ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 2314667
全員に公開
ハイキング
京都・北摂

比叡山桂谷超急傾斜に挑戦

2020年04月25日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
05:24
距離
4.6km
登り
625m
下り
627m
歩くペース
ゆっくり
1.21.3
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:48
休憩
0:37
合計
5:25
11:21
185
スタート地点
15:12
15:12
94
16:46
ゴール地点
過去天気図(気象庁) 2020年04月の天気図
アクセス
コース状況/
危険箇所等
今回の記録で一番のポイントは桂谷は引き返せない ということです。沢には幾つもの小滝が有ります。両サイドは傾斜が厳しく迂回不可能です。
沢の原頭から尾根までの超急傾斜も途中で降りる事は危険過ぎます。
なので一度スタートしたら登り切るしかありません。登れるルートも限られてるため万が一を考慮しロープ等必ず持参して下さい。
足場の悪さは蟻地獄の巣をイメージして頂ければ分かりやすいと思います。
御蔭神社横の沢登りスタート
はじめの堰は右側より登る
2020年04月25日 11:22撮影 by  HTV33, HTC
4/25 11:22
御蔭神社横の沢登りスタート
はじめの堰は右側より登る
第二の堰。豪快な倒木
左側より登る
2020年04月25日 11:34撮影 by  HTV33, HTC
4/25 11:34
第二の堰。豪快な倒木
左側より登る
この沢 最大の滝に到着
素晴らしい!
2020年04月25日 11:43撮影 by  HTV33, HTC
4/25 11:43
この沢 最大の滝に到着
素晴らしい!
直登りを試みるがムリ
右側より高巻くが、かなり苦労します
2020年04月25日 11:44撮影 by  HTV33, HTC
4/25 11:44
直登りを試みるがムリ
右側より高巻くが、かなり苦労します
滝の二段目の上から撮影。下りてみたいが、おそらく登り返せないので諦める
2020年04月25日 11:54撮影 by  HTV33, HTC
4/25 11:54
滝の二段目の上から撮影。下りてみたいが、おそらく登り返せないので諦める
第三の堰は低いが高巻くのも苦戦しました
2020年04月25日 12:03撮影 by  HTV33, HTC
4/25 12:03
第三の堰は低いが高巻くのも苦戦しました
滝出現。慎重に登る
2020年04月25日 12:10撮影 by  HTV33, HTC
4/25 12:10
滝出現。慎重に登る
前回はこの滝から沢登りをスタートしました
2020年04月25日 12:13撮影 by  HTV33, HTC
4/25 12:13
前回はこの滝から沢登りをスタートしました
沢右側の崖 3mほど登るが危険を感じて降りる
2020年04月25日 12:18撮影 by  HTV33, HTC
4/25 12:18
沢右側の崖 3mほど登るが危険を感じて降りる
こちらの崖は絶望的角度。
近寄るのも危ない
2020年04月25日 12:22撮影 by  HTV33, HTC
4/25 12:22
こちらの崖は絶望的角度。
近寄るのも危ない
先ほどの崖を高巻いて上から撮影。
滑落危険度はかなり高いです。
2020年04月25日 12:26撮影 by  HTV33, HTC
4/25 12:26
先ほどの崖を高巻いて上から撮影。
滑落危険度はかなり高いです。
こちらの滝も慎重に登る
2020年04月25日 12:36撮影 by  HTV33, HTC
4/25 12:36
こちらの滝も慎重に登る
さらに滝 直登り
2020年04月25日 12:39撮影 by  HTV33, HTC
4/25 12:39
さらに滝 直登り
滝の連続 直登り
2020年04月25日 12:43撮影 by  HTV33, HTC
4/25 12:43
滝の連続 直登り
巨石も直登り
2020年04月25日 12:45撮影 by  HTV33, HTC
4/25 12:45
巨石も直登り
前回はここでリタイアしましたが、さらに上部に進みます
この急傾斜よく登ったわ
2020年04月25日 12:48撮影 by  HTV33, HTC
4/25 12:48
前回はここでリタイアしましたが、さらに上部に進みます
この急傾斜よく登ったわ
この辺りから沢の水量が急に減る
2020年04月25日 12:50撮影 by  HTV33, HTC
4/25 12:50
この辺りから沢の水量が急に減る
さらに上部へ登るが相当足場が悪くなってきた
急に傾斜が増す
2020年04月25日 12:55撮影 by  HTV33, HTC
4/25 12:55
さらに上部へ登るが相当足場が悪くなってきた
急に傾斜が増す
一気に急傾斜。気が付いた時には後戻り出来ない状況に
2020年04月25日 12:59撮影 by  HTV33, HTC
4/25 12:59
一気に急傾斜。気が付いた時には後戻り出来ない状況に
恐怖感を覚えながら撮る 鹿のフンと足跡をたどってひたすら登る
2020年04月25日 13:17撮影 by  HTV33, HTC
4/25 13:17
恐怖感を覚えながら撮る 鹿のフンと足跡をたどってひたすら登る
ハゲ斜面が見えてきた??斜面は砂地なので四つん這いで登る。 立つことはできない
2020年04月25日 13:20撮影 by  HTV33, HTC
4/25 13:20
ハゲ斜面が見えてきた??斜面は砂地なので四つん這いで登る。 立つことはできない
目標のハゲ斜面に到達 超急傾斜。滑ったら底まで止まらない
2020年04月25日 13:24撮影 by  HTV33, HTC
4/25 13:24
目標のハゲ斜面に到達 超急傾斜。滑ったら底まで止まらない
なんとか尾根に到着。杉林を通過
2020年04月25日 13:39撮影 by  HTV33, HTC
4/25 13:39
なんとか尾根に到着。杉林を通過
ちょっとした広場に出た。このまま直進しケーブルを目指す。
2020年04月25日 13:43撮影 by  HTV33, HTC
4/25 13:43
ちょっとした広場に出た。このまま直進しケーブルを目指す。
ひらけた場所に出たけど急傾斜でさらにガレ石だらけで足場はかなり悪い
2020年04月25日 13:54撮影 by  HTV33, HTC
4/25 13:54
ひらけた場所に出たけど急傾斜でさらにガレ石だらけで足場はかなり悪い
ケーブルを目指す途中に巨石。
ずうっと急傾斜 
2020年04月25日 14:00撮影 by  HTV33, HTC
4/25 14:00
ケーブルを目指す途中に巨石。
ずうっと急傾斜 
やっとケーブルに出た
しかし角度がエグい
2020年04月25日 14:09撮影 by  HTV33, HTC
4/25 14:09
やっとケーブルに出た
しかし角度がエグい
比叡山ケーブル乗り場に到着
遅い昼食を摂る
2020年04月25日 14:25撮影 by  HTV33, HTC
4/25 14:25
比叡山ケーブル乗り場に到着
遅い昼食を摂る
トレイルルートをここで外れる
2020年04月25日 15:38撮影 by  HTV33, HTC
4/25 15:38
トレイルルートをここで外れる
ここの分岐を右折し再び沢を目指す
2020年04月25日 15:55撮影 by  HTV33, HTC
4/25 15:55
ここの分岐を右折し再び沢を目指す
石柱があるということは道があるんじゃないの?
2020年04月25日 15:57撮影 by  HTV33, HTC
4/25 15:57
石柱があるということは道があるんじゃないの?
道なんてナイ。急傾斜を強行突破で下るだけ
雑木林なので滑落はない 大丈夫
2020年04月25日 16:04撮影 by  HTV33, HTC
4/25 16:04
道なんてナイ。急傾斜を強行突破で下るだけ
雑木林なので滑落はない 大丈夫
ようやく先ほどの沢に出た
2020年04月25日 16:09撮影 by  HTV33, HTC
4/25 16:09
ようやく先ほどの沢に出た
沢下りは危険なので、ここから登って登山道に向かう
2020年04月25日 16:24撮影 by  HTV33, HTC
4/25 16:24
沢下りは危険なので、ここから登って登山道に向かう
砂地で踏ん張れない かなり苦戦する
2020年04月25日 16:30撮影 by  HTV33, HTC
4/25 16:30
砂地で踏ん張れない かなり苦戦する
撮影機器:

感想


登山スタイルは無手
今日の登山の為に昨夜は日課のランニングと筋トレを控え、夕食も最小限に抑えたためカラダが非常に軽く、ベストコンディションで臨めた

前回に到達した位置までは順調でした。
あっ崖の上に登る時は恐怖を感じけど

沢原頭部のYの字を右に進み、気が付くと後戻り出来ない急傾斜に立っていた。
いや、立つことはできない急傾斜で四つん這いで鹿の足跡をたどる。砂地で踏ん張りが効かず指を砂地に突っ込みながら進むか、木の根を掴み、腕の力で登って行くのがベストでした
トレイルルート側から見えていたハゲ斜面がこんな急傾斜だったとは。
下山ゴール直後は緊張から解放され脱力感満開でした(笑)
比叡山は正規の登山道以外は安全なルートナイんじゃないかな?

転倒は三回ありました。
またいつの日か挑むかな
沢登りは堪らなく楽しい

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:869人

コメント

ご無事でよかった。
kawa-bonさん

 無事、何事もなく戻られて、ともかくよかった。道のないルート、バリエーション・ルートともいいますが、は、道のあるところに比べると、たしかに危険です。しかし、都に近い比叡山は、昔から人の往来が頻繁で、主たる尾根には、今は歩かれなくなってしまったとしても、たいていなにがしかの道が通じています。kawa-bonさんが歩かれた桂谷の両岸の尾根(梅谷北尾根と御生山尾根)もそうです。ですので、尾根をたどるのは、それほど危険ではありません。
 難しいのは谷や沢です。谷や沢にも昔は道があったのでしょうが、谷や沢の崩壊は、尾根よりもはげしいので、あった道も簡単になくなります。京都一周トレイルの尾根と比叡アルプスの尾根とにはさまれた地蔵谷道は、昔は比叡山の無動寺に参拝する人が通った、立派な道ですが、今は荒れてしましまって歩きにくい道になってしまっています。
 地蔵谷道ですらこうですから、もともと道のない沢は尾根に比べて危険度は高くなります。桂谷はその中でもとくに危険です。いかに危険かは、ご自身が身をもって体験されたので、よくおわかりになるかと思います。見ればわかりますように、京都市側では、四明岳の西面がいちばん傾斜がきついです。梅谷もそうですが、最初のつちはそれほど傾斜なくても、沢の奧はかなりの傾斜になります。その傾斜のきつい部分が、崩壊地であって、樹木もないアンサウンドなガレ場になっているのが桂谷なわけですから、このあたりの谷の中でも、とくに危険と言わざるをえません。
 kawa-bonさんが挑戦されて、無事帰られたことは、大いに喜ぶべきですが、この記録を読まれた方が、自分も挑戦しようと思われると、ちょうどkawa-bonさんがYamneko0922さんの記録を読んで、衝動的に行ってみようと思われたのと同じようにして、桂谷に行かれるのようになるのをおそれます。危険な場所に赴くことを十分に承知のうえでないと、不用意に行くべきところではありません。
 桂谷の件は、私が火元なので、つい老婆心で書き込んでしまいました。ご不快になられたならば、あやまります。
2020/4/26 17:38
nagaikazuさんへ
ご心配おかけして申し訳ありませんでした
そしてコメント有り難うございます。
nagaikazuさんは本当に知識の深い方ですねぇ。文面に引き込まれてました
なるほど地蔵谷が無動寺に通じるとは。
次回の目標にさせて頂きます。
今回は全身の毛穴が開く という感覚を味わった場面もあり、「怖さ」を学びました。
しかし地形を立体的にイメージすることも出来ました。全ては経験して得るものだと思いました。
仰られる通り、僕の真似をするような愚かな方は居ないと思いますが、それは僕の本意とするところではありません。
nagaikazuさんとの縁が切れるのが残念でなりませんがこの記録は明日削除します。
数々のご指導有り難うございました。
2020/4/27 0:13
Re: nagaikazuさんへ
kawa-bonさん

