ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 2300494
全員に公開
雪山ハイキング
赤城・榛名・荒船

現存3基☆原三角測點〜白髪岩ラッセルの果てに

2020年04月14日(火) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
07:17
距離
11.5km
登り
971m
下り
984m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:50
休憩
0:27
合計
7:17
8:27
104
スタート地点
10:11
10:17
57
11:14
11:15
26
11:41
11:42
75
12:57
13:14
52
14:06
14:07
21
14:28
14:29
75
15:44
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2020年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
関越道・本庄児玉ICより、国道462号線経由。
道の駅万葉の里(まんばのさと)を過ぎて、ようらくキャンプ場の看板のあるところを右。県道172号線へ。
右角にエネオススタンドあり。ICから約40km。
御僧尾根登山口までは、狭い区間あるけど、完全舗装。
駐車スペースは、持倉集落の先にあり。

▼御僧尾根登山口路肩駐車スペース(持倉)
 すずなみ橋の先の路肩。見た目数台程度。未舗装。無料。出入り自由。
 トイレは、登山口に簡易トイレが設置されていたけど、未利用のため詳細不明。
コース状況/
危険箇所等
○御僧尾根〜南小太郎山〜白髪山
 積雪でよく分かりませんが、整備された登山道と思います。
○白髪山〜御荷鉾スーパー林道
 積雪のため、不明瞭気味。
○御荷鉾スーパー林道〜白髪岩
 山と高原地図では破線ルート。踏み跡は完全に雪の下。
 ところどころ、木に赤色のペインティングがしてあったけど、
 無関係な枝尾根にもしてあったので、進路は要確認。
 すすけたテープが、ちょぼちょぼ付いてるけど、妄信危険。
 白髪岩の手前の展望岩へ上がる箇所は、ロープかかってましたけど、
 積雪がなければ、特に問題ないと思います。
その他周辺情報 ▼白髪岩バッジ
 一応、調べましたけど、無いです。あるわけないです。
 造るとしたら、原三角測点の形で造ってもらいたい。
 絶対、買うね。¥2000くらいまでなら、出してもいい。
道の駅万葉の里。「まんよう」でなく「まんば」。ここで車中泊しようと思えば、テラス改修のため休業中だそうで。一応、3月いっぱいてことだったけど、まだ、終わってないのね
2020年04月14日 07:30撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
2
4/14 7:30
道の駅万葉の里。「まんよう」でなく「まんば」。ここで車中泊しようと思えば、テラス改修のため休業中だそうで。一応、3月いっぱいてことだったけど、まだ、終わってないのね
途中にあるブナの森キャンプ場。小屋みたいなのは、トイレ。夜間も利用できるのだろうか。出入り口にシャッター付だから、無理かな
2020年04月14日 07:50撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
2
4/14 7:50
途中にあるブナの森キャンプ場。小屋みたいなのは、トイレ。夜間も利用できるのだろうか。出入り口にシャッター付だから、無理かな
天空の里、持倉です。ここ、すっげぇ、山の上にあります。困ったことに山の上がガスってます。しかも、積雪あるじゃん
2020年04月14日 07:58撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
4
4/14 7:58
天空の里、持倉です。ここ、すっげぇ、山の上にあります。困ったことに山の上がガスってます。しかも、積雪あるじゃん
御僧尾根登山口の近くにある駐車スペース。路肩。船子川にかかる、すずなみ橋の先
2020年04月14日 08:01撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
4/14 8:01
御僧尾根登山口の近くにある駐車スペース。路肩。船子川にかかる、すずなみ橋の先
御僧尾根登山口。トイレもあります。詳細は不明
2020年04月14日 08:29撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
4/14 8:29
御僧尾根登山口。トイレもあります。詳細は不明
けっこうな積雪が最初から出てきました
2020年04月14日 08:41撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
2
4/14 8:41
けっこうな積雪が最初から出てきました
おお。神流マウンテンラン&ウォークか。まだ、やってるのかな
2020年04月14日 08:48撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
3
4/14 8:48
おお。神流マウンテンラン&ウォークか。まだ、やってるのかな
ドバ雪
2020年04月14日 09:05撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
4
4/14 9:05
ドバ雪
上御僧の祠。昭和49年に改築されたらしい、、、この時は、まだ建っていたが、、、、
2020年04月14日 09:30撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
4/14 9:30
上御僧の祠。昭和49年に改築されたらしい、、、この時は、まだ建っていたが、、、、
上御僧の祠の先から、急に雪が深くなりました
2020年04月14日 09:31撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
2
4/14 9:31
上御僧の祠の先から、急に雪が深くなりました
うほっ
2020年04月14日 09:32撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
4/14 9:32
うほっ
もはや、どこが登山道だか分かりませんので、運と勘を頼りに登ります
2020年04月14日 09:39撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
2
4/14 9:39
もはや、どこが登山道だか分かりませんので、運と勘を頼りに登ります
