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Yamareco

記録ID: 232684
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
奥多摩・高尾

御前山 <熊目撃>

2012年10月09日(火) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
11.6km
登り
944m
下り
1,139m

コースタイム

08:00 出発
10:00 惣岳山
10:30 御前山(さくっと昼食)
12:40 境橋バス停(ここから車道歩き)
13:30 奥多摩市街到着
天候 曇り
過去天気図(気象庁) 2012年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
07:30 奥多摩駅到着、奥多摩湖行きのバスに乗車
07:50 奥多摩湖バス停到着
コース状況/
危険箇所等
登山道は全体的によく整備されています。コースの序盤だけ比較的急傾斜の土の坂になっているので、少し滑りやすいです。

<熊目撃情報>
時間は9:40頃、場所はサス沢山を通過したあたりでした。登山道の開けたところの10-20m先で、熊は(おそらく)落ちてた栗の実を食べていたのだと思います。あっちもこちらの気配を感じたようで、すぐにびっくりした声を出して斜面の方に逃げて行きました。
登山口付近は誰もいませんでした。
2012年10月09日 08:07撮影 by  COOLPIX P310, NIKON
10/9 8:07
登山口付近は誰もいませんでした。
むき出しの根っこが目立ちました。これで普通なのかな?
2012年10月09日 08:16撮影 by  COOLPIX P310, NIKON
10/9 8:16
むき出しの根っこが目立ちました。これで普通なのかな?
沢山栗が落ちてました。ひょっとしたら今日の熊さんこれ狙いだったのかな?
2012年10月09日 08:51撮影 by  COOLPIX P310, NIKON
10/9 8:51
沢山栗が落ちてました。ひょっとしたら今日の熊さんこれ狙いだったのかな?
奥多摩湖を見下ろして。ちっと青空が見えました。
2012年10月09日 09:00撮影 by  COOLPIX P310, NIKON
10/9 9:00
奥多摩湖を見下ろして。ちっと青空が見えました。
紅葉はまだまだですですが、空気が澄んでて気持ちよかったです。
2012年10月09日 09:20撮影 by  COOLPIX P310, NIKON
10/9 9:20
紅葉はまだまだですですが、空気が澄んでて気持ちよかったです。
2012年10月09日 09:54撮影 by  COOLPIX P310, NIKON
10/9 9:54
2012年10月09日 12:32撮影 by  COOLPIX P310, NIKON
10/9 12:32
ひぇぇ
2012年10月09日 12:44撮影 by  COOLPIX P310, NIKON
1
10/9 12:44
ひぇぇ
橋詰トンネル内。今日は怖い思いをしたので、帰りは敢えて人里近くの車道を歩きました。
2012年10月09日 12:58撮影 by  COOLPIX P310, NIKON
10/9 12:58
橋詰トンネル内。今日は怖い思いをしたので、帰りは敢えて人里近くの車道を歩きました。
2012年10月09日 13:07撮影 by  COOLPIX P310, NIKON
10/9 13:07
2012年10月09日 13:24撮影 by  COOLPIX P310, NIKON
10/9 13:24
撮影機器:

感想

穏やかな日帰り登山の予定でしたが、熊との遭遇で思わぬ勉強になりました。

平日の早朝だったためかバスはガラガラで、コース中にすれ違った登山者も1組だけでした。終始曇り空でしたが、空気は涼しく滑り出しはシメシメと思うほどいい気分でした。計画としては御前山から鋸山に渡り、鋸尾根で下山する予定でした。ちなみに紅葉はまだまだでした。

熊さんと出会ったのは登り道のサス沢山を過ぎたところで、数十メートル先の登山道が見渡せるところでした。10-20m先で、地面に落ちた栗の実を食べてました。遠くの熊さんと目が合い、どひゃあ、く・・・と思ったとたんに熊さんの方が「ブフォ」、と驚いた声をだし、すたこらさっさと斜面の方へ逃げて行きました。言うまでもなく超怖かったです。熊さんも怖かったのだと思います。

しばらくその場で気持ちを落ち着かせてから、足りない知恵で下記の対策を考えました:

<コースについて>
その日の人出の少なさと、そこらへんに餌となる栗が落ちてる状況から、とりあえずその日は最短距離で下山することにしました。この遭遇スポットまでにかなりの栗を通過してきたことを思うと、後戻りせず御前山に進んだ方が栗が落ちている確率が少ないだろうと判断しました。あと、御前山から鋸山に進まないで境橋方面に下山することにしました。

<歩き方について>
熊鈴を手に持って絶えず鳴らしながら歩きました。先ほどのポイントでは熊さんまである程度の距離があったことに救われたと思ったので、特に曲がり角は危ないと感じました。角を曲がって急にご対面的なシチュエーションはぜひ避けたかったので、角手前で「通るからねー」と大声で叫んでから進みました。一度は「ブフォ、ガサガサ」と返事があった気がします・・・。

他に経験者がいましたら、今後のためぜひアドバイスを聞かせてください。

-----------------

ということで無事に境橋にたどりつきましたが、車道に沿って奥多摩市街に戻ることになりました。ゆっくり多摩の街並みを見る機会もあまりないので、これはこれでとても楽しめました。

帰りは駅近くの三河屋で温泉に入りました(日帰り1,000円)。浴場は広くないですが、とても綺麗にされてて驚きました。その日は貸し切りで満喫しました。

生きて帰れて本当によかった♪

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コメント

はじめまして
熊さんとの遭遇、ご無事でなりによりでした。
私もそのルートは登ったことがあります、11月半ばの寒い日でした。
幸いこれまで山行で熊さんとの遭遇をしたことはありませんが、自分もいつ遭遇するやもという危惧を持っています。
熊鈴ですが、遭遇するまでも身につけていらしたんですよね?身につけているだけではあまり音が響かず、熊さんに気づかれなかったということなのでしょうか。
2014/11/23 9:11
Re: はじめまして
はじめまして、メッセージありがとうございます!そうですね、以前クマと出会ったときはおっしゃるとおり、ザックにぶら下げてただけなので音がさほど鳴っていませんでしたね。おまけに平日だったのでほかの登山者もおらず、クマさんも安心して登山道に落ちてた栗を食べていたのだと思います。以降、心配なときはクマ鈴は手に持って鳴らしながら進むようにしています。

それでもずっと鳴らし続けるのは疲れるので、ラジオでも流そうかと検討中です!
2014/11/23 23:24
Re[2]: はじめまして
熊さんも栗拾いに夢中だったのかもしれないですね。
しかし、熊鈴をつけていても・・なのですね。確かに単独山行の人にラジオをつけた人、時々お会いします。もしかしたらそういう方は過去に怖い経験をされたのかもしれない。
私も熊鈴をつけていますがやはりそれだけで大丈夫ということはないというのが分かり参考になりました。ありがとうございます。
2014/11/24 9:34
Re[3]: はじめまして
本当の正解は単独行動を控えることだと人には言われるのですが、私としては単独の山行きも好きなので、なんとかいい方法がないか模索したいと思います。お互い気を付けましょう!

ラジオはハンズフリーで音がなるし、いいかもしれませんね。
2014/11/25 2:05
Re[4]: はじめまして
同感です、私もしっかり熊さんたちに存在を知ってもらえるように気をつけたいと思います。お互い気をつけましょう!
2014/11/25 20:29
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