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Yamareco

記録ID: 2341092
全員に公開
ハイキング
中国

岡山市南区&玉野市 両児山〜金甲山 ウラシマソウ&トビ乱舞

2020年05月11日(月) [日帰り]
 - 拍手
Machapuchare その他1人
体力度
2
日帰りが可能
GPS
05:01
距離
15.7km
登り
481m
下り
487m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:18
休憩
0:42
合計
5:00
7:54
2
八浜八幡宮駐車場
7:56
7:56
6
両児山三角点
8:02
8:10
42
八浜八幡宮
8:52
9:00
1
宮前池
9:01
9:02
4
波知八幡宮
9:06
9:06
90
宮前池(2回目)
10:36
10:36
9
県道399号線出合
10:45
11:01
12
金甲山展望所&駐車場
11:13
11:22
6
金甲山展望台
11:28
11:28
8
金甲山駐車場(2回目)
11:36
11:36
65
県道399号線出合(2回目)
12:41
12:41
13
金剛寺
12:54
八浜八幡宮駐車場
展望や史跡、旬の動植物観察などを楽しむコース
歩行距離15.5km、歩行時間4時間20分、歩行数22,800歩、消費カロリー2,400Kcal
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2020年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
八浜八幡宮の駐車場に自動車を停めました。十台程駐車可能です。なお、金甲山頂上北側の駐車場(金甲山展望所<写真42,43>のすぐ南から<写真44>撮影地点まで)は、県道399号線が全面通行止めのため利用不可能です。
コース状況/
危険箇所等
 神社仏閣の境内などほんの一部を除き、アスファルト道です。
 なお、「金甲山線<県道399号>」は全面通行止めで、工事箇所は県道399号線に出合い北上した岡山&玉野市境から西へ数mの間です。今回利用した南から金甲山へ向かう道には、以前からある車止めの手前にゲートと貼り紙があり、通行禁止だったようですが、雨で読めなくなっており、そのまま通ってしまいました。工事関係者の方々にはご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした。
その他周辺情報  数km南にみやま公園があります。道の駅もあり、特に桜や紅葉の時季に訪れると、見どころ満載の大きな公園です。
01青虫をくわえた
    ハクセキレイ♂
駐車場で出迎えてくれた第一獣人です(*^^*)この時期餌となる青虫が大量にいます。この状態で走り回る姿を動画に撮りました。
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01青虫をくわえた
    ハクセキレイ♂
駐車場で出迎えてくれた第一獣人です(*^^*)この時期餌となる青虫が大量にいます。この状態で走り回る姿を動画に撮りました。
02三角点「両児山」越しに
 ブランコ&八浜八幡宮鳥居
標高36.3mの三角点近くにある駐車場を起点にしました。ゴール時には自動車が2台ありましたが、人は見かけませんでした。
02三角点「両児山」越しに
 ブランコ&八浜八幡宮鳥居
標高36.3mの三角点近くにある駐車場を起点にしました。ゴール時には自動車が2台ありましたが、人は見かけませんでした。
03八浜八幡宮鳥居越しに拝殿
両児(ふたご)山の山頂にあり、池田藩主が代々にわたって崇敬し、造営、修繕、社領、代参、寄進等を行いました。随身門を入ると正面に唐破風(曲線状の屋根の装飾)付きの大きな拝殿がありました。左隣に見えているのは快(こころよし)神社<写真05>です。
03八浜八幡宮鳥居越しに拝殿
両児(ふたご)山の山頂にあり、池田藩主が代々にわたって崇敬し、造営、修繕、社領、代参、寄進等を行いました。随身門を入ると正面に唐破風(曲線状の屋根の装飾)付きの大きな拝殿がありました。左隣に見えているのは快(こころよし)神社<写真05>です。
04御崎(みさき)神社
八浜八幡宮の摂末社として祀られています。漁業の神様でもあり、山頂より児島湾を見守っています。
04御崎(みさき)神社
八浜八幡宮の摂末社として祀られています。漁業の神様でもあり、山頂より児島湾を見守っています。
05快(こころよし)神社
        拝殿&本殿
