ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 2296783
全員に公開
雪山ハイキング
北陸

三方岩岳と猿ヶ馬場山撤退

2020年04月11日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
03:28
距離
6.8km
登り
1,043m
下り
1,033m
歩くペース
とても速い
0.50.6
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:20
休憩
0:06
合計
3:26
11:23
11:25
58
12:23
12:25
57
13:22
13:23
16
13:39
13:40
23
14:03
ゴール地点
ヤマレコを見ていると、猿ヶ馬場山で良い雪が踏めるらしい。という事で、珍しく早朝に起きて(と言っても4時半)出立。
駐車はヤマレコを参考に村営駐車場に置いた。橋を渡り、村を真直ぐ通って林道に入る。舗装路と未舗装路の境になるゲートを通り、雪道の入り口に着く。踏み跡を辿って斜面を上がり、尾根に取り付いたが、さあ、ここからが大変。全く踏み跡は消え、藪。強引に藪漕ぎで尾根を歩き、たまに踏み跡らしきを辿る。一旦、開けた場所に出て、踏み跡を見つけ、更に藪に突入。たまに見つかる踏み跡と地面に打ったポストを頼りにひたすら尾根筋を上がる。ようやく地図通りに林道に出た。真直ぐ尾根に入りたいが、取り付きがが分からない。林道を上がると雪が出てきたが、数日前に付いてる筈のトレースが無い。どうも違うのか?今度は林道を下る。どうも取り付きらしきがない。一層の事、正面を強引に上がってみたが、やはり藪。これでは、ままならず、撤退。後で三方岩岳で会った方に伺うと、林道をひたすら歩くと取り付きが出てくるらしい。
さて、駐車場に戻り、時間もあり、このまま、めそめそと帰る訳にもいかず、目の前にある三方岩山に向かった。たまには相棒みたく早朝に起きるものだ。まだ午前中に行動出来る。ただ、時間と体力的に登頂出来るか?
駐車はヤマレコでトヨタ自然学校が紹介されていたが、昔、ゲート脇に駐車した覚えがあり、そこに駐車。登山口は左脇になる。序盤は雪も無く、急登ながらガツガツ上がる。やがて雪が出てくるが、先行者のトレースがあり、助かる。主はまだ下っていない。急登を上がりきると、一面の雪。幸いトレースのお陰で、ジオグラでルートを確認する必要がなく、時間が助かる。徐々に傾斜が出てきて、雪も崩れやすくなり、アイゼンかなぁと思いつつ、ツボ足で押し通す。天候は良く、割と心地良く上がる。三方岩岳手前の偽ピークへの急登斜面は若干心が折れそうになったが、先行者が付けた美しいトレースに引かれてしまった。ピークに着くと、いよいよ本山への急登が眼前に迫る。ジオグラでは1時前に到着予定。踏ん張ってトレースを外して直登。頂上下で先行者が下りてきた。岩壁の後ろに回ると、頂上へ先行者のトレース。かなりの直登で、さすがにツボ足はキツイ。ましてや、どう下りる?と周りを見ると、下に斜面をトラバースしたトレースがあった。どうやら先行者が斜面を避けて尾根を下ってトラバースしたらしい。四つん這いで頂上に這い上がる。何とか、時間と体力がもってくれた。頂上には、別ルートから来た登山者。どこがピークかね?としばし歓談。この方は、同じく白川方面に下るらしい。
下りは上りで心配した程もなく、ツボ足で駆け下りた。白い雪斜面を駆け下りるのはなかなか気持ち良い。ただ、不思議なのは、いつの間にか、先行者の下った跡が消えていた。追い越した覚えもなく、なぜか?別ルートも無いと思うが、やや心配。
天候 曇り〜晴れ
過去天気図(気象庁) 2020年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
猿ヶ馬場山の駐車は白川村村営駐車場(千円)が良い。三方岩岳の駐車は白山ホワイトロードの料金ゲート手前が良い(登山口になる)。
コース状況/
危険箇所等
猿ヶ馬場山への冬ルートは藪。三方岩岳へのルートは序盤以上は雪に埋まっており、トレースが無い場合は、マーキングが少なく、地形図が必要。
猿ヶ馬場山へは白川村村営駐車場脇から伸びる橋を渡り、村内を直進、林道に入る。なぜか帰りは違う道を歩いていた。
2020年04月11日 07:08撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
4/11 7:08
猿ヶ馬場山へは白川村村営駐車場脇から伸びる橋を渡り、村内を直進、林道に入る。なぜか帰りは違う道を歩いていた。
舗装道は九十九折りになっており、幾つかショートカットがある。写真は最初のショートカット、林道左脇に入る。
2020年04月11日 07:22撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
4/11 7:22
舗装道は九十九折りになっており、幾つかショートカットがある。写真は最初のショートカット、林道左脇に入る。
舗装道を歩くと、左上にゲートが見えてくる。ゲートを通って、未舗装道を進む。
2020年04月11日 07:32撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
4/11 7:32
舗装道を歩くと、左上にゲートが見えてくる。ゲートを通って、未舗装道を進む。
冬ルートの入り口。真直ぐ上がって尾根に取り付く。ここから藪と格闘。後で知ったが、雪以外は林道をひたすら歩くらしい。
2020年04月11日 07:42撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1
4/11 7:42
冬ルートの入り口。真直ぐ上がって尾根に取り付く。ここから藪と格闘。後で知ったが、雪以外は林道をひたすら歩くらしい。
話は変わって、三方岩岳の登山口。ゲート手前の駐車場左脇。
2020年04月11日 10:37撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
4/11 10:37
話は変わって、三方岩岳の登山口。ゲート手前の駐車場左脇。
最初の谷の奥。妙に白馬を思い出した。
2020年04月11日 10:42撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1
4/11 10:42
最初の谷の奥。妙に白馬を思い出した。
九十九折りの急登を上がりきると、ブナ林が広がる。基本、ひたすら上がる。
2020年04月11日 11:28撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
4/11 11:28
九十九折りの急登を上がりきると、ブナ林が広がる。基本、ひたすら上がる。
本来の登山道は斜面の左端にある。
2020年04月11日 11:38撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
4/11 11:38
本来の登山道は斜面の左端にある。
背後に猿ヶ馬場山方面。
2020年04月11日 11:44撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
2
4/11 11:44
背後に猿ヶ馬場山方面。
右手に見えるはオゾウゾ山か?
2020年04月11日 11:44撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
4/11 11:44
右手に見えるはオゾウゾ山か?
林を抜けると、奥に三方岩山と右手に前衛が出てくる。
2020年04月11日 11:58撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
4/11 11:58
林を抜けると、奥に三方岩山と右手に前衛が出てくる。
前衛P1586に伸びる先行者の美しいトレース。
2020年04月11日 12:06撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
2
4/11 12:06
前衛P1586に伸びる先行者の美しいトレース。
前衛を乗り越え、本山への急登が現れる。
2020年04月11日 12:25撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
2
4/11 12:25
前衛を乗り越え、本山への急登が現れる。
左手に厳つい壁。雪崩の巣になっている。
2020年04月11日 12:27撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
4/11 12:27
左手に厳つい壁。雪崩の巣になっている。
直下で下る先行者と会った。ピークへは右を巻いて上がる。不覚にも、この先、撮影を忘れた。
2020年04月11日 12:45撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1
4/11 12:45
直下で下る先行者と会った。ピークへは右を巻いて上がる。不覚にも、この先、撮影を忘れた。
上りの時は、どう下ろうかと心配したが、実際は駆け下りた。
2020年04月11日 13:28撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1
4/11 13:28
上りの時は、どう下ろうかと心配したが、実際は駆け下りた。

感想

大撤退かと思ったが、三方岩岳登頂で何とか面目を保てた。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:475人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら