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Yamareco

記録ID: 2340284
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
霊仙・伊吹・藤原

藤原岳(過去レコです)。

2001年11月04日(日) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
8.2km
登り
1,057m
下り
1,040m
天候 晴れ。
アクセス
利用交通機関:
自家用車
 名神羽島インターから関ヶ原インター、国道365号線を南下し、藤原の観光駐車場に車を停めました。
コース状況/
危険箇所等
 危険個所はありません。
七合目で。
2001年11月04日 09:24撮影 by  FinePix2700, FUJIFILM
2
11/4 9:24
七合目で。
藤原山荘で。
2001年11月04日 10:25撮影 by  FinePix2700, FUJIFILM
3
11/4 10:25
藤原山荘で。
山頂で。
2001年11月04日 10:50撮影 by  FinePix2700, FUJIFILM
4
11/4 10:50
山頂で。
2001年11月04日 10:51撮影 by  FinePix2700, FUJIFILM
1
11/4 10:51
藤原山荘に戻って。
2001年11月04日 11:32撮影 by  FinePix2700, FUJIFILM
3
11/4 11:32
藤原山荘に戻って。
2001年11月04日 11:43撮影 by  FinePix2700, FUJIFILM
3
11/4 11:43

感想

 平成13年11月4日、未明までは雨が降っていたが朝6時半に家を出る頃はすっかり止んでいた。羽島インターから関ヶ原インターまでは高速道路で行き、関ヶ原で下りてから国道365号線を南下し、上石津を通って藤原に着いた。三岐鉄道藤原駅で町の案内図を見て、観光駐車場という所に車をとめた。広い駐車場には係員はおらず車が1台とまっているのみであった。8時に駐車場を出発し、表登山道と記された大貝戸コースに入ると、一合目の立て看板が出ていた。雑木林の中の良く整備された登山道を、山腹をジグザグに登って行った。二合目の看板が見えたのは随分たってからで、やっと十分の一まできたのかと少々がっかりした。雑木林の間から見える空は雲一つない快晴で、木漏れ日の中を登山道に敷き詰められた落ち葉の上を気持ち良く登っていった。六合目から道がはっきりしなくなり、木につかまりながら滑らないように、道無き山肌を這い登ると、9時25分、七合目の立て札が見え、ひと安心してここで小休止。さらに高度をあげ八合目まで行くと、聖宝寺コースからの道と合流した。九合目の立て札のある場所からは、養老山脈と鈴鹿山脈に挟まれた藤原の町と広がる田んぼが見渡せた。あと少しで頂上と思いきやこの一合が随分長く感じられ、インチキ臭い立て札だとののしりながら登って行くと景色が開け、10時半に藤原山荘前の広場に着いた。藤原山荘はトイレ付きの無人の避難小屋で、その前に木製のベンチがあり、そこで10分間の小休止をとった。青空の下、山また山の広々とした景色が広がり、南に笹におおわれた藤原岳が横たわり、頂上に続く登山道が続いていた。小休止の後、頂上に向かう。身の丈ほどの笹の中の細い道を下って行くと、鞍部ではぬかるみとなりズボンの裾は泥だらけとなった。登り返して10時45分、藤原岳山頂に到着。頂上から見た藤原岳の裏側の山々は全山紅葉で、遠く琵琶湖が光って見えた。少し風はあったが、汗をとばすのに丁度良い程度の快いものであった。頂上は岩がごろごろして左程広さはなく、5人が休んでいたのみであった。写真を撮ってしばらく休んでいると、続々と人が登って来たので早々に下山することにした。11時30分、藤原山荘前の広場に戻り、ガスコンロを取り出してカレーライスとほうれんそうの味噌汁を作って食べた。大分前に買ったが一度も使っていなかったアルミ製の風除けが始めて役に立った。広場では20数人の人が休んでおり、その半分はわたしよりはお年寄りと見受けた。子供連れの家族や、若い女性ばかりのパーテイーもおり、それぞれ天候に恵まれた大自然のもと、満足気であった。ラジオが12時の時報を知らせると同時に下山し始めた。昨日の雨で濡れた急な登山道は滑りやすく、木に掴まりながら下っていった。八合目からは聖宝寺コースをとった。始めは調子良かったがその内、足がガクガクとなり、急な斜面を一つ一つどう下りようか考えながら足を運ぶようになり、そのうち立っているだけでもフラフラになってしまった。途中、わたしよりはお年寄りと思われる男性にも追いこされ、ヨレヨレになって駐車場に辿り着いたのは丁度2時であった。登るのは楽ではないが、下るのもまたしんどいものである。わたし、10日前に五十七歳になったばかりであるが、同じ誕生日である父親は九十九歳である。もうちょっと頑張らねば。
 

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