 返信ありがとうございます。貴重な記録ですので、私もYamaneko0922さんと同じく、削除されるにはおよばないと思います。ただ、コース状況のところに、桂谷の上部は崩壊地が多く、沢の詰めの部分は、急傾斜のガレ場となっているので、不用意に取り付くと危険であり、桂谷に入るには十分な準備と心がまえがいるという注意書きを付加していただけると、安心です。
 以上、お手数ですが、よろしくお願いいたします。
 
追記:GPSのログを見ますと、桂谷の最後の詰めは、右岸御生山尾根の側面の急傾斜の崩壊地をたどられたようですが、たぶん、あそこは、私が通っているジムからいつも見ている、遠目からでもはっきりとわかる、崩壊地のひとつだと思います。いや、ほんとに無事でよかった。
2020/4/27 12:15
ご無事でなにより
kawa-bonさん
私もご無事で何よりと思います。少し心配しておりました。自分で行ったところではありますが、kawa-bonさんのレコを拝見すると実にスリリングに思われます。

最初の堰堤というのは下から数えて3番目、2番目の堰堤は5番目のものでしょうね。3番目の堰堤は左岸を越えましたが、ここも斜度がきつくてそれなりに難しかったのではないでしょうか。滝の上の6番目の堰堤は右岸の上を高巻きするしかないですね。滝の左岸に真新しい踏み跡があったとしたら、前日の私のものかもしれません。

それからざれた砂地はとても危険なので草付きがある場合には草付きを通るべきなのですが、砂地を登られました?

丸子青良ヶ谷も左岸の尾根上には薄い踏み跡がありますが(尾根上部は倒木で荒れてはいますが)、谷をトラバースしてケーブルに出られたのですね?そのような話は聞いたことがありませんが、既に営業中でしょうから、ケーブルカーが往復していませんでしたか?

梅谷北尾根はnagaikazuさんの記述にもありますように深く掘り込まれた古道で、おそらくかつては比叡山に登るための人馬の通ったメイン・ルートと思われます。折角の快適なこの尾根道から再び桂谷に下降されたのですね。道を期待してのことだったのでしょうか?この尾根には国土地理院の地図ではp273まで破線がついていますが、金曜日に確認しに行ったのですが、道は既に消失していました。しかし、尾根は下生のない二次林が続いていて、ここも下降しやすい(登りやすい)尾根です。

折角のnagaikazuさんの蘊蓄と考察に富むコメントを含めて、記録に関しては削除する必要性は感じられませんが・・・
むしろ私のレコを含めて、この桂谷のレコを読まれて危険性・その難易度を判断出来るかどうかは本人の自己責任だと思います。
2020/4/27 11:18
Yamaneko0922さんへ
お気遣い有り難うございます
原頭からは出来るだけ草付きを辿って登りました。それしかムリな気がします。そこには鹿の足跡もしっかりありましたし。
ハゲ斜面の詰めは這ってました
ケーブルまでのトラバースはヤマレコで拝見した事がなかったので好奇心で挑戦しましたが、まさかケーブルが運営してたのは僕の不注意でした。出来れば運休時に大原まで突き抜けたい気持ちも有ります。
帰り道で谷に降りたのは梅谷北尾根にも登ってみたいという思いがあって、傾斜を体感したいと思ったからです。

2020/4/28 10:08
nagaikazuへ
あの大きな崩壊地は目立ちますよね。僕の好奇心をそそる存在でした。でも安易な気持ちで登る事の危うさを猛省しなければレベルアップは無いと心がけます。
あと、滋賀県側からのルートを全く知らないのでこれからの課題としていきたいと思います。
これからもnagaikazuさんの知識に触れる機会があることを楽しみにしています。
2020/4/28 10:16
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら