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記録ID: 227561
全員に公開
沢登り
八幡平・岩手山・秋田駒

栗木ヶ原から三ツ石山を望む・松沢遡行_2012/9/22

2012年09月22日(土) [日帰り]
 - 拍手
その他3人
体力度
2
日帰りが可能
GPS
05:59
距離
8.5km
登り
540m
下り
533m
歩くペース
ゆっくり
1.51.6
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:34
休憩
0:25
合計
5:59
距離 8.5km 登り 543m 下り 547m
8:10
243
スタート地点
12:13
12:38
91
14:09
ゴール地点
08:24 ゲート前出発
08:40 堰堤を越えて入渓
09:14 F1(直登容易)
09:21 F2(増水時要注意・今回は水量少なく容易)
11:05 巨岩ゴーロ帯終了+小休止
11:15 蛇行の小川帯
11:42 栗木ヶ原+大休止+散策
12:45 下山開始
13:52 藪漕ぎ終了
14:11 県道ゲート前に下山


天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2012年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
滝ノ上温泉にトイレと駐車場があります。
今回は、県道の終点まで車で入り、ゲート前に車を停めました。
コース状況/
危険箇所等
※栗木ヶ原からの下りルートは、登山道として整備されている道ではありません。そのため、不明瞭な個所や藪漕ぎを強いられるところがあります。よって、経験者の同行をお勧めします。

※下山後は滝ノ上温泉で汗を流しましょう。今回は初めて滝峡荘(りゅうきょうそう)に入りました。
出発前の記念撮影です
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出発前の記念撮影です
今回はここから入渓しました
今回はここから入渓しました
最後の砂防ダムです
流れ落ちる水がキレイでした
最後の砂防ダムです
流れ落ちる水がキレイでした
砂防ダムの上は土砂が堆積していました
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砂防ダムの上は土砂が堆積していました
赤くなったゴーロを登ります
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赤くなったゴーロを登ります
最初は慎重に登ります
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最初は慎重に登ります
緑はきれいなんですが、赤い沢はちょっと・・・
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緑はきれいなんですが、赤い沢はちょっと・・・
4段のナメ滝です
ゆっくり・・・
慎重にクリアします
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慎重にクリアします
沢のあちこちで温泉が噴出しています
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沢のあちこちで温泉が噴出しています
源泉探検ではありませんよ
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源泉探検ではありませんよ
大滝です
1段目は右岸を登ります
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1段目は右岸を登ります
2段目は左岸を登ります
レグさんはVサインで余裕ですね
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2段目は左岸を登ります
レグさんはVサインで余裕ですね
続く最後の滝です
続く最後の滝です
水量が少なくて比較的容易でした
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水量が少なくて比較的容易でした
水温確認です♪
温泉の沢って感じです
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温泉の沢って感じです
こんなところもあります
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こんなところもあります
ここを登って小休止です
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ここを登って小休止です
こんなところもありますが、ゴーロ帯が続きます
こんなところもありますが、ゴーロ帯が続きます
ペースが上がらなくなってきたレグさん
ペースが上がらなくなってきたレグさん
緑がきれいでした
緑がきれいでした
丸太渡り〜
さすがにこの木は渡れません
さすがにこの木は渡れません
とりあえずのゴールが近づいてきました
とりあえずのゴールが近づいてきました
振り向くと高倉方面の稜線が見えてきました
振り向くと高倉方面の稜線が見えてきました
渓相が変わったところで小休止です
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渓相が変わったところで小休止です
蛇行する小川を進みます
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蛇行する小川を進みます
栗木ヶ原に到着です
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栗木ヶ原に到着です
お花は少なかったです
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お花は少なかったです
三ツ石山をバックに記念撮影です
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三ツ石山をバックに記念撮影です
三ツ石山のアップです
三ツ石山のアップです
大休止です
池塘のまえで記念撮影
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池塘のまえで記念撮影
水面に映る人影
大きなトンボがたくさん飛んでいました
大きなトンボがたくさん飛んでいました
小さいトンボもいましたね
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小さいトンボもいましたね
イモリも泳いでます
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イモリも泳いでます
産卵中!?
オニヤンマではなかったです
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オニヤンマではなかったです
やっぱり青空の下だと写真が映えます
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やっぱり青空の下だと写真が映えます
水の青がキレイです
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水の青がキレイです
カップル誕生となるか!?
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カップル誕生となるか!?
池塘を覗き込むレグさん
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池塘を覗き込むレグさん
いよいよ下山開始です
名残惜しいなあ・・・。
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いよいよ下山開始です
名残惜しいなあ・・・。
薮漕ぎ終了
やっと広いところに出られました
薮漕ぎ終了
やっと広いところに出られました
ゲート前に無事下山です
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ゲート前に無事下山です
帰りに滝峡荘で入浴です
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帰りに滝峡荘で入浴です

感想

 今回は職場の山仲間ふたりに、今年からよくご一緒させていただいてるW女史に、初めてご一緒することになったXNRさんの弟子のregu-lusさんを交えたバラエティメンバーでの山行になりました。
 職場の山仲間はふたりとregu-lusさんは、登る滝がある沢登りは初めてです。

 8時に滝ノ上温泉駐車場に集合して、車1台で県道ゲート前に向かいます。
 ゲート前には、県外ナンバーの車が3台停まっていました。
 こちらはどうやら葛根田川を遡行したようです。

