三嶺(1893) 西熊山(1815) 天狗峠
shumiyama
体力度について
- GPS
- 11:04
- 距離
- 16.8km
- 登り
- 1,428m
- 下り
- 1,428m
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標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 9:29
- 休憩
- 1:35
- 合計
- 11:04
西山林道栗園入口付近 駐車地点出発 5:07 --- 西山林道イザリ峠登山口 5:29 --- ふるさと林道阿佐名頃線から作業道へ 登り口 (6:16-6:20) --- 1806m標高点 (9:24-9:39) --- 縦走路にでる 9:54 --- 三嶺 (10:06-10:29) ---西熊山 (12:09-12:18) ---お亀岩 12:40 --- お亀岩避難小屋 (12:43-13:26) --- お亀岩 13:30 --- 天狗峠 綱附森分岐 14:31 --- 天狗峠西山林道分岐 14:46 --- 1476標高点 (15:17-15:24) --- 西山林道イザリ峠登山口 (15:47-15:53) --- P地点着 16:11
【距離】
累計歩行距離 17.03km 累計標高差 1611m ( etrex-legend J で計測)
| 天候 | 雪 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2006年02月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
写真
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感想
【詳細】
11日 I氏と木地屋から 白滝山 石堂山 矢筈山 黒笠山 津志嶽 の周回登山を予定していたが、急な仕事でいけなくなり、翌12日 定番の三嶺北西尾根からの周回登山となった。
祖谷トンネルからは 路面に雪。このところ寒波が来ているようだ。
西山林道 西山栗園付近で 駐車して 雪が降る中 、暗いうちから出発。
天狗峠 登山口には車が一台 駐車していた。
ふるさと林道を歩き、三嶺北西尾根に取り付く。
積雪状況は 上に新雪が積もっているが 下の方は締まっていて まずまず 快適に歩ける。
1806m標高点へ出ると風が強く吹いていた。
三嶺山頂 「マイナス9.5度 5m 雪。視界きかず。」
三嶺から 縦走コースへ入り 西峰付近で 偶然にも 讃岐富士さんと遭遇。（以後 同行して 天狗峠へ向かう。）この場所で 奇しくも 北西尾根からの登ってきた人とも遭遇。（3週間前にも 三嶺山頂で出会った方だった。）
縦走路は 風雪模様で 低視界のため 焦らず ゆっくり 縦走する。
11時10分頃 大タオ へ 約440mの地点で お亀岩方面からきた 4人パーティーと すれ違う。
11日のお亀岩避難小屋の宿泊者は 計15名の大盛況であったとか。
西熊山 「マイナス8.4度 4m 雪 」
この天気では ゆっくり休憩する場もないので お亀岩避難小屋へ立ち寄る。
部屋でマイナス2度 とても暖かく感じる。
天狗峠への登りは 雪庇が発達していた。
もともと 予定していた天狗塚 牛の背へは 今回 断念する。
綱附森分岐へ出て 天狗峠 （西山林道降り口）をへて 夏道を下る。
しばらくすると トレースが出てきた。
西山林道へ降りると イザリ峠登山口には 車は 一台もなかった。
駐車地点へ戻ると 車の上に 約10cmくらいの新雪が積もっていた。
【★コースメモ】
平成18年2月12日 ほぼ 雪でした。
しかし 立春を過ぎた雪は そろそろ 春の雪になってきていて 重くなってきています。
春の雪は 解けるのも はやいのです。
低視界で 風雪。積雪期らしい天候を満喫できました。
焦らず 慌てず 侮らず 驕らず
気持ちを落ち着けて じっくり 構えて、
冷静に なればなるほど、 白一色の中でも 地形など 実に多くのものが よく見えてくるようです。
謙虚な 素直な気持ちが 試されるのでしょう。
頭で分かっていても 、実際 どんな条件でも、
それができるようになるには 私など まだまだほど遠く 未だ修行中なのがよく分かりました。
今後も 謙虚な気持ちで この山域に 取り組んでいきたいと思います。
【写真】
https://www.flickr.com/photos/shumiyama/albums/72157714184482931
【趣深山WEB】
https://blog.goo.ne.jp/shumiyama/e/fa31b3b676e48bf36276e2eb46e60ea1
http://shumiyama.web.fc2.com/2006/20060212miune.html
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【風雪の三嶺 劇的な遭遇】
2006年2月12日 風雪の三嶺西峰にて 劇的な遭遇がありました。
讃岐富士さんの WEBサイトから 引用（2019年3月 HPは閉鎖されました）
「2005年2月11〜12日 三嶺一泊山行 一人
「 西峰へ上がるが、当然昨日の足跡は無し。
視界30m程度の中磁石を見ながら進むが、やがて夏路を外し右手1806m峰への角度が掴めない。
そのうち、方向感覚がおかしくなったのか 逆方向が頭の中に現れ、地図・磁石を見ても自位置が掴めなくなりだす。
リングワンデリングを始めたのか、自分の足跡に戻る。
三嶺へ引き返し、名頃への下山もしくはもう一泊の小屋泊まりを考え始める。おそらく本峰への下り地点近くまで戻っているはずだが、完全に位置の感覚を失う。そのためには、少し落ち着き冷静にならなければリングワンデリングの繰り返しになりそうなので、コメツツジの中でザックを降ろしセーター・フリースを着込みツェルトを被り天候の回復を待とうと準備開始。
その時三嶺山頂から戻ってこられた「趣深山さん」が目の前に現れ、声を掛けてくれる。やがて、高知の方も1806m方面から現れる。
その後 趣深山様のお言葉に甘え、天狗峠方面へ同行させて頂く。
途中では、強風の中 何度も立ち止まり遅れがちの自分を待っていてくれる。何とか西熊へたどり着くと、「お亀へ下り休憩しましょう」と優しい声を掛けていただく。
小屋へ入ると 室温−2℃が暖かく感じる。
度入りサングラスを外すと 右目のレンズが無くなっていることに 初めて気づく。何処で無くしたのか記憶はない程の頼りなさ！
暖かい飲み物まで準備して頂き行動食を口へ放り込む。あっという間に40分程が過ぎ、最後の登り綱附分岐を目座す。
急登の後 尾根へ出ると雪庇が発達している。
分岐からは完全なホワイトアウト状態の中、確実に天狗峠へナビゲート頂き、後は下りだけとホッとする。
厳冬期の縦走という大それた計画をしたのだが、ガスの中で我を忘れ方向感覚を失う という致命的なミスを犯したが、趣深山様に偶然助けられ 無事下山する ことが出来た。
やがて 車上には20�儷瓩だ兩磴亮饋嫉獲佑亮屬愿�着。
二台並んで西山集落の民家まで下ると 3名の方が下山中。
祖谷山林道・谷道分岐に車があるとのこと。
「行けるところまで行きましょう」とR439を京柱峠目指して走る。祖谷山林道入り口では新雪が20�僂曚鼻�チェーン・スコップを持っているので「行けるところまで」と「赤テラさん」を乗せて林道へ。何とか無事に車へ辿り着き、Uターンし 林道入り口の趣深山さんの車で待つ 二人（山猿さん・公方さん）の所へ戻る。」
讃岐富士さんの WEBサイトから 引用（2019年3月 HPは閉鎖されました）
http://www.geocities.jp/sanukifuji422/2006/060211miune/060211miune.html
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