意外な危険ルートで川苔山 古里駅→赤久奈山→川苔山→（鋸尾根南側）→大ダワ→鳩ノ巣駅

2020年05月09日(土) [日帰り]

• GPS: 06:03
• 距離: 14.8km
• 登り: 1,407m
• 下り: 1,369m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:20
• 休憩: 0:43
• 合計: 6:03

7:34 古里駅
7:43 7:43 川苔山登山口
8:12 8:12 図窓山直登尾根分岐
8:28 8:29 川井駅分岐
8:41 8:42 三ノ戸山
9:07 9:11 赤杭山
9:15 9:15 真名井沢分岐
9:21 9:22 桃ノ木平
9:25 9:25 957m小ピーク
10:00 10:03 エビ小屋山
10:25 10:26 真名井沢ノ峰
10:32 10:32 狼住所
10:44 10:45 川苔山舟井戸水場
10:56 11:25 川苔山
11:32 11:32 川苔山舟井戸水場
11:38 11:38 鋸尾根1240mピーク
12:18 12:19 大ダワ
13:03 13:03 大根ノ山ノ神
13:21 13:21 熊野神社分岐
13:33 13:34 鳩ノ巣駅
13:37 ゴール地点

天候

くもり

アクセス

利用交通機関：

電車

青梅線を利用

コース状況／危険箇所等

体感グレーディング：2C
大部分はほぼ安全な道ですが、一部危険です。

古里駅→赤杭尾根：難度B
ちょっと狭いところがあります。
斜面が崩れているところでは目の前を落石が転がっていきました。

鋸尾根南側トラバースルート：難度C
ここはヤバいです。落ちたら死ぬ崖に、非常に狭い道と桟道が連続していて、緊張を強いられます。
売られている地図や、登山道の脇に設置されている地図では何の記載もありませんが、初心者程度の人がここを通るのはおすすめしません。
むしろ地図では鋸尾根を難所と表記していて（確かにちょっと危ない場所はありますが）、こっちのトラバースルートを推奨する感じになっていますが、改めた方が良いのではないかと思いますね。

大ダワ→鳩ノ巣駅：難度B
ちょっと崩れているところがありますが、滑落しても怪我しないで済む程度です。

写真

5/9 8:28

古里駅から赤杭尾根へ登る途中は狭いところがあります。
目の前を落石がすごい勢いで転がっていったので、気を付けましょう。

5/9 9:19

地味な赤久奈山。

5/9 11:02

川乗橋方面は通行禁止。大丹波林道もダメらしい……と言いつつ通れなくはないようですが。

5/9 11:16

川苔山に到着。この時期・この時間帯に山頂を独り占めできるのは贅沢なことです。

5/9 12:06

下山は前々から気になっていた「悪路」と書かれたルートを通ってみます。言うほどではないだろう、と思っていましたが……。

5/9 12:20

実際、とんでもない悪路でした。狭くてとても危険。落ちたら死ぬ場所で落ちそうな道。
通行はおすすめしません。

5/9 12:44

大ダワから鳩ノ巣駅へ下る道もちょっと崩落。まぁこっちは落ちても怪我しないだろう程度。

撮影機器：

OLYMPUS OM-D E-M5 Mark II オリンパス

感想

tris

まだ歩いたことのない赤杭尾根を歩いてきました。でもまぁ普通の尾根ですね。

他の歩いたことのない道として、鋸尾根の南側のトラバースルートを歩いてみましたが、ここはヤバかったです。
危険な崖に狭い道と桟道が付けられているだけではなく、岩が張り出しているためザックを引っ掛けないように気を使うポイントがあるという、とてもヤバい道でした。黒部の水平歩道を彷彿とさせる道です（歩いたことはないですけど）。
今まであちこち歩いた奥多摩の中で、最も命の危険を感じる道でした。

現地の指導標には「悪路」と書かれていますが、地図では特に何の記載もなく、むしろ尾根の道に「危険」の記載があるような状況なので、初心者が迷い込む恐れがあります。かなりタチが悪いと思いますが、どうなんでしょう。