奥穂高〜西穂高(撤退)


- GPS
- 29:35
- 距離
- 35.2km
- 登り
- 1,895m
- 下り
- 1,876m
コースタイム
9/23 7:00穂高岳山荘−10:20横尾−12:25上高地
天候 | 9/22晴れ 9/23雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
予約できる山小屋 |
横尾山荘
|
写真
感想
金曜日の時点で、天気予報では雨マークはなし。降水確率は30%。先月の槍ヶ岳から前穂高岳に続き、今年の目標の奥穂高から西穂高を決行すべく、穂高岳山荘へ順調に登る。ザイテングラートの途中、上から女性の悲鳴が聞こえた。九十九折りの道をひとつ曲がると、女性が頭部から血を流していた。登山道からハイマツの上を5Mほど滑落し、頭部を岩にぶつけた様子。聞いていると、偶々落下地点そばで休憩していた人が咄嗟に女性のザックをつかみ、多少は衝撃を和らげたとのこと。女性の意識はしっかりしていて、仲間も何人かいる様子なので、そのまま登る。(長野県警のHPを見たら62歳の女性と書いてあった)初めて滑落した人を間近で見たので、気が引き締まる。また、明日の縦走は特に気をつけなければ明日は我が身か、とも思う。
小屋につくと近くの人から明日は雨らしいと聞こえてくる。小屋の中で予報を見るとどうやら下り坂らしい。とりあえずテントを張りビールを飲む。どうせ明日は奥穂高に行くから涸沢岳にでも行こうかと思い、途中まで行くが、降りてくる人が何も見えないと教えてくれた。先月も行ったからいいや、と思い、テントに戻り持って行ったウィスキーを飲む。
それにしても、ヘルメットを持っている人がやたら多く感じた。先月来た時はこんなにはいなかったと思う。西穂高へ行く人はみんなヘルメットを持って行くのだろうか。奥穂・西穂縦走経験者に事前に聞いたら、かえって邪魔になる、とのことだったが。
夜3時ころ起きるとテントに雪が当たるような音がする。また寝て4時ころ起きると今度は雨の音。これはだめかと思い、携帯で天気予報を見ると、雨の予報、あきらめて昨日来た道を戻ることに。
今年の目標が未達成で終わることも確定。来年までというのは待ち遠しすぎる。
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