【過去】富士山

2009年07月18日(土) 〜 2009年07月19日(日)

• GPS: 32:00
• 距離: 6.7km
• 登り: 1,329m
• 下り: 1,329m

コースタイム

1日目

• 山行: 3:55
• 休憩: 0:05
• 合計: 4:00

13:30 富士宮口五合目
14:05 14:10 富士宮口新六合目
17:30 八合目池田館

2日目

• 山行: 8:35
• 休憩: 0:15
• 合計: 8:50

1:10 八合目池田館
2:10 2:10 九合目万年雪山荘
5:30 5:45 頂上富士館
10:00 富士宮口五合目

時間は写真の記録をもとに計算なので、正確ではありません。

天候

はれのち強風

アクセス

利用交通機関：

バス

ツアーバスにのり、富士宮五合目まで。

写真

富士宮登山口から見上げる富士山は雲のなか。。

雲海を眼下にゆっくりゆっくり登ります。

宝永山の頭が見えました。

標高をあげ、宝永山がどんどん下に見えていきます。

だいぶ登ってきました！

本日の宿泊地、八合目の小屋まであと少し。

小屋到着＼(^^)／見下ろす下界は遠くなりました。

夜ご飯はお決まりのカレーライス。

夜、出発時には月もきれいに見えていました。

登るにつれ完全にガスガスの世界。雨と風にやられました。

後日見たライブカメラの映像、山頂がえらいことになってたんですね。

感想

yukorikai

富士山に挑戦した若かりし日の記録です(笑)。
職場の仲間とツアーに参加、新宿から貸しきりバスで五合目まで向かい、一時間ほど高度順応をしてから登り始めました。
曇りがちの空模様でしたが、逆に暑くなく歩きやすい気候ではありました。
はじめての富士山に胸躍らせながら、かわりばえのしない登山道を登っていきました。
ツアーだったし、仲間もいたのでおしゃべりしながらかなりゆっくりと登っていたと思います。
それもあってか、あまり疲れることもなく宿泊地の八合目についたように記憶しています。(若かったというのもありますが。。。)
夜ご飯にカレーを食べ、段々になった一角に布団を並べてグループで固まりました。
天気のせいか寒くてダウンを着ました。
仲間が持ってきたお酒をみんなで分け、ちびちびと柿の種をつまみに食べながら消灯を待ち、翌日早出に備えて眠りについたのは何時だったんでしょうか。
ご来光登山のため、12時過ぎに目覚めたときには頭が少し痛くて、高山病のことがちらっとよぎりました。
深呼吸してればじきに治るよと教わり、なるべく大きく息をしながら出発の仕度をして外に出ました。
登山道の先には、先行する登山者たちのヘッドライトが列をなして続いていました。
下の方は御殿場方面なのか、街の灯りが広がり空気は澄んでいました。
しかし、なにしろ強風でした。
上下レインを着て暴風対策をして登りはじめましたが、登るにつれ風に交じり雨粒が襲うように。。
しかも富士登山者渋滞でかなりペースも遅かったと思います。
気付けば街の灯りはおろか、ガスに包まれちょっと先も見通しがきかないような状況。。。
足元と前の人の背中を頼りに歩き続け、ご来光どころではないままなんとか頂上につき、郵便局の岩陰で風を凌ぎます。
本来であればここでご来光と、このあと剣ヶ峯を経由してお鉢巡りー、なんて考えていました。
ですが、あいにくの雨と強風に私たちはただ身を隠すことしかできませんでした。
ツアー主催者の「今日はここを頂上とします」の言葉に誰も異を唱えることなく、身を翻して下山開始。
濡れた岩に気を付けながらも、悪天候から逃れたくて足早におりました。
そんなわけで、二日目はほとんどしゃしんがありません。。。
出発地の八合目までくると雨風は落ち着き、そこからはペースを保ちながらのんびりと下山しました。
六合目の小屋についたときには、とてもほっとしたことを覚えています。
こうして終えた富士山チャレンジは、とても波乱万丈で富士山への畏敬の念を再確認したものとなりました。