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Yamareco

記録ID: 229047
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無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

男二人で女王に登る、快晴の仙丈ケ岳

2012年09月29日(土) [日帰り]
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GPS
07:00
距離
9.1km
登り
1,151m
下り
1,150m

コースタイム

7:04 北沢峠
7:12-7:17 大平山荘
8:12 藪沢渡渉点
9:10-9:20 馬ノ背ヒュッテ
9:28 丹渓新道分岐
10:02-10:13 仙丈小屋
10:19 松峰(地蔵尾根)分岐
10:34 仙丈ケ岳(昼食)
11:54 8合目
12:08-19:19 小仙丈ケ岳
12:52-12:56 5合目
13:33 2合目
13:51 北沢峠

好天に恵まれたおかげでCTより短い時間で回れたため、眺めのいいポイントでその分休憩時間を十分取りながら回りました。
天候 快晴(午前〜下山まで)
過去天気図(気象庁) 2012年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス タクシー 自家用車
芦安駐車場〜広河原 乗り合いタクシー(or山梨交通バス) 片道1100円(環境協力金100円含)
広河原〜北沢峠 南アルプス市営バス 片道荷物あり750円、なし500円※ナップザック程度まで
コース状況/
危険箇所等
急登はあるが危険箇所はない。
往路馬ノ背ヒュッテまでの藪沢沿いは、雨天時には増水や岩で滑らないよう注意をした方がいいと思う。
予約できる山小屋
馬の背ヒュッテ
北沢峠 こもれび山荘
広河原到着。整備されたビジターセンター前のバス乗り場に長蛇の列が出来ます。
広河原到着。整備されたビジターセンター前のバス乗り場に長蛇の列が出来ます。
北沢峠に着きました。
北沢峠に着きました。
南アルプス林道を少し戸台口(伊那)側に向かいます。
南アルプス林道を少し戸台口(伊那)側に向かいます。
左手に入り、林道(車道)をショートカット。
左手に入り、林道(車道)をショートカット。
甲斐駒に行く人、小仙丈ケ岳から回る人が多いのか、大平山荘方面に向かった人はわずか。
甲斐駒に行く人、小仙丈ケ岳から回る人が多いのか、大平山荘方面に向かった人はわずか。
大平山荘前はよい眺めです。前夜冷えたのか、北アルプスは白くなっていました。親切な管理人さんが双眼鏡を貸して見せてくれました。泊まりの時はここにしたい・・・
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大平山荘前はよい眺めです。前夜冷えたのか、北アルプスは白くなっていました。親切な管理人さんが双眼鏡を貸して見せてくれました。泊まりの時はここにしたい・・・
大平山荘の奥から、往路を取る藪沢新道に入ります。
大平山荘の奥から、往路を取る藪沢新道に入ります。
前半は樹林帯の急登。まず最初に顔を出すのが鋸岳です。
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前半は樹林帯の急登。まず最初に顔を出すのが鋸岳です。
樹林帯を抜けると藪沢に出て、渡渉点を丸太橋で渡ります。
樹林帯を抜けると藪沢に出て、渡渉点を丸太橋で渡ります。
藪沢からは、甲斐駒が顔をのぞかせるようになります。
藪沢からは、甲斐駒が顔をのぞかせるようになります。
樹林帯と沢沿いとのバリエーションが楽しめるルートでした。登りにオススメ。
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樹林帯と沢沿いとのバリエーションが楽しめるルートでした。登りにオススメ。
藪沢沿いをそのままかなり上の方まで登ります。1時間はかかりません。
藪沢沿いをそのままかなり上の方まで登ります。1時間はかかりません。
うーん、甲斐駒は男前すぎます。マリちゃん(摩利支天)の存在感もこちらの角度からは抜群。
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うーん、甲斐駒は男前すぎます。マリちゃん(摩利支天)の存在感もこちらの角度からは抜群。
5合目からの道をあわせます。馬ノ背ヒュッテに水を引く設備がありました。
5合目からの道をあわせます。馬ノ背ヒュッテに水を引く設備がありました。
この分岐から馬ノ背に取りつき、明るい林を登っていきます。
この分岐から馬ノ背に取りつき、明るい林を登っていきます。
その途中に馬ノ背ヒュッテ。ベンチを借りるときは挨拶しましょう。
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その途中に馬ノ背ヒュッテ。ベンチを借りるときは挨拶しましょう。
馬ノ背までもう少し登ります。
馬ノ背までもう少し登ります。
丹渓新道との分岐に出ました。ここから尾根歩きです。
丹渓新道との分岐に出ました。ここから尾根歩きです。
山頂への眺望がどんどん開けてきます。
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山頂への眺望がどんどん開けてきます。
カールが見渡せる位置まで来ました。
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カールが見渡せる位置まで来ました。
ぐいぐい登って行きます。
ぐいぐい登って行きます。
まずは仙丈小屋を目指します。
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まずは仙丈小屋を目指します。
振り返ると、遠くの山々がどんどん現れてきていました。
振り返ると、遠くの山々がどんどん現れてきていました。
仙丈小屋に到着です。立派な小屋です。
仙丈小屋に到着です。立派な小屋です。
ここで既に絶景が広がっています。ちょっと一息。
ここで既に絶景が広がっています。ちょっと一息。
最後の登りです。
最後の登りです。
松峰(地蔵尾根)への分岐。破線の道の入口です。
松峰(地蔵尾根)への分岐。破線の道の入口です。
こういうルートを歩ける登山者になれる日は来るのだろうか。
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こういうルートを歩ける登山者になれる日は来るのだろうか。
