権現岳〜三ツ頭：120926（観音平より周回）

2012年09月26日(水) [日帰り]

• GPS: 08:50
• 距離: 11.3km
• 登り: 1,329m
• 下り: 1,324m

コースタイム

9：45観音平-10：30雲海10：35-11：20押手川-12：20青年小屋12：30
-13：00のろし場-13：25西ギボシ-14：05権現岳14：10-14：50三ツ頭北側15：30
-15：40三ツ頭-15：45前三ツ頭分岐-16：20木戸口公園-16：40ヘリポート跡
-16：55笹すべり-17：35八ヶ岳横断歩道分岐-17：40八ヶ岳神社17：45
-17：50八ヶ岳横断歩道分岐-18：35観音平

天候

天気：晴れ
気温：山頂で16℃

アクセス

利用交通機関：

自家用車

観音平の駐車場は9：30でほぼ満車。それでも駐車場手前の道路に駐車している車はほとんどなかった。土日だともっと車は多くなると思う。

コース状況／危険箇所等

観音平から青年小屋までは比較的歩きやすい登山道です。緑が美しく、傾斜もそこまできつくないので気持ちよく登っていけます。
青年小屋からのろし場を通過していくと、ギボシの通過がありますが、東ギボシの
斜面のトラバースは高度感が有り、多少緊張します。
鎖を補助的に使用して赤ペンキの印の通りに進めば、ほぼ問題ありませんが、高所恐怖症の方は難儀しそうです。このコースではこの岩場と鎖場の通過が一番危険な箇所となりそうです。
三ツ頭からの下山路は特に危険箇所はありませんが、笹すべり周辺はその名のとおり笹が多く、地面が見えにくい状況です。浮き石や木の根に注意していれば問題ありませんが、多少足元に気を使う必要があります。
なお、八ヶ岳横断歩道はよく整備されいて、歩きやすかったのですが、想像以上に高低差があり、ほぼ体力を使い切った状態では少しきつく感じました。

全体を通して、ギボシと権現岳周辺の岩場と鎖場以外は特に危険箇所はありませんでした。

下山後は小淵沢の道の駅にある「延命の湯」が駐車スペースも多く、お土産等も購入できるのでオススメです。

写真

9/30 16:32

観音平にあった看板です。自然とふれあいたくて山に来る人がほとんどでしょう。

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グリーンロッジがなくなって、トイレがどうなるかと思っていましたが、駐車場の片隅にありました。

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この柵を通って登山開始です！

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ここはグリーンロッジの跡地でしょうか。とにかく跡形もなくなくなってます・・・。

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登山道は緑が美しく、癒されます。

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今回は編笠山はパス。

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自分を後ろからタイマーで撮ってみました。

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いやぁ、大きい岩ですね。

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緑に癒されながら歩いていきます。

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天気が良くてよかった！

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真上を見上げると緑が輝いています。

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岩の隙間を通ります。

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雲海に到着です。

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雲海からの景色。

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雲海から押手川のあいだにベンチがありました。

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赤テープも頻繁に有ります。

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押手川に到着です！ここから編笠山方面の道と別れます。

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で、青年小屋方面へ。

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富士山がよく見えます。

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木々の隙間から北岳が見えます。

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むかって右側の尾根は天女山から伸びる尾根だと思われます。見えているのは三ツ頭でしょうか。

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景色がいいとすぐに立ち止まってしまいます。

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はい、自然を大切にします。

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あと20分で青年小屋のようです。

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紅葉が始まっているようで、ところどころ黄色い葉があります。

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青年小屋に到着！

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小屋の向こうに編笠山が見えます。

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権現岳方面へ！

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少し登ると青年小屋と編笠山がよく見えます。

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ここからも富士山はよく見えます！

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南アルプスもいいですねぇ〜。

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西岳とその向こう側に諏訪湖が見えます。

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西ギボシの左側奥に阿弥陀岳が見えます。

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のろし場付近からの富士山！

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いや〜、晴れてよかったです！

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西ギボシを登っていきます。

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だんだん高くなってきて編笠山も下の方に感じます。

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だんだん斜度の高い岩場になってきました。

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鎖出現！

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だんだん高くなってきて編笠山も下の方に感じます。

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三ツ頭と右奥に富士山。

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東ギボシに向かいます。

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鎖が多く、急な斜面のトラバースが続きます。

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ここは落ちるとヤバそうですね・・・。

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権現小屋の上部から見た赤岳〜阿弥陀岳

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三ツ頭のそばまで行ってから休憩することにします。

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赤岳方面への分岐です。一回、キレットを超えて赤岳まで行ってみたいものです。

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いや〜、赤岳も阿弥陀岳もかっこいいですね！
手前に見えているのはおそらくツルネかな？

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南アルプス方面。尾根と谷がはっきりわかります。

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で、権現岳登頂！！！

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いや〜、赤岳も阿弥陀岳もかっこいいですね！
手前に見えているのはおそらくツルネかな？

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天女山方面です。尾根の向こうにまきば公園（県営八ヶ岳牧場）が見えます。
瑞垣山や金峰山も見えます。

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落ちたら命はなさそうです。そろそろ下山開始です。

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で、少し降りてくると山頂部分がもう小さくなっています。

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岩場が多いです。

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名残惜しく、何度も振り返ってしまいます。

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少し樹林帯になります。気持ちのいい尾根です。

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味のある標識です。

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ナナカマドでしょうか。奥に権現岳。

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三ツ頭の手前（三ツ頭の少し北側）からの権現岳〜阿弥陀岳〜赤岳。

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三ツ頭の手前（三ツ頭の少し北側）にちょっと開けた場所があったので、三ツ頭への到着を待たずに遅い昼食にします。ここはなんという場所なんだろう・・・、朽ち果てた標識っぽいものもあったのですが・・・。

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景色に見とれてばかりです。

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空腹で耐えられないので、カップラーメンを食べます。

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こんな景色を見ながら昼食を食べられるなんて、幸せです！！
で、食べ終わって出発です。

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数分で三ツ頭へ。

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富士山がどーんと見えます。

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権現と赤岳も見納めです。

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この分岐で木戸口公園（小泉方面）へ降りていきます。

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ちょっと曇ってきました。

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太陽も雲に隠れてきました。

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ギボシに雲がかかり始めてます。

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枯木帯の気持ちのいい尾根道です。

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あっという間に木戸口公園へ。べつに公園らしいものは何も置いてありません。

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ヘリポートまで降りてきました。ここは眺望抜群ですね！

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金峰山方面もよく見えます。

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ヘリポートの標識もちゃんとありました。

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八ヶ岳神社、昔から気になっていました。今日は日没まで時間的な余裕は全くありませんが、行ってみることにします。

9/30 16:33

コケに夕日があたってキレイです。

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夕方ですね・・・。

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笹すべり付近は本当に笹が多く、足元が見えにくいです。

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そろそろ陽が沈みます。

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これが八ヶ岳神社です！どれくらい昔からあるのか、調べてみたくなります。

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暗くて写真がブレてます。

9/30 16:33

あ〜、日没です。このあと無事に観音平に到着することができましたが、ヘッデンを使用するハメになりました。

撮影機器：

DMC-LX5 Panasonic

感想

MotoDog

今回は、久々に長い休みが取れたので八ヶ岳へ来ました！

どこに登ろうか迷いましたが、権現岳に決定！少し紅葉も期待しつつ就寝しましたが、少し寝坊・・・。相変わらずです。

自宅を出たのは結局6：30。中央高速を飛ばし観音平へ到着すると既に9：30。平日にもかかわらず車はそれなりに多く、八ヶ岳の人気が伺えます。

もう1時間以上早く到着していたら編笠山を経由して権現岳へ登ろうと思いましたが、編笠山は2度登っているし、時間的に余裕もないので、今回は直接青年小屋へ出て権現岳へ登り、三ツ頭を経由して小泉口コースを降りてくることにしました。

天気は快晴！登り始めると緑の美しさと森の香りに癒されます。

青年小屋に向かう道中、女子高か何かの課外授業でしょうか、集団の登山者が複数パーティいました。皆さん礼儀正しく挨拶してくれて清々しい気分でした。
青年小屋につくとこれまた集団の女の子達のパーティがちょうど昼食の時間帯だったので大勢で休憩していました。

賑やかな青年小屋前で休憩するのはやめて、権現岳方面へ少し登ったところで開けた場所があったのでそこで15分近く休憩。

休憩を終えて権現岳方面へ登っていくとのろし場に出ます。ここからの景色もなかなかのものです！

のろし場を過ぎると岩場と鎖場が多くなってきます。特に東ギボシの斜面のトラバースは慎重に進みます。

ギボシを過ぎて権現小屋を過ぎると、いよいよ権現岳山頂です。
山頂からの景色は素晴らしく、疲れも吹き飛びます。

景色を堪能したら三ツ頭方面へ向かいますが、空腹度がMAXの状態で何か食べたくて仕方がありません。で、三ツ頭の直前にある少し開けたところで遅い昼食休憩にしました。湯を沸かしてカップラーメンを食べ、一服してまた下山開始です。

前三ツ頭分岐で木戸口公園方面へ降りていき、いいペースで下山していきましたが「八ヶ岳神社」が気になり、ちょっと寄り道。日没を迎えてヘッデンを使用して八ヶ岳横断歩道で観音平へ向かいますが、なかなか高低差がありました。

結局、観音平に到着したのは18：30くらいでしたが、天気にも恵まれ、絶景を見ることができ大満足の山行でした。