記録ID: 2314667
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ハイキング
京都・北摂
比叡山桂谷超急傾斜に挑戦
2020年04月25日(土) [日帰り]
体力度
2
日帰りが可能
- GPS
- 05:24
- 距離
- 4.6km
- 登り
- 625m
- 下り
- 627m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 4:48
- 休憩
- 0:37
- 合計
- 5:25
過去天気図(気象庁) | 2020年04月の天気図 |
---|---|
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
今回の記録で一番のポイントは桂谷は引き返せない ということです。沢には幾つもの小滝が有ります。両サイドは傾斜が厳しく迂回不可能です。 沢の原頭から尾根までの超急傾斜も途中で降りる事は危険過ぎます。 なので一度スタートしたら登り切るしかありません。登れるルートも限られてるため万が一を考慮しロープ等必ず持参して下さい。 足場の悪さは蟻地獄の巣をイメージして頂ければ分かりやすいと思います。 |
写真
撮影機器:
感想
登山スタイルは無手
今日の登山の為に昨夜は日課のランニングと筋トレを控え、夕食も最小限に抑えたためカラダが非常に軽く、ベストコンディションで臨めた
前回に到達した位置までは順調でした。
あっ崖の上に登る時は恐怖を感じけど
沢原頭部のYの字を右に進み、気が付くと後戻り出来ない急傾斜に立っていた。
いや、立つことはできない急傾斜で四つん這いで鹿の足跡をたどる。砂地で踏ん張りが効かず指を砂地に突っ込みながら進むか、木の根を掴み、腕の力で登って行くのがベストでした
トレイルルート側から見えていたハゲ斜面がこんな急傾斜だったとは。
下山ゴール直後は緊張から解放され脱力感満開でした(笑)
比叡山は正規の登山道以外は安全なルートナイんじゃないかな?
転倒は三回ありました。
またいつの日か挑むかな
沢登りは堪らなく楽しい
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コメント
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kawa-bonさん
無事、何事もなく戻られて、ともかくよかった。道のないルート、バリエーション・ルートともいいますが、は、道のあるところに比べると、たしかに危険です。しかし、都に近い比叡山は、昔から人の往来が頻繁で、主たる尾根には、今は歩かれなくなってしまったとしても、たいていなにがしかの道が通じています。kawa-bonさんが歩かれた桂谷の両岸の尾根(梅谷北尾根と御生山尾根)もそうです。ですので、尾根をたどるのは、それほど危険ではありません。
難しいのは谷や沢です。谷や沢にも昔は道があったのでしょうが、谷や沢の崩壊は、尾根よりもはげしいので、あった道も簡単になくなります。京都一周トレイルの尾根と比叡アルプスの尾根とにはさまれた地蔵谷道は、昔は比叡山の無動寺に参拝する人が通った、立派な道ですが、今は荒れてしましまって歩きにくい道になってしまっています。
地蔵谷道ですらこうですから、もともと道のない沢は尾根に比べて危険度は高くなります。桂谷はその中でもとくに危険です。いかに危険かは、ご自身が身をもって体験されたので、よくおわかりになるかと思います。見ればわかりますように、京都市側では、四明岳の西面がいちばん傾斜がきついです。梅谷もそうですが、最初のつちはそれほど傾斜なくても、沢の奧はかなりの傾斜になります。その傾斜のきつい部分が、崩壊地であって、樹木もないアンサウンドなガレ場になっているのが桂谷なわけですから、このあたりの谷の中でも、とくに危険と言わざるをえません。
kawa-bonさんが挑戦されて、無事帰られたことは、大いに喜ぶべきですが、この記録を読まれた方が、自分も挑戦しようと思われると、ちょうどkawa-bonさんがYamneko0922さんの記録を読んで、衝動的に行ってみようと思われたのと同じようにして、桂谷に行かれるのようになるのをおそれます。危険な場所に赴くことを十分に承知のうえでないと、不用意に行くべきところではありません。