ぐいぐい高度を稼ぎ、仙丈小屋が小さくなっていきます。
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ぐいぐい高度を稼ぎ、仙丈小屋が小さくなっていきます。
山頂はもう少し。
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山頂はもう少し。
mamoton足が痛くなりました。
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mamoton足が痛くなりました。
でもあとほんの少し。
でもあとほんの少し。
着いた。
3033メートル、南アルプスの女王に登りました!
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3033メートル、南アルプスの女王に登りました!
360度絶景・・・南から、大仙丈ケ岳を越え仙塩尾根の先に塩見岳、その向こうに南アルプス南部の赤石岳、荒川岳、聖岳(たぶん)。三峰岳の左にどっしり間ノ岳。
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360度絶景・・・南から、大仙丈ケ岳を越え仙塩尾根の先に塩見岳、その向こうに南アルプス南部の赤石岳、荒川岳、聖岳(たぶん)。三峰岳の左にどっしり間ノ岳。
東側、目の前の北岳とその隣に富士山、左手には鳳凰三山が延びます。奥に奥秩父の山もちらほら。
東側、目の前の北岳とその隣に富士山、左手には鳳凰三山が延びます。奥に奥秩父の山もちらほら。
北側、出ずっぱりの甲斐駒、鋸岳の奥に、ちょっと雲の向こうですが八ヶ岳が控えます。
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北側、出ずっぱりの甲斐駒、鋸岳の奥に、ちょっと雲の向こうですが八ヶ岳が控えます。
こちらは北アルプス。大平山荘で見た朝の風景より白っぽさがなくなりました。
こちらは北アルプス。大平山荘で見た朝の風景より白っぽさがなくなりました。
西側、伊那谷に聳える中央アルプスの陰にあるのは御嶽かな。右端に切れ気味が乗鞍、左端は恵那山?結構大きい山。
西側、伊那谷に聳える中央アルプスの陰にあるのは御嶽かな。右端に切れ気味が乗鞍、左端は恵那山?結構大きい山。
サービスカット。
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サービスカット。
ランチはランチパック。目だけでなくお腹もいっぱいに・・・はならないかな。
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ランチはランチパック。目だけでなくお腹もいっぱいに・・・はならないかな。
こんなにいろいろな山が見れて大満足です。
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こんなにいろいろな山が見れて大満足です。
復路は小仙丈ケ岳回りで。
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復路は小仙丈ケ岳回りで。
超楽しい!
イイね!
イイね!
イイね!
仙丈小屋に下りれる分岐です。
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仙丈小屋に下りれる分岐です。
巻き道あるのに楽しかったので小ピーク登ってしまいました。
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巻き道あるのに楽しかったので小ピーク登ってしまいました。
小仙丈ケ岳に到着です。
小仙丈ケ岳に到着です。
ここも絶景でした!
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ここも絶景でした!
しかしこの眺めを楽しめるのもそろそろ終わり。
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しかしこの眺めを楽しめるのもそろそろ終わり。
樹林帯に入りはじめます。
樹林帯に入りはじめます。
しかも岩がごろごろ。
しかも岩がごろごろ。
岩を下りていくうちにすっかり原生林です。
岩を下りていくうちにすっかり原生林です。
5合目まで下りてきました。馬ノ背からもこちらに戻れます。
5合目まで下りてきました。馬ノ背からもこちらに戻れます。
更に下ります。急下降が続きますが、危険箇所はありません。
更に下ります。急下降が続きますが、危険箇所はありません。
山々とはいよいよお別れ。
山々とはいよいよお別れ。
2合目です。もうちょっと。
2合目です。もうちょっと。
帰ってきました〜
帰ってきました〜
帰路のバス(15:30)には1時間半以上ありましたが、14:30過ぎに臨時便が出てスムーズに広河原に戻りました。南アルプス市営バス、なかなかやるじゃないか!
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帰路のバス(15:30)には1時間半以上ありましたが、14:30過ぎに臨時便が出てスムーズに広河原に戻りました。南アルプス市営バス、なかなかやるじゃないか!
芦安から甲府市内に出て、有名な温泉銭湯の草津温泉に立ち寄りました。強烈なモール泉の大量かけ流し。お湯がもったいない(笑)。この地の恵みにも甲府盆地を囲む山々が関係しているそうです。
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芦安から甲府市内に出て、有名な温泉銭湯の草津温泉に立ち寄りました。強烈なモール泉の大量かけ流し。お湯がもったいない(笑)。この地の恵みにも甲府盆地を囲む山々が関係しているそうです。
大平山荘で買ったバッジです。大平山荘は立ち寄った小屋の中で人の感じが一番よく、甲斐駒を含めこのエリアで泊まる時にはここにしたいと思いました。なお仙丈小屋のバッジは現在売り切れとのこと。
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大平山荘で買ったバッジです。大平山荘は立ち寄った小屋の中で人の感じが一番よく、甲斐駒を含めこのエリアで泊まる時にはここにしたいと思いました。なお仙丈小屋のバッジは現在売り切れとのこと。
そろそろコイツの時期も終わりなのか、萎れているものが多かったです。
そろそろコイツの時期も終わりなのか、萎れているものが多かったです。
でも綺麗な色の花でした。
でも綺麗な色の花でした。

感想

今回日帰りで南アルプスの女王と謳われる仙丈ケ岳に行ってきました。
晴れ男mamotonと、ソコソコ晴れる私の組み合わせ(山登りでは初)がよかったのか、
朝から帰りまでずっと晴れ、とても楽しい山登りとなりました。
稜線上は最初は強風でしたが、頂上についた後はずっと静かでした。

頂上は360度の絶景。最近山の名前(と山容)を覚えたところでしたが、
これだけたくさんその山々を見てしまうと、全部登らねばという気になりました。

往路は藪沢ルート、復路は小仙丈ケ岳ルートを取りましたが、
傾斜や登山路の展開という点でよい選択でした。

見る限り、多くの日帰り登山者は小仙丈ケ岳ルートをピストンしていましたが、
一番のお楽しみのはずの、小仙丈ケ岳から仙丈ケ岳への稜線を、
その前の急登の疲れで喘ぎながら登ってきているようでした。

藪沢ルートから回ると仙丈ケ岳で休憩したあと、この稜線を緩い下りで
めちゃくちゃ元気に楽しめました。

甲府の草津温泉も宜しければどうぞです(400円、甲府市上石田1丁目10-12)。
http://blog.goo.ne.jp/onsen_shouyou/e/192e7944c73041b647d7544730444355
※個人の方のブログです

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