行かなくてもいいのだけれど、せっかくだから、南小太郎山を往復します
2020年04月14日 10:05撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
4/14 10:05
行かなくてもいいのだけれど、せっかくだから、南小太郎山を往復します
ずぼずぼ。なんじゃあ、こりゃあ。行かなきゃよかった。腰まで埋まりました。でも、行くよ。一度、行くと思ったら必ず行くんじゃあーーーたまに、引き返すこともあるけど
2020年04月14日 10:06撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
5
4/14 10:06
ずぼずぼ。なんじゃあ、こりゃあ。行かなきゃよかった。腰まで埋まりました。でも、行くよ。一度、行くと思ったら必ず行くんじゃあーーーたまに、引き返すこともあるけど
たまにクラスト。ずっと、こうならいいのに。まさか、この時期の西上州で降雪があるとは思っていなかったので、ワカンも持ってきてねー。準備☆不足
2020年04月14日 10:09撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
4
4/14 10:09
たまにクラスト。ずっと、こうならいいのに。まさか、この時期の西上州で降雪があるとは思っていなかったので、ワカンも持ってきてねー。準備☆不足
かなり体力を消耗して南小太郎山。寂峰。静か過ぎて怖いです。眺望ないですけど、この辺りでは、それはさして重要なことではない
2020年04月14日 10:16撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
5
4/14 10:16
かなり体力を消耗して南小太郎山。寂峰。静か過ぎて怖いです。眺望ないですけど、この辺りでは、それはさして重要なことではない
続いて分岐まで戻って白髪山を目指します。新雪ふかふかふっかちゃん
2020年04月14日 10:44撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
2
4/14 10:44
続いて分岐まで戻って白髪山を目指します。新雪ふかふかふっかちゃん
太陽は出たり隠れたり
2020年04月14日 10:49撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
3
4/14 10:49
太陽は出たり隠れたり
きれいはキレイ
2020年04月14日 10:49撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
8
4/14 10:49
きれいはキレイ
鹿です
2020年04月14日 10:59撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
3
4/14 10:59
鹿です
たぶん、白髪山。本日の最高所
2020年04月14日 11:14撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
4/14 11:14
たぶん、白髪山。本日の最高所
白髪山の先も手ごわい
2020年04月14日 11:19撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
2
4/14 11:19
白髪山の先も手ごわい
広場みたいなところに出た。どうやら、開通していると厄介な御荷鉾スーパー林道に出たようだ
2020年04月14日 11:29撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
4
4/14 11:29
広場みたいなところに出た。どうやら、開通していると厄介な御荷鉾スーパー林道に出たようだ
ここから、白髪岩へ。特に案内は無いです
2020年04月14日 11:39撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
2
4/14 11:39
ここから、白髪岩へ。特に案内は無いです
4月20日まで冬季閉鎖らしいけど、開通は無理じゃねか。倒木もけっこうあったぞ。見ての通り、この辺りで積雪はガードレールの高さ。歩くの困難です
2020年04月14日 11:40撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
5
4/14 11:40
4月20日まで冬季閉鎖らしいけど、開通は無理じゃねか。倒木もけっこうあったぞ。見ての通り、この辺りで積雪はガードレールの高さ。歩くの困難です
ここは、下仁田町との境目。こんな、静かな御荷鉾スーパー林道、、、素敵
2020年04月14日 11:40撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
3
4/14 11:40
ここは、下仁田町との境目。こんな、静かな御荷鉾スーパー林道、、、素敵
白髪岩へ向かう途次には、このようなペイントが木にしてあったけど、無関係な枝尾根にもあったので注意が必要
2020年04月14日 12:06撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
4
4/14 12:06
白髪岩へ向かう途次には、このようなペイントが木にしてあったけど、無関係な枝尾根にもあったので注意が必要
静かだ。誰もいない。コロナ? ここには無いね
2020年04月14日 12:09撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
5
4/14 12:09
静かだ。誰もいない。コロナ? ここには無いね
白髪岩へは展望岩を経由するルートと、斜面をトラバースするルートがある。行きは展望岩から。藪に見えますけど、ここを進みます
2020年04月14日 12:41撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
2
4/14 12:41
白髪岩へは展望岩を経由するルートと、斜面をトラバースするルートがある。行きは展望岩から。藪に見えますけど、ここを進みます
左の岩をよじ登ります。タイガーロープが雪の下に埋もれていました
2020年04月14日 12:45撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
4
4/14 12:45
左の岩をよじ登ります。タイガーロープが雪の下に埋もれていました
少し考えて矢印の方向へ。雪がなければ、さぞ明瞭なんだろうなあ
2020年04月14日 12:48撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
