飯豊と朝日を結ぶ分水嶺 三体山〜955m峰
- GPS
- 07:28
- 距離
- 14.4km
- 登り
- 944m
- 下り
- 926m
コースタイム
- 山行
- 6:54
- 休憩
- 0:34
- 合計
- 7:28
天候 | 曇りのち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
自転車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
スタート地点から林道を歩く.林道は荒れている.途中屈曲蛇行した場所は適当にやぶを漕いでショートカットした.林道の最後の方は灌木のやぶや路肩の崩壊,斜めになった残雪で歩くのが大変になる.地形図の林道最後の沢の橋は消失しており通過するのに苦労した. 林道終点から広い尾根を登る.最初はやぶだが薄く残雪も次第に多くなり歩きやすくなる.分水嶺は雪稜だが途中の東側の急峻な場所では雪庇,雪堤が狭く崩落しそうな場所もあったので部分的に西側の樹林の中を歩いた.その他の分水嶺は広い雪稜で歩きやすい. 940m峰から分水嶺を離れ956m峰に向かう.やぶもあるが薄い.後は適当に林道をめがけてやぶと残雪の中を下った.この辺は地形が複雑でGPSがないと迷いやすいと思う.屈曲蛇行した林道をショートカットして下り自転車のデポ地点に着いた. |
写真
感想
新型コロナウイルス対策の緊急事態宣言が延長されたので今回も登山者に会う機会がまずない地元の登山道のない飯豊と朝日を結ぶ分水嶺の続きを歩くことにした.宇津峠を挟み北側の浜風峰から飯豊連峰までの分水嶺を歩いたので今日は三体山の分水嶺を歩く計画を立てた.三体山は東側から歩くのが主流だがこれだと浜風峰に続く稜線が歩けない.そこで今回は西側から三体山を目指した.
明沢川沿いの林道の駐車地点までは水たまりが多く車が汚れた.自転車で走った林道も落石やぬかるみが多く苦労した.歩き出した林道も灌木のやぶや路肩の崩壊,斜めになった残雪で大変だった.今回のコースは尾根に出るまで苦労した.
分水嶺に出ると東側の急峻な場所では稜線が狭く雪庇,雪堤の崩落しそうな場所もあったが,大部分は稜線が広く残雪も豊富に残り快適に歩けた.分水嶺では周囲の山々の大展望が広がり特に飯豊,朝日連峰が間近に見えるのは素晴らしい.天気も良く天国のような稜線歩きだった.
最初の計画では浜風峰まで歩く予定だったが,見た感じ残雪がない場所もありそうで浜風峰からの下山ルートも悩んでいたので途中で下山した.浜風峰までの残りはどう歩くか思案中.
今日歩いたコースは山レコ初トレースの部分が多く最近歩いた痕跡はなく誰とも会わなかった.東側の長井ダムの方から三体山に登った記録は多いが西側から登った記録はほとんどない.
ここから南に続く分水嶺山行:
飯豊と朝日を結ぶ分水嶺 天神堂山〜浜風峰〜955m峰
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2338606.html
ここから北に続く分水嶺山行:
飯豊と朝日を結ぶ分水嶺 三体山〜合地峰〜1230m峰
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2346459.html
コメント
この記録に関連する登山ルート
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お疲れ様でした。
西の明沢林道から三体山〜分水嶺は貴重な記録ですね。
この山域情報を懐かしく拝見しました。三体山で藪の中の標識は西山新道の標識です(文字消え)。
ご参考です。
・2012/11/6 明沢林道〜沢登り〜西山新道(2つの沢周回)
https://ameblo.jp/kumanoyama093/entry-12511476420.html
・2018/6/3 東の桂谷〜三体山〜西山新道を南へ
★yukitsubasaさんが登った尾根の1130で引き返す。
https://ameblo.jp/kumanoyama093/entry-12511509423.html
・2014/4/2 明沢林道〜浜風峰〜尾根北へ〜長井ダム
https://ameblo.jp/kumanoyama093/entry-12511482924.html
※道の無い所の分水嶺登山も区間が短くなってきましたね。
最近は新型コロナ感染の影響で地元の飯豊と朝日を結ぶ分水嶺を歩いています.また感染の影響で土日の仕事がほとんどなくなり天気の良い土曜日は山に行っていますのでかなりつながりました.ここの分水嶺は吾妻と飯豊を結ぶ分水嶺よりも標高が低く里が近いので日帰り山行には向いています.ただ,今回歩いた分水嶺は祝瓶山南陵や923.2m峰とともに気になっていた部分でしたので歩けて良かったです.
三体山やここの分水嶺は非常に展望が良く快適でした.今後,残った分水嶺はゆっくりと楽しみながら歩くつもりです.okusan093さんの記録は大変参考になりました.今後の分水嶺歩きにとても役立ちます.西山新道は知りませんでしたが,ネットで調べて長井の歴史を知りました.しかし今回歩いたコースで林道以外に歩道ははっきりしませんでした.
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