高峰山 スノーシュー(過去レコです)。
- GPS
- 32:00
- 距離
- 2.7km
- 登り
- 143m
- 下り
- 134m
天候 | 雪。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
新雪 ふかふか。 |
写真
感想
いつか登った浅間山の外輪山の登り口、浅間山とは反対側に水ノ塔山・篭ノ登山があり、スノーシューで登れることを知った。2011年2月11日からの連休を利用して登る事にした。一日目は軽く高峰山に登り、翌日に水ノ塔山から篭ノ登山を経て一周する予定を立てた。朝7時に家を発ち、東海環状道、中央道、長野道、上信越道と乗り継いで、小諸ICで高速道路を降りる。雪の積もったチェリーラインを上り、車坂峠に着いたのは1時。雪が降り続く中、もう今日は山に登る気力は無くなっている。高峰高原ホテルの食堂で昼食を摂り、まだ早いがそのままチェックイン。地階最奥の部屋に案内され、まずは大浴場へ。一応温泉ではあるが、高峰温泉からタンクローリーで運んでくるらしい。6時からレストランで夕食。白ワインのハーフボトルを空け出来あがり、早々っと眠りに着く。真夜中、火災警報が鳴り渡り、ドアーを開けて廊下に様子を見に行く。焦げ臭い臭いがするのでロビーに行くと、薪ストーブから煙が出ている。火事ではないことを確認して再び眠りに着く。
朝8時からレストランで朝食。朝日を浴びてキラキラとダイヤモンドダストが輝いている。レストランの窓からは八ヶ岳連峰が見渡せるのだが、山は雲に被われて見る事は出来ない。昨晩は雪降りで新雪が積もり、ホテルの除雪車が雪を飛ばしている。今日は雪も止みそうだが、水ノ塔山・篭ノ登山一周は止め、軽く高峰山に登る事にする。10時前にチェックアウトし、車の中で準備を整える。スノーシューを履いてホテルの裏側から登山道に入る。少し遅めの出発なので、新雪にトレースが出来ていて楽ちん。山頂までは1.6km、大した距離では無いがすぐに登りとなり、ヒールをリフトアップする。真っ白な雪に覆われた森の中、気分は爽快だが結構な勾配である。20分程でこの急坂を登り切り稜線に出ると、3人連れが休んでいる。わたしは休まず先に進み、一旦下ってなだらかな尾根歩き。森の中に入るとトレースがふた手に分かれている。「→高峰温泉口へ0.8km(20分)」の標識があり、下って来た団体さんがそちらに向かっている。わたしは反対側の「←高峰山頂へ 0.7km(15分)」のトレースに入る。比較的平坦な尾根だが、トラバース気味の場所では細いトレースを踏み外さないよう慎重に進む。前を行く夫婦連れと思しき二人組、おばちゃんが四苦八苦して僅かな急坂もなかなか登る事が出来ない。こんな素人さん、よくまあここまで登ってこれたもんだと感心。この二人を追い越して登り続け、そろそろ頂上と思うが尾根道は下り気味となり、見晴らしも良くなるがそれらしき頂は見えない。さらに進むと標識が見え、どうやらあそこが山頂らしい。駐車場からのコースタイムは1時間半のプチ登山であるが、およそ1時間で登れた事に満足。こんもりと雪の積もった岩の上に、「高峰山頂 小諸市」と書かれた標識が立ち、そこから少し下った所に祠が見える。雪に埋もった祠の前には逆鉾が突き出ている。祠を背に記念撮影。生憎頂上からの眺めは無い。岩に腰を下ろしてコーヒーを飲み、新雪にスキムミルクを掛けて天然かき氷。休んでいる間に四苦八苦の二人連れ、引き続いて3人組もやって来る。二人連れはすぐに下り、3人組はしばらくガイドのおっちゃんの説明を聞いてから下って行った。雪空で見渡しは良くないが、風もなく穏やかな頂上でゆっくりと過ごす。西穂独標に登るために買った12本歯のアイゼンを本番前に試すに丁度良い機会と、スノーシューをアイゼンに履き替え出発。途中で二人連れを、そして3人組も追い越して無事駐車場に帰り着いた。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する