桂谷の件は、私が火元なので、つい老婆心で書き込んでしまいました。ご不快になられたならば、あやまります。
ご心配おかけして申し訳ありませんでした
そしてコメント有り難うございます。
nagaikazuさんは本当に知識の深い方ですねぇ。文面に引き込まれてました
なるほど地蔵谷が無動寺に通じるとは。
次回の目標にさせて頂きます。
今回は全身の毛穴が開く という感覚を味わった場面もあり、「怖さ」を学びました。
しかし地形を立体的にイメージすることも出来ました。全ては経験して得るものだと思いました。
仰られる通り、僕の真似をするような愚かな方は居ないと思いますが、それは僕の本意とするところではありません。
nagaikazuさんとの縁が切れるのが残念でなりませんがこの記録は明日削除します。
数々のご指導有り難うございました。
kawa-bonさん
返信ありがとうございます。貴重な記録ですので、私もYamaneko0922さんと同じく、削除されるにはおよばないと思います。ただ、コース状況のところに、桂谷の上部は崩壊地が多く、沢の詰めの部分は、急傾斜のガレ場となっているので、不用意に取り付くと危険であり、桂谷に入るには十分な準備と心がまえがいるという注意書きを付加していただけると、安心です。
以上、お手数ですが、よろしくお願いいたします。
追記:GPSのログを見ますと、桂谷の最後の詰めは、右岸御生山尾根の側面の急傾斜の崩壊地をたどられたようですが、たぶん、あそこは、私が通っているジムからいつも見ている、遠目からでもはっきりとわかる、崩壊地のひとつだと思います。いや、ほんとに無事でよかった。
kawa-bonさん
私もご無事で何よりと思います。少し心配しておりました。自分で行ったところではありますが、kawa-bonさんのレコを拝見すると実にスリリングに思われます。
最初の堰堤というのは下から数えて3番目、2番目の堰堤は5番目のものでしょうね。3番目の堰堤は左岸を越えましたが、ここも斜度がきつくてそれなりに難しかったのではないでしょうか。滝の上の6番目の堰堤は右岸の上を高巻きするしかないですね。滝の左岸に真新しい踏み跡があったとしたら、前日の私のものかもしれません。
それからざれた砂地はとても危険なので草付きがある場合には草付きを通るべきなのですが、砂地を登られました?
丸子青良ヶ谷も左岸の尾根上には薄い踏み跡がありますが(尾根上部は倒木で荒れてはいますが)、谷をトラバースしてケーブルに出られたのですね?そのような話は聞いたことがありませんが、既に営業中でしょうから、ケーブルカーが往復していませんでしたか?
梅谷北尾根はnagaikazuさんの記述にもありますように深く掘り込まれた古道で、おそらくかつては比叡山に登るための人馬の通ったメイン・ルートと思われます。折角の快適なこの尾根道から再び桂谷に下降されたのですね。道を期待してのことだったのでしょうか?この尾根には国土地理院の地図ではp273まで破線がついていますが、金曜日に確認しに行ったのですが、道は既に消失していました。しかし、尾根は下生のない二次林が続いていて、ここも下降しやすい(登りやすい)尾根です。
折角のnagaikazuさんの蘊蓄と考察に富むコメントを含めて、記録に関しては削除する必要性は感じられませんが・・・
むしろ私のレコを含めて、この桂谷のレコを読まれて危険性・その難易度を判断出来るかどうかは本人の自己責任だと思います。
お気遣い有り難うございます
原頭からは出来るだけ草付きを辿って登りました。それしかムリな気がします。そこには鹿の足跡もしっかりありましたし。
ハゲ斜面の詰めは這ってました
ケーブルまでのトラバースはヤマレコで拝見した事がなかったので好奇心で挑戦しましたが、まさかケーブルが運営してたのは僕の不注意でした。出来れば運休時に大原まで突き抜けたい気持ちも有ります。
帰り道で谷に降りたのは梅谷北尾根にも登ってみたいという思いがあって、傾斜を体感したいと思ったからです。
あの大きな崩壊地は目立ちますよね。僕の好奇心をそそる存在でした。でも安易な気持ちで登る事の危うさを猛省しなければレベルアップは無いと心がけます。
あと、滋賀県側からのルートを全く知らないのでこれからの課題としていきたいと思います。
これからもnagaikazuさんの知識に触れる機会があることを楽しみにしています。
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