4
4/14 12:48
少し考えて矢印の方向へ。雪がなければ、さぞ明瞭なんだろうなあ
これが、この日、唯一の展望
2020年04月14日 12:52撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
6
4/14 12:52
これが、この日、唯一の展望
浅間山かな。八ヶ岳もどこかに見えていたような気がする
2020年04月14日 12:53撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
5
4/14 12:53
浅間山かな。八ヶ岳もどこかに見えていたような気がする
赤久縄山(あかぐなやま)とか
2020年04月14日 12:53撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
4/14 12:53
赤久縄山(あかぐなやま)とか
で。白髪岩山頂です。下仁田町最高峰。白髪岩に積雪期単独無酸素登頂達成です。めでたい!
2020年04月14日 12:59撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
4
4/14 12:59
で。白髪岩山頂です。下仁田町最高峰。白髪岩に積雪期単独無酸素登頂達成です。めでたい!
おお。あったぞ。お目当ての原三角測點。雪に埋もれて発見できないんじゃあないかと、密かに心配していたんじゃ
2020年04月14日 12:59撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
7
4/14 12:59
おお。あったぞ。お目当ての原三角測點。雪に埋もれて発見できないんじゃあないかと、密かに心配していたんじゃ
雪から掘り出してみた。でか。「原三角測點」と刻印されてる。これが見たかった。西上州の寂峰であるためか、点ケズラーはここには来れないようだ
2020年04月14日 13:14撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
8
4/14 13:14
雪から掘り出してみた。でか。「原三角測點」と刻印されてる。これが見たかった。西上州の寂峰であるためか、点ケズラーはここには来れないようだ
「明治十五年十月」と刻印。138年もの間、ここに建っていたのか。よく残ってくれた。材質は何だろう。コンクリ? 明治時代には、この手の部材はすでにあったのか。それとも、単に石か
2020年04月14日 13:06撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
5
4/14 13:06
「明治十五年十月」と刻印。138年もの間、ここに建っていたのか。よく残ってくれた。材質は何だろう。コンクリ? 明治時代には、この手の部材はすでにあったのか。それとも、単に石か
「内務省地理局」と刻印。現存を確認されているのが、3基のみで、ひょっとしたら誰にも発見されていないモノが他にもあるかもしれないとは、ロマンよのー
2020年04月14日 13:06撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
5
4/14 13:06
「内務省地理局」と刻印。現存を確認されているのが、3基のみで、ひょっとしたら誰にも発見されていないモノが他にもあるかもしれないとは、ロマンよのー
何も刻印されていない面。人跡乏しい西上州の山奥に140年近くも鎮座。もはや、ご神体として祠を造って祀ったらいいんじゃないのかね。損壊した者には、ごっついTA・TA・RIがありますように
2020年04月14日 13:06撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
4
4/14 13:06
何も刻印されていない面。人跡乏しい西上州の山奥に140年近くも鎮座。もはや、ご神体として祠を造って祀ったらいいんじゃないのかね。損壊した者には、ごっついTA・TA・RIがありますように
帰りはこっちから行きます。斜面のトラバース。あの展望岩は、雪があるとあぶねー
2020年04月14日 13:19撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
4/14 13:19
帰りはこっちから行きます。斜面のトラバース。あの展望岩は、雪があるとあぶねー
赤久縄山は、また今度。今日は時間切れ
2020年04月14日 14:31撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
4/14 14:31
赤久縄山は、また今度。今日は時間切れ
天気だけはよい
2020年04月14日 14:31撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
4
4/14 14:31
天気だけはよい
埼玉の山は降雪が無かったのか
2020年04月14日 14:44撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
2
4/14 14:44
埼玉の山は降雪が無かったのか
あれ? 上御僧の祠だけど、、、倒壊してる。今日が寿命だったのか。下御僧の祠は見つからなかった
2020年04月14日 15:13撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
3
4/14 15:13
あれ? 上御僧の祠だけど、、、倒壊してる。今日が寿命だったのか。下御僧の祠は見つからなかった
駐車場所が近くなると雪はすっかり消えていた
2020年04月14日 15:36撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
3
4/14 15:36
駐車場所が近くなると雪はすっかり消えていた
下山後。持倉集落から見える光景。毎日、この眺めか。すごか集落ばい。こんな山の上に集落があるのが凄い
2020年04月14日 16:09撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
7
4/14 16:09
下山後。持倉集落から見える光景。毎日、この眺めか。すごか集落ばい。こんな山の上に集落があるのが凄い
本庄児玉ICへ向かう途中。牧草? ひょっとして、噂に聞く、埼玉のブランド牛、彩さい和牛の飼育のためだろうか
2020年04月14日 17:05撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
4
4/14 17:05
本庄児玉ICへ向かう途中。牧草? ひょっとして、噂に聞く、埼玉のブランド牛、彩さい和牛の飼育のためだろうか

感想

明治時代に内務省地理局によって設置された原三角測點(点)は、現在、3基が確認されています。かの有名な雲取山、新潟県の米山、そして、ここ、白髪岩(しらがいわ)。原三角測点は、後に陸軍参謀本部陸地測量部により、現在の三角点に置き換えられてしまったため、原形をとどめて残っているのは、かなり稀有なモノ。特に、白髪岩の原三角測点は、近年までその存在が知られておらず、また、白髪岩自体が好事家好みの山だったこともあってか、手つかずの状態で見つかったそうです。

そそる、、、とにかく、そそる。登高意欲を掻き立てるというか、明治15年からその場に鎮座していらっしゃる原三角点に是非とも挨拶がしたい。140年近くも、ヒトケ乏しい西上州の山奥にひっそりとお隠れあそばされているとは、どんな気分だろうか。浪漫よのー。

というわけで、白髪岩を目指します。が。これだけだと、あっさりし過ぎてるような気がしたので、天空の里、持倉集落の先の御僧尾根登山口から登って、南小太郎山を往復、白髪山、白髪岩と行き、帰りは赤久縄山を経由して、登山口に戻る計画を立ててました。が。前日は土砂降りの大雨。まさか、雪なんて降らないだろと思っていたところ、登山口に近づくにつれて、山は真っ白。どうしよっかなーと思いつつも、あまり深く考えずに登り始める。そして、よりによって西上州で熊鈴を車に忘れる。あはは。取りに戻るのも面倒なので、朗々と詩吟を楽しみながら熊を除けることにする。べん、せい〜い〜〜しゅくしゅく〜う〜〜〜。

西上州の峰々に、魂を震わすソウル・詩吟が響き渡る。熊たちも、さぞかしうっとりと聞き惚れていることだろう。そのすきに登頂だ。そして、ヘッドランプも忘れたことに気づく。いやーまいった。御僧尾根はまだよかった。上御僧の祠を過ぎる辺りから、雪が深くなる。深いトコロで、膝上。南小太郎山は、行くか少し考えたけど、行くことにした。この時点で、かなりラッセルがヤヴァくなっている。先行者は一切なし。分岐まで戻って白髪山。この時点で、赤久縄山に行っていたのでは、日没を迎えるような気がしてきた。戻ろうかとも思ったけども、白髪岩の往復だけなら行けると判断して、突き進む。誰もいません。そりゃそうだ。御荷鉾スーパー林道の先、白髪岩までは、山と高原地図では破線ルート。雪が無ければ、踏み跡があるのか無いのか。運と勘を頼りに白髪岩を目指します。GPSもあったけど。積雪はだいたい膝下から膝上くらいで、深いところで腰上。とにかく、時間がかかって白髪岩山頂。雪が無ければ、スーパー林道から往復で1時間くらいだろうけど。

予定していた赤久縄山への周回は時間切れのため断念しましたけど、積雪があったことで、白髪岩の原三角点探訪は困難を極め(自分的には)、極めて印象深いものとなりました。大大大満足の登山でした。ちなみに、見かけたヒトはゼロでした。

これで、原三角測点のある山には全て登ったのですけども。米山と雲取山の原三角測点は見ていない。登った時は知らなかった。そういうものがあるなんて。だから、また行かないと。特に雲取山はもう一度行くことは無いだろうと思っていたので、行く理由ができて良かったわい。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:984人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら