記録ID: 2332992
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
塩見・赤石・聖
茶臼岳 (南アルプス南部)
2007年04月29日(日) 〜
2007年05月01日(火)
体力度
4
1泊以上が適当
- GPS
- 25:15
- 距離
- 10.7km
- 登り
- 1,996m
- 下り
- 368m
コースタイム
1日目
- 山行
- 9:05
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 9:05
6:10
545分
沼平
15:15
2日目
- 山行
- 7:55
- 休憩
- 0:15
- 合計
- 8:10
3日目
- 山行
- 5:35
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 5:35
6:15
335分
茶臼小屋
11:50
沼平
2日目は撮影しながらの登頂なので、コースタイムは参考になりません。
コースタイムは雪道を歩く距離と、担ぐ荷物の重さによりますので、上記は目安です。
トレースの大半は夏道(2019年12月)ですが、茶臼小屋への冬道(2007年GW)も表示しています。また2回の記録を合成していますので、グラフは参考になりません。
コースタイムは雪道を歩く距離と、担ぐ荷物の重さによりますので、上記は目安です。
トレースの大半は夏道(2019年12月)ですが、茶臼小屋への冬道(2007年GW)も表示しています。また2回の記録を合成していますので、グラフは参考になりません。
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2007年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
本記事は、南アルプス南部調査人のブログ「春の茶臼岳、上河内シーズンオフ案内 2007年4月29日現在」に対して、2019年12月の状況を加味して移行したものです。 2018年に台風の影響で殆どの吊橋が流され、2019年現在丸太橋になっています。また横窪峠から横窪沢小屋へのルートが変更になっています(本トレースはそれを反映しています)。 2019年12月は降雪が非常に少なく、12月13日の段階ではノーアイゼンで夏道で茶臼小屋迄登れました。 ____________________________________________________ 南アルプス南部に残雪期に入山する人は殆ど居ませんが、茶臼岳周辺、また三伏峠へ入山するパーティが僅かに数えられます。 但し雪山の総合力が不可欠な、エキスパートの世界です。 ここでは、残雪期特有の注意点に関して述べます。 1.5月の連休時期ですと大体1900m辺りから雪道になります。畑薙大吊橋からのルートでは横窪沢小屋の上部、急斜面のトラバース辺りから雪道になります。 2.畑薙大吊橋から横窪沢小屋迄は夏道と同じです。 3.横窪沢小屋から尾根筋を登り始め、急斜面のトラバースを過ぎ、水呑場に着きます。多分雪に埋まっていると思います(元々涸れている事が多いです)。 4.その先も夏道を行きますが標高2300m辺りで、トラバースする夏道と別れ、残雪期はそのまま尾根筋を行きます。標高2400m付近の尾根筋を樹木数本が塞いでいる地点、茶臼小屋とほぼ同高度の地点からトラバースして、茶臼小屋に着きます。このルートはウオッちず以前の版の地形図で示された登山道のルートです。 5.茶臼小屋から主稜線は夏道と同じ様に窪地を登ります。是非アーベントロートの聖岳を見てください。落日に染まる聖岳の美しさと、春山を苦労して登りきった充実感で時間が経つのを忘れるでしょう。 6.稜線から上河内岳へは、雪の状態がよければ夏道に拘らずに稜線上を行きます。360度の展望を楽しみながらの稜線闊歩です。 7.2555mのピークからは、正面に上河内岳、背後に茶臼岳と光岳が大きく望めます。その先の下りからの二重山稜越しの聖岳は圧倒的な存在感です。勿論日本の象徴、富士山も我々を見守ってくれます。 8.奇岩竹内門を過ぎてから先、夏道は痩せた稜線です。もし雪の状態が良ければ、窪地の左端の稜線をハイマツに沿って登っても良いでしょう。例え滑落してもすり鉢状ですので、滑落停止さえ出来れば問題ありません(と思われます)。 9.上河内岳からの眺望は筆舌に尽くしがたいです。聖、赤石、荒川岳が物凄い迫力で迫り、神々が棲む世界です。夏山で見るこれらの山々の数倍の大きさ、高さに見えます。多分ここで感じる空間の広がりは日本有数ではないでしょうか。 |
その他周辺情報 | 横窪沢小屋、茶臼小屋共に冬季避難小屋が利用できます。 |
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