鶏頂山(山頂目前で敗退）

2020年03月21日(土) [日帰り]

• GPS: 06:40
• 距離: 8.3km
• 登り: 427m
• 下り: 412m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:25
• 休憩: 2:15
• 合計: 6:40

8:47 スタート地点
10:46 10:57 弁天沼
11:06 11:17 御助水
11:44 13:22 藤原コース分岐
13:36 13:51 御助水
13:57 13:57 弁天沼
15:27 ゴール地点

天候

はれ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

旧鶏頂山スキー場入口の鳥居前
除雪してあり5−6台駐車可

コース状況／危険箇所等

弁天沼からはトレースなく迷う。GPSと地形図で進路を探りつつ進む。
稜線分岐からは崖の上に雪庇が出ているうえ、急傾斜の藪で足場が悪く、かつカリカリに凍った箇所あり。少々危険を感じたので引き返す。ピッケルがあれば心強い。
午後は気温が上がり、枯木沼からは踏み抜き地獄だった。
この時期の装備選択は難しい

その他周辺情報

下山後は鬼怒川に宿泊。犬と泊まれる温泉宿で超快適。

写真

3/21 8:52

日塩もみじライン沿いの駐車スペースから出発

3/21 8:58

大きな鳥居がある

3/21 8:58

3/21 9:24

鶏頂山スキー場跡を登る

3/21 9:41

美しい森に変わると…

3/21 9:44

急に開けた枯木沼に出る

3/21 9:48

足跡のない雪原を歩く。エーデルワイススキー場のゲレンデが近いので音楽が聞こえてくる

3/21 10:29

大沼入口

3/21 10:30

春近い湿原

3/21 10:48

弁天沼。鳥居と祠がある

3/21 10:47

3/21 10:49

安全登山を祈願

3/21 10:59

弁天沼周辺は平坦で雪深く、全く目印やトレースがない。GPSと地形をにらみ、見当をつけて進む

3/21 11:03

御助水の標識を発見

3/21 11:11

ここから急斜面に取り付くのでアイゼンを装着。
最近は軽アイゼンの出番が多かったが、今回は久しぶりに12本爪を持参した

3/21 11:27

3/21 11:53

稜線に出た

3/21 11:53

釈迦ヶ岳は思ったより遠く険しそう

3/21 11:54

3/21 11:56

3/21 11:57

登路は急。左側は笹が茂っているが、落ちたら助かりそうもない崖

3/21 11:57

端を歩きたくないが、右寄りは藪で歩きにくい

3/21 11:59

獣は登ってますが…

3/21 12:10

稜線沿いを避けて樹林帯を巻いてみたものの、カチカチのアイスバーンが現れ、はなの爪が立たず登れない箇所も…

3/21 12:09

登りたくなさそう

3/21 12:40

残念ですが今回はここまでとします

3/21 12:45

3/21 13:03

ごほうび

3/21 13:12

3/21 13:17

3/21 13:31

見慣れない山々。
男鹿山塊？

3/21 13:44

3/21 13:52

3/21 13:53

3/21 13:53

御助水に戻りひと休み

3/21 13:57

3/21 19:47

鬼怒川の温泉旅館に宿泊。はなもお疲れのようです

撮影機器：

OLYMPUS OM-D E-M1 オリンパス

装備

備考

駐車場あたりの雪は締まっていたのでスノーシューを車に置いて出たが、後の踏み抜き地獄を考慮すると弁天沼あたりまで履いて行ってデポするという手もあったか？

感想

hananao

一昨年の3月に霧降高原赤薙山から眺めた高原山が美しく、どうしても積雪期に登りたいと思っていました。

鬼怒川温泉あたりから眺めた高原山には雪がほとんど着いていませんでしたが、今回登った北面のルートはまだ雪がたっぷりと残っていて、雪山歩きを満喫できました。

ただ、鶏頂山の最後の登りは、予想を超える難関で、傾斜が急なうえに左(南)側が切れ落ちています。といって右(北)に逃げようにもヤブに阻まれる。しかも雪が凍り付いていて、はなちゃんの爪が立たずガリガリと滑る。

そこに、軽装(四本爪アイゼンとストック）の中高年パ−ティー数人が追いついてきて、我々のトレースに感謝しつつ登ってゆきました。地元の方々でしょうか、逞しい！我々も頑張れば登れそうではありましたが、無理せず引き返すことにしました。

ちょっと犬連れにはハードだったかもしれませんが、楽しい山行になりました。すんなり登れた時よりも、このような登山が思い出に残るのでしょう。