蝶ガ岳〜常念岳 三股入下山
- GPS
- 32:00
- 距離
- 13.4km
- 登り
- 1,936m
- 下り
- 1,923m
コースタイム
9月20日 7:40蝶ガ岳-8:15蝶槍-11:45常念岳-13:30石室-15:40三股-15:55駐車場
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2007年09月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
三股に登山ポスト有り。道標もしっかり有り、よく整備されている。 アプローチには日帰り温泉「ほりでーゆー四季の郷」(入浴料500円)がある。 |
予約できる山小屋 |
蝶ヶ岳ヒュッテ
|
写真
感想
夏の南ア北部山行以来1ヶ月振り、体の訛らない内に1泊小屋泊まり、
展望・プチ縦走周回、などの条件で、数年前よりの宿題をこなす為、
行って参りました。
どっち周りかは悩みましたが、まだ日が長い事、槍穂を横に、
常念を正面に歩ける北上ルートを選びました。
2日目キツイと覚悟しましたが、1日目は稜線へ上がるだけ。
三股駐車場は広く、暗い内に到着、夜空の星はとても素晴らしかった。
夜の明け切らぬ内に出発、しかし、ヘッドランプの電池切れのため、
明るくなるまで三股下の登山ポスト前でで20分強待機、サンドイッチを食べる。
明るくなったところで出発、吊橋渡り、三股を蝶ガ岳方面へ。
急登を進み、尾根に出ると朝陽に染まる常念が見えた。
まめうち平からはコメツガの原生林、シダやカニコウモリも生い茂る。
再び急登を進むと、蝶沢。微かに水音がし、常念より伸びる前常念の
吊尾根が低くなってきた。
樹高が低くなり、岳樺が現れると最終ベンチ、大滝山の分岐が近い。
ヒュッテで1泊した夫婦とすれ違う。「景色はサイコー」、期待が高まる。
分岐からは遠く富士も見える。一登りでガレ場の稜線へ。
「うわぁ゛〜」槍穂の大屏風、思わず声が出ました。
すると近くにいたテン泊縦走の女性より「写真撮りましょうか?」
お互い撮り合い、しばし談笑? 聞くと中房より上がり、4日掛けて
常念山脈縦走とのこと。華奢な体にテント担いで、えらいなぁ。
昨日は噂のヒュッテの夕食に負けてしまったそうです(鰻の蒲焼!)。
今日は上高地下山で、平湯に浸かって千葉の自宅へ帰るそうです。
気ままにいい旅してますね?
その後写真を取り捲り、ゆっくり昼食、おやつにビール、
すべて槍穂のパノラマ付きと至福の一日を過ごしました。
落日はダイヤモンド穂高、夜空の星ってこんなにあるんだ。
翌朝はモルゲンロートに染まる槍穂に始まり、のんびり8時前に出発。
噂通りのパノラマロード、ゆっくりと穂高を離れ、槍に近づく。
蝶槍は槍沢の全貌を一望できました。向かう縦走路はほんのり秋色。
岳樺の間を上がったり下がったり、池の横を通ったり、
歩いた分だけ景色も変わるとても楽しい縦走路です。
常念手前のピークからは一旦下り、ガレ場の一登りに気合が入る。
30分程で常念岳山頂、昼前なのでそこそこの混雑。素晴らしい展望。
先のことを考え、写真を撮って下山、前常念までは小走りで、
その先は予想外の急傾斜、3点確保も交えて怪我しないよう慎重に。
岩小屋跡の先、岳樺の樹林帯からは展望無しのひたすら下り。
何とか明るいうちに三股へ到着。余韻に浸りながら林道を駐車場へ。
この時期とは言ってもまだ太平洋高気圧が強く、夏山の雰囲気。
雲も広がらず、風も無く、安定した晴天が続きました。
下山時水の残りがとても気になりました。
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