三方岩岳


- GPS
- --:--
- 距離
- 13.1km
- 登り
- 1,106m
- 下り
- 1,087m
コースタイム
天候 | ガスのち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
今年は昨年以上の寡雪で白川郷での山スキーは厳しいかと思っていたが、ここに来て記録が出てくる様になったので、昨年登った野谷荘司の隣にある三方岩岳に行くこととする。
トヨタ自然学校に付くと、同タイミングで登山者の車が三台来て、全員三方岩岳に向かって登り始めていった。我々は一番最後の出発となる。ゲートを過ぎると右手のホワイトロードにスキートレースがあったが、帰りはこちらを滑っている人が多いらしい。左手に進んで登山口から標高を上げていくが、想定通り藪が濃い。
濃いガスの中、藪をすり抜けながらどんどん標高を上げていくと、やがてトップに立つ。過去に登ったことのあるパートナーは、雪原だったはずのところがブッシュが多くて、かなり印象が違うと感想を漏らしていた。
今まではガスの中の歩きだったが、10時頃に青空が広がり始め、やがて晴天の元、最高のロケーションが目の前に広がる。眼下には雲海が広がり、気分は最高。一度コルに滑り降りた後、前方の三方に広がる岩に向かって急登をハイクアップしていく。山頂直下は、一度主稜線に向かって右にトラバースした後、再び左に折り返してピークに向かう。
11時過ぎに三方岩岳の山頂に到着。南西を向けば、約束された白山の大展望。北側の笈ヶ岳、大笠山の山並みも登頂意欲を掻き立てられる。沢登りで訪れたオバタキタンは、是非山スキーでも滑ってみたい。運んできたケーキを食べながら贅沢なひと時を過ごす。
下山の滑降は、前半は雪が生きていたので楽しめた。後半は藪が濃くなってくるので、トレースに導かれてホワイトロードの林道沿いを滑ることにするが、ただでさえ長大に巻いている上に、斜度が緩くてほとんどスキーが滑らないので、藪が濃くても登路を滑った方が早くて楽だっただろう。ただ、白川郷の眺めはとてもよかったので、ロケーションをじっくり楽しむ分にはよいかもしれない。
下部は雪切れが近いが、なんとかスキーを脱がずに下山することができた。白川郷エリアでもなんとか山スキーができることが分かったので、短いシーズンを楽しみたい。
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