三方岩岳
- GPS
- 06:01
- 距離
- 9.3km
- 登り
- 1,128m
- 下り
- 1,121m
コースタイム
- 山行
- 5:45
- 休憩
- 0:16
- 合計
- 6:01
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年03月の天気図 |
アクセス |
写真
感想
大日ヶ岳の翌日は野伏ヶ岳を考えていたが、どうも天気がいまいちらしい。
三方岩岳に変更することにした。
白川郷へ行くのは北陸在住時以来だ。今はスーパー林道がホワイトロードと名前を変え、高速道路も開通して、すっかり便利な観光地になってしまった。
トヨタ自然学校の駐車スペースを7時半に出発。しばらくは道路を歩く。除雪は白山白川郷ホワイトロードの料金所までで、ここからシール歩行を開始する。しかし取付付近は雪が少なく苦労した。沢筋はデブリで埋まっていてここも板で登るのはつらい。結局シートラで登ることにした。雪が少なくスキー靴で上手く蹴り込めない所もあり、間違いなく今日の核心だった。
ホワイトロードのヘアピンが見えるあたりでようやくシールでまともに歩けるようになった。尾根沿いに前日かそれ以前と思われるスノーシューのトレースがあった。
雪が増えれば順調に高度を上げる。1471Pは巻いてみたがどうやら必要なかったようだ。1586Pは巻けそうにないので乗越した。この先は痩せ尾根で雪庇が突き出している。なるべく雪庇に近付かないように登る。
山頂直下は岩峰になっている。どうやって登るのだろうと思ったが最後はトラバースして右から回り込む。このトラバースが緊張した。
岩峰の裏側は意外にも広いバーンになっていてさっくりと山頂へ。心配していた風も大したことはない。野谷荘司山と白谷はよく見えるが石川県側と白山はガスの中だった。
ひととおり撮影して満足したら滑走開始。登りでヒヤヒヤしたトラバースは問題なく通過する。昨日の大日ヶ岳に引き続き重めのザラメだが十分楽しめる雪だ。
あっという間に高度を落として蓮如茶屋の上まで戻ってきた。下りの核心もこの先だった。雪が少なく思ようにルート取りができず、キックターンと横滑りを駆使して何とか降りていく。どうしても無理な場所が2,3回出てきて雪のない藪の上を無理矢理滑った。沢を埋め尽くしたデブリは緩んでいて多少滑りやすくなっていて何とか通過。
林道まで戻ってようやく一安心した。料金所まで戻ったら板を抜ぎ道路を歩いてトヨタ自然学校に帰還。先行も後続もおらず山はずっと貸切。イベント盛りだくさんで思ったより遥かに充実した山行だった。
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