 予備のハーネスがひとつあったので、これはregu-lusさんに渡します。
 職場の仲間は、ハーネスが必要な事態になった時に対応することで、ハーネスなしで出発です。
 ゲート脇を抜けて道なり進みます。
 T字路が現れ、そこに橋がかかっています。
 その橋の下を流れる沢が松沢です。
 以前はその橋から入渓したのですが、新しく作られた砂防ダムを迂回するため、T字路を右折して道なりに登っていきます。

 行き止まりまで登ってから、フェンスを越える手もあるのですが、今回は途中から沢に下りて、最後の砂防ダムを小さく高巻きました。
 砂防ダムを流れ落ちる水の流れが綺麗でしたね。
 ※昨年の遡行記録を見たら、昨年はダムの上からは水が流れていませんでした。1年で土砂がたまったんですね。

 いよいよ入渓です。
 ん〜、砂防ダムの上流部は、前回よりも明らかに土砂が堆積しています。
 いいところがなく最初から泥に埋もれての入渓になってしまいました。
 
 ここからは赤く変色した岩のゴーロ歩きになります。
 入渓して10分で、4段のナメ滝が現れます。
 この先は再び赤い岩のゴーロが続きます。
 この松沢、沢沿いのあちこちから蒸気が噴き出しており、沢に温泉が流れ込んでいるため、水温はやや温さを感じます。
 岩が赤いのは温泉の鉄分のせいかな!?

 最初の滝が現れます。
 沢登り初めてのメンバーに「見た目より簡単に登れるから」と声を掛けて、滝に取りつきます。
 この滝は、1段目は右岸を登り、2段目は左岸を登ります。
 1段目を難なく登り、2段目を登るため左岸に渡ろうとしますが、流木のせいで小さなダムができ、ちょっと渡りにくくなっていました。
 木の根を利用して、濡れることなく渡れました。

 続いてすぐに次の滝が現れます。
 これまでの松沢遡行の中で一番水が少なく、滝の印象がかなり違います。
 これならザイルを出さずに登れそうです。
 全員無事に取りつき、クリアです。
 登る感じの滝はこれでお終いとなり、しばらくは巨岩のゴーロ帯となります。

 沢登り初めてのregu-lusさんのペースがあがりませんでしたが、W女史がいろいろと声を掛けてくださり、面倒を見ていただきました。ありがとうございました。

 巨岩のゴーロ帯の斜度が増してくると、登りはあと少しとなります。
 振り返ると高倉山方面の山並みが見えてきます。
 登りきったところで小休止です。

 ここからは蛇行する小川を進みます。
 何箇所か笹がうるさいですが、下をくぐるように進みます。
 沢を進むとところどころにテープがあり、何箇所か二俣が出てきますが、そのまま本流を進みます。
 一か所、あきらかに本流よりも支流の水量が多い二俣がありましたが、ここは中州になっていると判断し、水の少ない本流を進みます。
 ここは読み通りでした。

 しばらく進むと、笹薮越しに栗木ヶ原が見えてきます。
 右岸を注意しながら進むと、栗木ヶ原に続く顕著な踏み跡が現れるので、そこから数メートルの藪漕ぎで栗木ヶ原に到着です。

 振り返ると三ツ石山の頂上が見えました。
 やはりここには、展望のいい晴れた日に訪れたいですね。
 適当なところで、早速ランチタイムです。

 ランチを済ませたら、荷物を背負って池塘めぐりです。
 池塘付近では大きなトンボが飛び交い、どうやら産卵しているようです。
 池塘の中を覗くとイモリが気持ちよさそうに泳いでいます。

 しばらく散策を楽しんだところで、 三ツ石山を振り返り、いよいよ下山開始です。
 下山に使った道は、栗木ヶ原の学術研究のために拓かれたという話を聞きましたが、真偽の程はわかりません。
 せっかくあるので使わせていただきます。
 ただ、この道は「登山道」ではないので、管理されているわけでもないようなので、ところどころ薮が濃かったり、踏跡が不明瞭なところがあります。
 
 なんとか地形図上の林道にでますが、ここもかなりの薮漕ぎを強いられます。
 昔の林道なので道は蛇行しながら葛根田に向かいます。
 やっと、薮漕ぎから開放されるのは、葛根田川沿いの舗装道路のすぐ手前です。
 あとは道なりに県道のゲートに戻って、無事下山です。

 一旦、滝ノ上温泉の駐車場の戻って、今回は三ツ石登山口の傍にある滝峡荘で汗を流しました。
 昔は国民宿舎だったというその佇まいはなかなか風情があり、またラジュウム温泉もいい感じでした。

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コメント

お疲れさまでした♪
今回の遡行でレグさんは私の弟子を卒業しました。今後の沢の師匠はW女史だそうです。(笑!

天気が良くて素敵な栗木ヶ原でしたね! 池塘に写る皆さんの姿が素敵です。

また都合が合うときはご一緒させて下さいね!

ヨロシクお願いしまーす。
2012/9/24 19:31
ゲスト
XNRさん>
え〜、弟子卒業ですか!?爆
今回、自分が先頭をいったので、結果的にレグさんの相手をW女史にお願いしてしまいました。
ホント助かりました。
でも、まさかそこで新しい子弟関係が生まれたとは…。

やっぱり天気がいいと写真が映えますね。
ホントいい写真が撮れました♪

仕事、まだ忙しいんですか!?
なんとか日程合わせてご一緒しましょう!
2012/9/24 22:34
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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