八浜八幡宮の摂末社として祀られています。子授けの神様として有名で、池田藩主から崇敬され、池田綱政公自筆の絵馬も奉納されています。
05快(こころよし)神社
        拝殿&本殿
八浜八幡宮の摂末社として祀られています。子授けの神様として有名で、池田藩主から崇敬され、池田綱政公自筆の絵馬も奉納されています。
06ナガバオモダカ
魚の隠れ家や遊び場として、 ビオトープなどに植えられる北米原産の水草です。よく似たサジオモダカやヘラオモダカよりも花期が長く、5月から9月にかけて白い小さな花を咲かせます。
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06ナガバオモダカ
魚の隠れ家や遊び場として、 ビオトープなどに植えられる北米原産の水草です。よく似たサジオモダカやヘラオモダカよりも花期が長く、5月から9月にかけて白い小さな花を咲かせます。
07トウジュロ
葉はシュロよりやや小さく、先は垂れ下がりません。雌雄別株で5月〜6月に黄色の花をつけます。
07トウジュロ
葉はシュロよりやや小さく、先は垂れ下がりません。雌雄別株で5月〜6月に黄色の花をつけます。
08石鎚神社&稲荷神社
八浜八幡宮の摂末社です。詳細は不明です。愛媛県の石鎚山をご神体とする石鎚神社と関係があるのでしょう。
08石鎚神社&稲荷神社
八浜八幡宮の摂末社です。詳細は不明です。愛媛県の石鎚山をご神体とする石鎚神社と関係があるのでしょう。
09天神宮&日車宮
天満宮ではなく天神宮です。菅原道真を祀る鳥居は1823年に建立されました。奥にある日車宮の由緒は不明です。名前からすると、太陽信仰や天照大神と関係がありそうです。
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09天神宮&日車宮
天満宮ではなく天神宮です。菅原道真を祀る鳥居は1823年に建立されました。奥にある日車宮の由緒は不明です。名前からすると、太陽信仰や天照大神と関係がありそうです。
10八浜の街並み越しに
        大乗権山
八浜のレトロな街並みと大乗権山(だいじょうごんざん)がとてもマッチしていました。
10八浜の街並み越しに
        大乗権山
八浜のレトロな街並みと大乗権山(だいじょうごんざん)がとてもマッチしていました。
11オランダガラシ
      (クレソン)
ヨーロッパが原産の水生植物です。日本には明治時代に持ち込まれたとされていますが、非常に繁殖力旺盛なので、野生化し河川敷や小川に群生しています。
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11オランダガラシ
      (クレソン)
ヨーロッパが原産の水生植物です。日本には明治時代に持ち込まれたとされていますが、非常に繁殖力旺盛なので、野生化し河川敷や小川に群生しています。
12石造りの二本橋
作成年は不明で、『明治8年頃の八浜の町並み』の地図には記載されていないそうです。樋門として造られたものが、結果として石橋にもなったのでしょう。単に樋板をはめ込む形式です。この近くに、ライト兄弟よりも118年も前の天明6年(1786年)、鳥の翼をヒントに作った翼をつけ、岡山市の京橋から50m程滑空したという“鳥人”幸吉生誕の碑がありますが、今回は立ち寄りませんでした。
12石造りの二本橋
作成年は不明で、『明治8年頃の八浜の町並み』の地図には記載されていないそうです。樋門として造られたものが、結果として石橋にもなったのでしょう。単に樋板をはめ込む形式です。この近くに、ライト兄弟よりも118年も前の天明6年(1786年)、鳥の翼をヒントに作った翼をつけ、岡山市の京橋から50m程滑空したという“鳥人”幸吉生誕の碑がありますが、今回は立ち寄りませんでした。
13ヤグルマギク
放射状に広がる花の形が矢車のように見えることから名づけられました。現在見られるのは、ほとんどが八重咲きの寒咲き種です。花畑を動画にも撮りました。
13ヤグルマギク
放射状に広がる花の形が矢車のように見えることから名づけられました。現在見られるのは、ほとんどが八重咲きの寒咲き種です。花畑を動画にも撮りました。
14セキチク
漢字では「石竹」といい、葉の形が竹の葉に似ていることからこの名前がつけられたといわれています。花色が派手なのですぐに目に入りました。
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14セキチク
漢字では「石竹」といい、葉の形が竹の葉に似ていることからこの名前がつけられたといわれています。花色が派手なのですぐに目に入りました。
15モモイロ
   ヒルザキツキミソウ
マツヨイグサの仲間には珍しく昼間に開花し、しかも花の色がピンクなのでこの名がつきました。花色が白でしぼむとピンクになるヒルザキツキミソウと区別して「モモイロ」と呼ぶこともあるようです。
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15モモイロ
   ヒルザキツキミソウ
マツヨイグサの仲間には珍しく昼間に開花し、しかも花の色がピンクなのでこの名がつきました。花色が白でしぼむとピンクになるヒルザキツキミソウと区別して「モモイロ」と呼ぶこともあるようです。
16宮前池より金甲山
ミシシッピアカミミガメ<写真19>の宝庫、宮前池よりこれから登る金甲山(きんこうざん)<写真48〜55>を望みました。帯状になったカメの集団「カメの川」は向こう岸まで伸びていましたが、ほとんど頭を出さないので、1匹だけ動画に撮りました。また、飛びながら一瞬だけ水に浸かって水浴びするツバメもなんとか映りました。カラスの行水にもほどがあります(*_*;
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16宮前池より金甲山
ミシシッピアカミミガメ<写真19>の宝庫、宮前池よりこれから登る金甲山(きんこうざん)<写真48〜55>を望みました。帯状になったカメの集団「カメの川」は向こう岸まで伸びていましたが、ほとんど頭を出さないので、1匹だけ動画に撮りました。また、飛びながら一瞬だけ水に浸かって水浴びするツバメもなんとか映りました。カラスの行水にもほどがあります(*_*;
17波知(はち)八幡宮
宮前池<写真16>の北にありました。例年10月第2土曜日に波知地区秋祭りが行われます。
17波知(はち)八幡宮
宮前池<写真16>の北にありました。例年10月第2土曜日に波知地区秋祭りが行われます。
18ツルニチニチソウ
花数は少なかったのですが、水滴でより光沢があり美しく見えました。
18ツルニチニチソウ
花数は少なかったのですが、水滴でより光沢があり美しく見えました。
19ミシシッピアカミミガメ
         甲羅干し
宮前池まで戻ってくると、たくさんのカメが甲羅干ししていました。中央の4匹の大きさがあまりにも異なるので、まるで親ガメ、子ガメ、孫ガメ、ひ孫ガメが並んでいるように見えました(*^^*)ここで繁殖している証拠ですが、彼らに罪はありません。
19ミシシッピアカミミガメ
         甲羅干し
宮前池まで戻ってくると、たくさんのカメが甲羅干ししていました。中央の4匹の大きさがあまりにも異なるので、まるで親ガメ、子ガメ、孫ガメ、ひ孫ガメが並んでいるように見えました(*^^*)ここで繁殖している証拠ですが、彼らに罪はありません。
20ノイバラ
直径2cm程の花はミヤコイバラよりも早く5月から見られます。また、托葉が付け根付近まで櫛の歯状になっています。
20ノイバラ
直径2cm程の花はミヤコイバラよりも早く5月から見られます。また、托葉が付け根付近まで櫛の歯状になっています。
21トベラ&アオハナムグリ
    &ハナムグリの仲間
トベラは雌雄異株で4〜6月にかけて雄木には雄花を、雌木には雌花を咲かせます。花は白から黄色に変化するという特徴を持ちます。左下のハナムグリの仲間は、胸部に大きな白斑があるようで、調べてもよくわかりませんでした。動画も撮りました。
21トベラ&アオハナムグリ
    &ハナムグリの仲間
トベラは雌雄異株で4〜6月にかけて雄木には雄花を、雌木には雌花を咲かせます。花は白から黄色に変化するという特徴を持ちます。左下のハナムグリの仲間は、胸部に大きな白斑があるようで、調べてもよくわかりませんでした。動画も撮りました。
22トベラ&アオスジアゲハ
トベラはハナムグリだけではなく、アオスジアゲハにも好かれていました。こちらも動画に撮りました。
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22トベラ&アオスジアゲハ
トベラはハナムグリだけではなく、アオスジアゲハにも好かれていました。こちらも動画に撮りました。
23ホオジロ♂
オスは白黒模様の顔が特徴的で、歌舞伎の隈取のようです(*^^*)動画にも撮りましたが、このときは、小声でチチチとしか鳴きませんでした。
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23ホオジロ♂
オスは白黒模様の顔が特徴的で、歌舞伎の隈取のようです(*^^*)動画にも撮りましたが、このときは、小声でチチチとしか鳴きませんでした。
24ハリエンジュ&クマバチ
