柳小屋〜金山沢の古道開拓/昭和の古道Vol.3・山田哲哉氏パーティと宴会♪



- GPS
- 51:25
- 距離
- 16.4km
- 登り
- 938m
- 下り
- 899m
コースタイム
10/7 庄野氏と合流後、雨で停滞。柳小屋/11:30⇒1342m南西コル⇒柳小屋14:30
10/8 柳小屋9:35⇒管理釣り場13:10
天候 | 10/6 曇り 10/7 雨後曇り 10/8 晴れ後曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス 自家用車
復路 川又〜西武秩父 庄野氏の車に同乗 西武秩父15:25〜池袋17:07 |
コース状況/ 危険箇所等 |
トイレ 川又BS・管理釣り場50m手前・柳小屋(レトロ) ◆川又〜赤沢出会い 観光用の遊歩道がございます。山道左下に荒川の清い流れを眺めながらの心地よい散策が楽しめましょう。 ◆赤沢出会〜柳小屋(入川林道) 山田哲哉氏が以前より山道は良くなったと仰っておりました。 私も昨年歩いた同時期と比較すると山道は踏み固められて良くなったと思います。 今回は猛暑の影響で秋の訪れが遅くて落ち葉も少なく歩き易かったです。 ◆柳小屋〜1342mコル南西地点 大正時代・昭和30年代の地図記載道は一部確認できましたがトレイスできませんでした。(フォト古図参照) 柳小屋から200〜300m川又寄りの入川を渡渉して対岸斜面に取り付きます。 緩斜面を選択して涸れた窪筋を登り時折踏み跡を見つけますがこれは乱れて消えてしまい釣り師の足跡と思われます。 中間地点で水平に横断する明確な踏み跡があり、これが旧登山道のなごりと思われますが東の小尾根に続く道筋は頼り無いのでガレた窪を直上して登ります。 傾斜が急になった地点より右岸の小尾根に取り付いてしばらく登ると1342m南西コル地点よりやや南西の稜線に到着。 ここより金山沢への古道の下降点は明確、下降点に黄色テープを巻きました。 ◆1342mコル南西地点〜金山沢 金山沢へと続く古道を10分程下降して道筋を確認後、金山沢の増水を懸念して今回の調査を終えました。 復路は概ね往路を辿りました。 ◆翌朝に庄野氏が真の沢林道を100m程登った所から松葉沢へ向かう明確な踏み跡を調査したところ、松葉沢の対岸には古道・踏み跡は発見できなかったとの事でした。 |
写真
感想
秩父川又から甲武信ケ岳へと続く入川林道の入川対岸にかつて裏股の沢林道と呼ばれた山道が柳小屋〜金山沢間にあり、秩父往還道の地蔵岩近くの孫四郎峠へと伸びる荒川林道に接続しておりました。今回は柳小屋〜金山沢間の古道調査に行ってまいりました。
西武秩父駅から川又行きのバスの道中で島根県に出張中の庄野隊長よりメールがあります。
庄野隊長とは翌日8:00に柳小屋にて合流予定です。
庄野氏「出張が長引き合流不可能の可能性有り!」
私 「えっ!合流不可能であれば単独で真の沢林道〜甲武信岳に変更しますよ〜」
庄野氏「風の谷の山田哲哉氏一行は真の沢林道に向かってる様子」
私 「ほほう、それは面白そう!」
これより通信不可能でようやく赤沢出会いから一時間ほどの尾根でメール確認。
庄野氏「広島駅から新幹線で東京に向かってるので明日、合流できるよ〜」
私 「明日は柳小屋〜金山沢〜中小屋沢の五時間コース(私のみ/隊長は九時間コース/笑)、僕は朝酒&二度寝予定なのでam8:00前には着かないでくださいね〜」
初日に入川管理釣り場で緑のたぬきを食していると山田哲哉氏率いる五名パーティが到着。
山田哲哉氏とは昨年の真の沢遡行時の複路で面識があり挨拶を交わして同時刻にスタートします。
柳小屋までの道中は相前後。柳小屋では焚き火に同席させていただいたうえにお鍋までいただき誠に有難うございました、美味しかったです♪
この夜は20:00に就寝。深夜1:30に目覚めて酒を飲みたいのですが風の谷一行の本日のコースタイムは10:00超えの長丁場ゆえ迷惑を掛けない様に小屋外にて一人宴会。二度寝して4:00過ぎに起きて更に焼きそばをつまみに一人で二次会(笑)
5:30に風の谷一行を見送り私は三度寝に突入〜!
人の気配で目を覚まして時計を見ると7:00に隊長到着、私はもう少し寝ていたかったのでありますが、、、(笑)
前泊して余裕の朝寝坊をかましている私に(朝は弱いのです)カツを入れてたたき起こす欲望に燃えた隊長は雨の降る暗闇を3:00に歩きだしたそうです(鬼!)
柳小屋の外は雨が降っており自然と停滞の流れになり隊長は日本酒をガンガン飲みまくります、私は四度寝に再度突入!
雨も止み少し晴れ間の出た11:30に出発。
柳小屋から少し戻り登山道が沢から離れる地点あたりで入川を渡渉して対岸の斜面に取り付きます。途中でガレたルンゼを水平に横切る旧登山道を発見しますが東の小尾根に続く道筋は頼り無いのでガレた窪を直上して登ります。
稜線より金山沢への古道の下降地点は明確で10分ほど下降して道筋を確認後、金山沢の増水を懸念して遡行を中止し柳小屋へ戻り
「お疲れ様でした〜、まあ一杯〜!」と酒宴は再び続くのであります。
深夜3:00に起きてこっそりとウイスキーを飲っていると、隊長が気配を察しておもむろに起きだして小宴会スタート!
翌朝は9:00頃に真の沢林道〜四里小屋泊と周回してきた風の谷一行と再会。
皆さん、幻の古道を歩かれて充実しとっても「いい顔」になっておりました。
山田哲哉氏風の谷一行の皆様お世話になりました!
中さん、鍋美味しかったよ〜♪
酒楽会の長沢師匠、アドバイスをいただき誠に有難うございます。
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