出羽三山 月山/羽黒山/湯殿山
- GPS
- 64:00
- 距離
- 11.5km
- 登り
- 918m
- 下り
- 987m
コースタイム
- 山行
- 1:00
- 休憩
- 0:20
- 合計
- 1:20
- 山行
- 5:22
- 休憩
- 0:44
- 合計
- 6:06
天候 | 7/29日: 曇り ☁ 7/30日: 曇りのち小雨 ☁/☂ |
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過去天気図(気象庁) | 2012年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
:東京駅−(JR新幹線MAXとき)−新潟駅 (JR 乗車券5,720円 特急料金4,510円) :新潟駅−(JR特急いなほ)−鶴岡駅 (JR 乗車券2,640円 特急料金1,360円) :鶴岡駅−(庄内交通)−羽黒山随神門(宿泊) (片道 840円) :羽黒山山頂−(庄内交通)−月山八合目 (片道 1,590円) 【復路】 :湯殿山本宮−(本宮参拝バス)−湯殿山仙人沢 (片道 200円) :湯殿山仙人沢−(庄内交通)−鶴岡駅 (片道 2,000円) :鶴岡駅−(寝台特急あけぼの)−上野駅 (JR 片道乗車券 7,340円 特急券 2,910円) ※2012年の手帳の記録より |
コース状況/ 危険箇所等 |
■羽黒山 随身門から羽黒山は石階段のみ。 ■月山〜湯殿山 全体的によく整備されていて歩きやすいと思います。 装束場から湯殿山神社の月光坂は垂直の長い鉄ハシゴが連続して5つ。 段差がある濡れた岩場も続くので滑らないように注意。 |
その他周辺情報 | ■羽黒山参籠所 斎館 元禄年間に建てられた歴史ある宿坊 日帰りで精進料理を頂くこともできる(※予約制) 一泊二食 一室一名 8,800円 ■二の坂茶屋 羽黒山参道にある茶屋 力餅と抹茶のセットが名物。 石段登頂の証明書(無料)貰えます。 ■東京第一ホテル鶴岡 ※鶴岡駅徒歩3分 10階にある庄内平野を見渡せる温泉 大人600円(6:00 〜 22:30)0235-24-7611 ■珈琲店コフィア ※鶴岡駅徒歩4分 日本屈指と言われる至極の一杯を求めて 全国から珈琲好きが訪れる名店。 定休日:火曜日 (10:00〜20:30) |
写真
装備
備考 | 月山神社本宮 (祓料500円) 湯殿山神社本宮 (祓料500円) 出羽三山神社 http://www.dewasanzan.jp/ 出羽三山巡礼巡り https://mokkedano.net/feature/dewasanzan/top |
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感想
【2012年過去の記録です】
東京駅は梅雨の明けきらない雨空だった。
好天を祈りながら上越新幹線「Maxとき」を待つ。
新潟駅から在来線で2時間、さらに鶴岡からバスで50分
修験道の聖地「羽黒山」に降り立つ。
奥羽山脈の中にある東北随一の霊場「出羽三山」は
山形県の中央にそびえる月山、羽黒山、湯殿山の総称で、
伝説によると約1400年前に蜂子皇子が三山を開山したと言われている。
羽黒山は現世を、月山は死後を、そして湯殿山へ辿りつき生まれ変わるという。
現在・過去・未来を擬した「三関三渡」の行を積み三山を巡る
心と身体の「生まれ変わりの旅」へと出かける。
羽黒山は2446段の石段を歩きながら進む
杉並木と多くの社…とても神聖な雰囲気が漂う場所
時間の遅かったせいか観光客も少なく、静かな時間を堪能できた。
この日は境内にある斎館(羽黒山参籠所)に宿泊。
夕食は山の幸を中心とした伝統の精進料理。
お膳に焼き魚もあったが羽黒のしきたりでOKなのだとか。
翌朝は始発のバスで月山八合目へ
緩やかな傾斜の登山道を歩いて行く。
山肌には残雪が残っており、法螺貝の音や白装束で参拝をしている
講中の人達を多く見かけた。信仰と祈りの山を感じる。
山頂では月山神社でお祓いをして参拝。
ガス&小雨と生憎のお天気で眺望は無かったが…
また次回訪れる機会ができたと前向きに捉える。
月山頂上小屋で一休みしたあと湯殿山へ下る。
途中にある月光坂の鉄梯子がほぼ垂直で5つ連続していた。
下りでは正直怖くて…今回の修行で一番の苦行だった。
湯殿山は「語るなかれ」「聞くなかれ」 と戒められた神秘の霊場
多くは語れないが…謎に包まれた自然の神秘だった。
出羽三山を一泊二日で巡る急ぎ足での巡礼だったが
湯殿山にたどり着く頃は不思議と心も身体も軽い。
新たな自分に生まれ変わることができたのだろうか・・・
出羽三山の神秘と信仰と歴史に
深く濃い自然を肌で感じた2日間だった。
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