名な常念乗越の強風で三脚が揺れてまともに撮れませんでした。

翌朝日の出前に小屋を出発し、再び常念岳へ向かいましたが、20m近いような強風で体が飛ばされそうになりながら、さらに巻き上げられた砂で目をやられながら上がらないペースで山頂にやっとのことで到着しました。
山頂を出るとすっかり明るくなった快晴の空の下、常念や槍穂高が今日も綺麗に見えました。
しかし、前常念までの道は大きな石で段差の大きな斜面でかなり歩きにくかったです。

前常念を過ぎると通常の土の登山道になり、雲の下の登山口目指して一気にペースを上げました。

コースタイムに対してあまり時間が縮まらない、結構ハードな周遊縦走だったと思います。

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無雪期ピークハント/縦走 甲信越 [2日]
蝶ケ岳〜蝶槍往復
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5
積雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [3日]
燕岳〜大天井岳〜常念岳〜蝶ヶ岳、常念山脈縦走
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [日帰り]
常念岳−蝶ヶ岳(三股登山口)
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5

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