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Yamareco

記録ID: 2323378
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無雪期ピークハント/縦走
東海

小津権現(過去レコです)。

2004年04月17日(土) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
6.6km
登り
890m
下り
881m
天候 晴れ。
過去天気図(気象庁) 2004年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
 揖斐川町からR303、久瀬村の東津久見で右折し小津に至る。
コース状況/
危険箇所等
 危険個所はありません。
スミレが
2004年04月17日 08:33撮影 by  FinePix2700, FUJIFILM
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4/17 8:33
スミレが
一杯咲いていました。
2004年04月17日 08:34撮影 by  FinePix2700, FUJIFILM
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一杯咲いていました。
2004年04月17日 08:35撮影 by  FinePix2700, FUJIFILM
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4/17 8:35
2004年04月17日 08:50撮影 by  FinePix2700, FUJIFILM
4/17 8:50
イワカガミも。
2004年04月17日 09:03撮影 by  FinePix2700, FUJIFILM
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4/17 9:03
イワカガミも。
2004年04月17日 09:18撮影 by  FinePix2700, FUJIFILM
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4/17 9:18
賑やかです。
2004年04月17日 09:21撮影 by  FinePix2700, FUJIFILM
4/17 9:21
賑やかです。
NHKの鉄塔跡。
2004年04月17日 09:27撮影 by  FinePix2700, FUJIFILM
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NHKの鉄塔跡。
高尾山で。
2004年04月17日 09:51撮影 by  FinePix2700, FUJIFILM
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高尾山で。
2004年04月17日 09:55撮影 by  FinePix2700, FUJIFILM
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2004年04月17日 10:15撮影 by  FinePix2700, FUJIFILM
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2004年04月17日 10:43撮影 by  FinePix2700, FUJIFILM
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記念に。
2004年04月17日 11:10撮影 by  FinePix2700, FUJIFILM
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記念に。
2004年04月17日 11:37撮影 by  FinePix2700, FUJIFILM
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2004年04月17日 11:38撮影 by  FinePix2700, FUJIFILM
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2004年04月17日 11:55撮影 by  FinePix2700, FUJIFILM
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2004年04月17日 11:57撮影 by  FinePix2700, FUJIFILM
4/17 11:57
2004年04月17日 12:07撮影 by  FinePix2700, FUJIFILM
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イカリソウ。
2004年04月17日 12:13撮影 by  FinePix2700, FUJIFILM
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イカリソウ。
2004年04月17日 12:15撮影 by  FinePix2700, FUJIFILM
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4/17 12:15

感想

 ずっと頭の中にあった山であるが、そろそろ雪も溶けただろうと、平成16年4月17日、登る事にした。揖斐川町から国道303号線を通り、久瀬村の東津久見で右折し小津に至る。月夜谷の案内がある場所で左折し林道に入り、坂道を登ると行き止まりとなり、広い駐車場がある。すでに9台がとまっており、人気の高さが窺える。9時2分、「警告! 決して山を甘くみないで下さい。云々」と記された立て札のある登山口に入る。光りが射し込む雑木林の中のなだらかな登山道、道端にはナガバノスミレサイシンが咲き、気分は最高である。黄色が鮮やかなヤマブキの花、サイシンより大きめの花をつけたタチツボスミレ、そしてミヤマキシミと花盛りである。イワウチワの小さな群落を見つけ、喜んで写真を撮る。小さな花の写真を撮るには膝をついて屈み込み、近寄って撮る事になるが、撮り終わって立ち上がると一瞬頭がフラッとする。年をとると血の巡りが悪くなるもんだが、気を取り直して先に進む。真直ぐ登って来た高尾山の尾根道は徐々に急になり、NHKのアンテナがあったという所だろうか、コンクリートの土台だけが残る場所を過ぎる頃にはジグザグに山肌を登るようになる。その頃にはたっぷりと汗をかき、砂状の急坂を滑りながら小幅で登る。スミレやタチツボスミレが道端に群れて咲き続けているのが唯一のなぐさめである。ジグザグ道が終わり、左にカーブすると真直ぐの登りとなり、傾斜も少し緩やかになる。ペチャクチャ絶えまなく喋りながら登る元気なご婦人3人とオジサン1人のグループに追い付くも、追い越さずについて行く。ぐっと道が緩やかになると再びコンクリートの土台が現れ、間もなく高尾山(965m)の山頂に着いた。先のグループの写真を撮ってあげ、かわりにわたしも撮ってもらう。立ったままで一服し、水分を補給する。枯れ木の間から臨める右前方の山が目指す山だろうか、まだ随分と遠い。山頂から少し下り気味になると、イワウチワが群生し、ぴかぴか光る葉の上にピンクの花が咲き乱れている。オジサンに「これはイワカガミか?」と聞くと、「そうだ」と答える。ご婦人3人を従え、リーダー気取りでいるわりには、知ったかぶりをするオジサンだ。道が右手にカーブする頃、緩やかな下りを利用しこのグループを追い越し先に進む。花盛りのイワウチワに混じって、イカリ草の薄紫色の花が角を立てて頑張っている。タムシバの花は僅かに残った貯まり雪よりも、もっと白く純粋に輝いている。前衛鋒の登りにさしかかると、ようやく左奥に小津権現が見えてくる。まだまだ遠い。右山の崩れかけた砂状の道を慎重に渡り、イワウチワに励まされ急坂を登り、10時55分、前衛峰の頂上に至る。曲がった根っ子は座りごごちが良く、ここで再び水分を補給する。頂上からは急降下となり、足を踏み外さないように慎重に鞍部に下り立つ。鞍部の尾根は細く切れ込んで、南側に木立はなく、遥か下に小津の集落を見る事が出来る。目指す小津権現の頂上への急坂では不整脈が出現、下山して来る人を待つ間に息を整え、それでも足りず一息つきつつゆっくり登り、11時35分、登り始めてから2時間33分かかって頂上に到着した。頂上はちょっとした広場になっており、その北隅に傾きかけた小さな祠が置いてある。晴天ではあるが霞んで遠望はき効かないものの、北東に花房山が真近に見え、その左奥に雪を冠った山が見えるのは能合白山だろう。座り込んでラーメンを食べていると、3組のグループが続々とやって来て山頂は賑わしくなる。12時9分、頂上を出発。頂上からの急坂を下る途中、花の写真を撮る際、振り返るだけで屈まなくて良いが、撮り終わってつま先を谷側に向ける時、ズルッと滑るので要注意だ。やせ尾根を無事通過し、前衛峰の急坂を登り、急坂を下る。気持ち良い尾根を緩やかに登り、高尾山で給水しつつ一休み。林の間から見えたのは前衛峰で、小津権現はその向こうに隠れて見えない。ジグザグの急坂を汗をかきかき下り、もうイワウチワもタチツボスミレも見飽きたが、まだまだ続く長い尾根道を歩き、13時55分、頂上から1時間46分で登山口に降り立った。今年になって最高に暑く、乾燥注意報が出ており、夕方のニュースが金華山の山火事を伝えていた。

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