野見ヶ岳・岩谷山 〜イワウチワ祭り開催中〜 [福井県 南越前町]
- GPS
- 04:17
- 距離
- 9.7km
- 登り
- 778m
- 下り
- 776m
コースタイム
天候 | 曇り後雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
特になし。 |
写真
感想
この日は午後から雨模様だ。
午前中は曇りでも天気は持つようなので、手短な山として選択したのが野見ケ岳だ。
前から気になっている山だったから良い機会だ。
駐車スペースだが、集落が終わる辺りにあり武周ケ池入口の看板がすぐ近くにある。
野見ケ岳と言うより武周ケ池と案内する辺り、大切にされているのはどっちかと言うのが分かるものだ。
登山口までの道筋は分かれ道に注意して向かう。
あぜ道ではカエルの鳴き声が聞こえる時期になった。
登山口に付くとすぐにイカリソウが顔を出した。
タムシバやヤマツツジと花は豊富そうだ。
癒やされるが、最初から急坂が始まるので疲れる。
仕事の疲れが来てるのか足がどうも重い。
1個目の鉄塔から展望が開けて気持ち良いが休みのない急坂は堪える。
それをどんどん登っていき、3つ目の鉄塔を追加して直下を頑張れば、4つ目の鉄塔が立つ野見ケ岳に着く。
野見ケ岳山頂は鉄塔がど真ん中に立つだけで、周囲を背の高い草に覆われて残念な山頂だ。
足早に先に進むと縦走路と巡視路が別れていたので、展望を拝めたかったので巡視路に寄り道する。
鉄塔に着くと予想通り展望があり、武生から鯖江の市街地、両白山地の景色が拝められた。
この山でこの景色を見られるのはここしかない。
縦走路に戻り、少し進むと武周ケ池があった。
概要を見ると古くから雨乞いの池らしく、どんなに雨が降ろうが降らなかろうが池の水位は変わらない不思議な池みたいだ。
年に1回、集落の人がここに登って祭りを行うみたいだが、自粛が流行ってる今年はどうだか。
先に進むと暗部まで下る。
するとイワウチワが出始めて沢山咲いていた。
しっかりとした登山道は岩谷山山頂へは行かず巻き道になってる。
ピークハントなので巻き道で素通りは概念に無いので岩谷山に取り付く。
岩谷山への道は一変し、踏み跡の薄いブッシュ気味の直下だ。
長くはなく山頂に着いた。
山頂は言うまでもなく鬱蒼とした草木に覆われた場所だ。
記念撮影を終え、先に進むと意外にも展望があり、尾根伝いの先にある唐木岳、正面を向けば越美山地の若丸山、冠山、金草山が見えていた。
唐木岳への分岐と分かれて下れば巻き道に合流し、ログハウスが佇む県道の峠に辿り着く。
ログハウスで休憩の前に対面の斜面が気になったので登ってみると、イワウチワの大群落が待っていた。
その先に道は無かったのでログハウスに引き返す。
ログハウスの中で昼ご飯を食べる。
武周ケ池の祭りの写真とかが貼ってあったりする。
そうか、縦走路の巻き道は祭りの道だったんだと納得した。
出発の前に雨が降り出していたので、本降りに備えてカッパを装備した。
下りは通行止めになっている県道を4キロほど歩く退屈なものだが、県道脇には沢山の花が彩っていたので気が紛れた。
車に戻った瞬間に本降りになったので間一髪ってところか?
カッパ着てたから降っても良かったが。
雨が降る予報だったので終始誰にも会わなかった。
会ったとしても数人だろうし、静かな山歩きが出来て良かったと思う。
この山の尾根は繋がってるのでやる事が増えたな。
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