破風山、大桁山、鍬柄岳

2020年03月21日(土) [日帰り]

• GPS: 05:43
• 距離: 16.5km
• 登り: 1,163m
• 下り: 1,160m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:02
• 休憩: 1:40
• 合計: 5:42

9:03 道の駅しもにた
9:16 9:16 千平駅
10:14 10:45 破風山
11:21 11:21 大桁やすらぎの森
11:48 11:50 川後石峠
12:18 12:28 大桁山
12:58 13:53 鍬柄岳
14:28 14:30 千平駅
14:45 道の駅しもにた

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

道の駅しもにた　に駐車
鍬柄岳登山口には5台程止められる駐車スペース有
破風山麓の最興寺に駐車場があるものの関係者以外駐車禁止とありました

コース状況／危険箇所等

破風山は登山道として整備されていません。
大桁山、鍬柄岳はしっかり整備されています。
破風山へのルートは南西神社から登るルートが一般的であり、
最興寺から登るルートは一般的ではありません。

■最興寺〜破風山
　最興寺の脇道から適当に尾根にのる。といっても藪道ではなく、普通に踏み跡があり、楽に尾根に上がれる。どうやら作業道として使われているようだ。
尾根に上がるとすぐに岩場に出る。基本は尾根通しで行ける。または進行方向に向かって左に岩場を巻くことができる。みかさ山と呼ばれるピークまで岩場が続きます。
みかさ山ひとつ前の岩壁までは巻かずに行けました。みかさ山直登は4mほどの岩登りが必要です。これももちろん巻いて安全に登ることもできます。
　破風山は尾根通しだと50m程の絶壁となるため一旦、進行方向に向かって左に向かって回り込むと、南西神社からの踏み跡に合流する。
　岩を触った感じでは脆い印象は受けなかった。きちんとした装備と技術があれば全て尾根通しも容易な印象でした。
■破風山〜川後石峠
　破風山から尾根通しに西に向かい、途中で沢地形を使ってダイレクトに道路に出ました。シダっぽい植物がワシャワシャ生えて若干の藪漕ぎを要する。本当は尾根沿いに歩いて、道路にアクセスするのが一般的なようだ。このルートをもし参考にする人がいたら注意が必要。
　川後石峠はひたすらつまらない林道を歩く。
■川後石峠〜大桁山
　川後石峠から大桁山の東尾根は登山道として整備はされていないが歩きやすい。藪は皆無。
■大桁山〜鍬柄岳
　鍬柄岳の鎖場はステップもきってあり、鎖も新しく安心して快適に登れる。頂上近くのスラブっぽいトラバースをするところは、高度感があり人によっては怖いかもしれない。鍬柄岳直下の登山道の脇に思いっきり引き込まれそうの林道あり。途中で気づいて引き返した。注意が必要。そのまま進んでどこに出るかは不明。

その他周辺情報

道の駅　しもにた
ソフトクリームが人気

おふろcafé 白寿の湯
おしゃれ

写真

3/21 9:03

道の駅　しもにた

3/21 9:18

隙間から破風山、ギャップが気になる

3/21 9:25

南西神社、メジャールートはここから登る

3/21 9:27

最興寺

3/21 9:32

石垣がなくなった箇所から取りつき

3/21 9:36

踏み跡がある。意外〜

3/21 9:40

尾根に出る

3/21 9:46

岩場出現

3/21 9:51

残地スコップ

3/21 9:51

右端がみかさ山、左端が破風山

3/21 9:52

石祠1、ここは随所に石祠があひけり

3/21 9:55

振り返り

3/21 9:55

石祠2

3/21 9:57

岩壁が塞がる

3/21 9:57

振り返り

3/21 9:59

ここは流石にまく

3/21 9:59

左リッジで登れるかな？？

3/21 10:02

巻いた後、振り返りギャップはないことが判明

3/21 10:03

みかさ山最後の壁、ここは登れそうなので登る。最初右から行こうとしたがハイステップになりそうだったので、左から行く。よく見ると左から右へバンド上に上がるような感じになっていた。手はインカットなのでプッシングで足をじわ上げ系面白かった

3/21 10:05

達成感あり、来てよかった

3/21 10:06

石祠3、ここがみかさ山、山名看板なし

3/21 10:06

眺めよし

3/21 10:07

みかさ山。反対側は楽に登れる

3/21 10:08

平和な道

3/21 10:10

ボルダー

3/21 10:12

おっ、これはなんともフリーで登れそうな岩♪

3/21 10:12

ハーケン発見。こんな僻地にまで、、好きな人はいるんだなー

3/21 10:14

破風山東壁

3/21 10:16

ちょっと回り込む

3/21 10:16

40〜50mくらいか？

3/21 10:16

トラバース

3/21 10:18

ここでプチ失敗、クライムダウンしようと思ったが手掛かりがなく、滑り台のように滑った。腰につけたアクセサリーコードは飾りかよ、、なにやってんだか

3/21 10:20

一般トレイルと合流

3/21 10:25

少し登る

3/21 10:25

少し登る

3/21 10:28

破風山、山が一番が気になったがどうやらこれはハンドルネームのようだ。帰りの車の中で山が一番破風山が延々脳内再生されていた

3/21 10:28

山頂より、大桁山と鍬柄岳

3/21 10:29

石祠4

3/21 10:31

下仁田市街

3/21 10:32

東方面、絶壁

3/21 10:43

破風山、西壁

3/21 10:45

ここから登れる？

3/21 10:47

石祠5

3/21 11:01

沢地形を下る

3/21 11:07

ここから出てきた。めっちゃ藪だった。ルート取りミス。尾根伝いに行くのが正解。

3/21 11:13

分岐

3/21 11:34

何ともつまらない林道歩き

3/21 11:47

川後石峠、ここから山道は無視して、大桁山の尾根に直接乗る

3/21 11:48

ちょっと左に進みつつ杉林から乗る

3/21 11:56

普通の尾根です

3/21 12:09

石祠6

3/21 12:15

ぼすっと山道に出る

3/21 12:18

妙義

3/21 12:18

大桁山山頂

3/21 12:58

鍬柄岳西稜、南稜から登るのがアルパイン初級者向けのようだ。

3/21 13:04

鎖場

3/21 13:10

石祠7

3/21 13:11

トラバース

3/21 13:13

鍬柄岳山頂、石祠8

3/21 13:36

久しぶりに絵を描くも、風が強すぎて早々に断念

3/21 13:39

3/21 14:03

迫力ある

3/21 14:09

鍬柄岳登山口駐車場、6台は停められそう

3/21 14:16

対岸の岩っぽい尾根、私気になります

3/21 14:29

千平駅

3/21 14:29

何とも可愛らしいホーム

3/21 14:30

コブシ

3/21 14:36

不通渓谷

3/21 14:37

ハナダイコン

3/21 14:40

右の岩っぽいのがみかさ山、左が破風山

3/21 14:42

どっしりそびえる大桁山、手前にあるのが鍬柄岳

3/21 14:46

道の駅しもにたは人でたくさん、自粛ムードなし

感想

kudan

相変わらず三連休も暇なので山に赴く。最初は伊豆近辺でバリハイとロングハイクを計画したが、急に行くのがめんどくさくなり頓挫。。

そう言えば西上州に最初に登る山は鍬柄岳と決めてたなーと思いだし、でも大桁山と合わせてもさくっと終わってしまうから二の足を踏んでたが、こちらの方のブログで近くに破風山（はふうやま）という山を発見。
https://hikingbird.exblog.jp/23912082/

破風山の東尾根ルートは上記記録しか見つからなかったが、下りでロープを使わずに下れたとあるのでじゃあ普通に登れるはずだと鍬柄岳、大桁山と合わせて計画を立てる。

朝9時に道の駅到着で出発。max15km位なら朝発でいいので楽。
概ね予測通りにみかさ山に至る岩稜帯が一切の補助もなく自然のままにあるのが良かった。何故かぽつんとある灯籠がいいアクセントだった。修験道なのかな？
みかさ山直下の岩壁登攀が微妙に達成感があり楽しかった。
この山を計画に加えて実によかった。

大桁山へは普通は林道を使うが、どうみても尾根沿いにいった方が近いので、強引に尾根沿いにいく。こっちの方が楽で正解。

鍬柄岳の鎖場はステップ切ってあって簡単、登りも降りも鎖使わずにいけました。アルパインスタイルも初級者向けで優しいらしい。

記録が殆どないルートだったので緊張したが、実に面白かった。西上州の山の面白さを実感できた感じがした。