通称ニセアカシアと呼ばれる外来植物です。花粉が大好きでおとなしいクマバチがたくさんいるのには、動画を撮って気付きました。
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24ハリエンジュ&クマバチ
通称ニセアカシアと呼ばれる外来植物です。花粉が大好きでおとなしいクマバチがたくさんいるのには、動画を撮って気付きました。
25ハリエンジュ満開
藤ほどではありませんが、房状に垂れ下がった白花の花序を形成します。大木で遠目にも見応えがあったので、動画も撮りました。
25ハリエンジュ満開
藤ほどではありませんが、房状に垂れ下がった白花の花序を形成します。大木で遠目にも見応えがあったので、動画も撮りました。
26木の枝に止まるトビ
普段人が来ないせいか、逆に我々を間近で観察しているようです。連れは小学校低学年の頃、堤防にもたれてトビを見ていたら、目の前30cmの距離で翼を広げたまま止まって見つめ合ったことがあるそうです。
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26木の枝に止まるトビ
普段人が来ないせいか、逆に我々を間近で観察しているようです。連れは小学校低学年の頃、堤防にもたれてトビを見ていたら、目の前30cmの距離で翼を広げたまま止まって見つめ合ったことがあるそうです。
27飛翔するトビ
ふと、「飛びます、トビます」のフレーズが脳裏に浮かびました(*_*;下から見ると、翼の先端より少し胴体側が白い帯状に見えるので、飛んでいてもすぐ見分けられます。
27飛翔するトビ
ふと、「飛びます、トビます」のフレーズが脳裏に浮かびました(*_*;下から見ると、翼の先端より少し胴体側が白い帯状に見えるので、飛んでいてもすぐ見分けられます。
28児島湖&倉敷川
      &笹ヶ瀬川
児島湖は児島湾の湾奥にある人工湖で面積10.9㎢、有効貯水量約1,800万㎥で日本で最初に作られた人造湖です。倉敷川&笹ヶ瀬川が流入しています。
28児島湖&倉敷川
      &笹ヶ瀬川
児島湖は児島湾の湾奥にある人工湖で面積10.9㎢、有効貯水量約1,800万㎥で日本で最初に作られた人造湖です。倉敷川&笹ヶ瀬川が流入しています。
29金甲山ズーム
山名は征夷大将軍坂上田村麻呂(さかのうえのたむらまろ)が由加山の妖鬼(阿久良王 あくらおう)退治に向かう際に、戦勝を祈願して金の甲(甲は鎧のことを指す)を山中に埋めたという伝説からきています。
29金甲山ズーム
山名は征夷大将軍坂上田村麻呂(さかのうえのたむらまろ)が由加山の妖鬼(阿久良王 あくらおう)退治に向かう際に、戦勝を祈願して金の甲(甲は鎧のことを指す)を山中に埋めたという伝説からきています。
30トビ乱舞
タカ柱ならぬトビ柱が見られました。動画には金甲山<写真48〜55>をバックに乱舞する様子が映っています。復路ではカラス柱に代わっていました(*'ω'*)鳴き声からすると、ハシブト、ハシボソ両方いるようです。
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30トビ乱舞
タカ柱ならぬトビ柱が見られました。動画には金甲山<写真48〜55>をバックに乱舞する様子が映っています。復路ではカラス柱に代わっていました(*'ω'*)鳴き声からすると、ハシブト、ハシボソ両方いるようです。
31ホタルカズラ
春から初夏にかけて開花し、花色は青紫色で白色の筋模様が入ることもあります。道沿いの斜面にたびたび見られました。
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31ホタルカズラ
春から初夏にかけて開花し、花色は青紫色で白色の筋模様が入ることもあります。道沿いの斜面にたびたび見られました。
32ハリエンジュ
花言葉「甘い誘惑」のとおり、甘い香りがするようです。
32ハリエンジュ
花言葉「甘い誘惑」のとおり、甘い香りがするようです。
33イタチの子供?
来ないはずの人が突然来たので、驚いて谷の方へ下りていきました。一瞬の出来事でしたので、後姿しかキャッチできませんでした。長細い胴体はネズミほどの大きさでしたが、尻尾がリスほど太く長くはありませんでした。
33イタチの子供?
来ないはずの人が突然来たので、驚いて谷の方へ下りていきました。一瞬の出来事でしたので、後姿しかキャッチできませんでした。長細い胴体はネズミほどの大きさでしたが、尻尾がリスほど太く長くはありませんでした。
34キリ
道路の下に見えたのでズームしてみました。和名の「桐」にはさまざまな由来があります。一番有力な説は、切っても切っても成長して開花することから、「切る」が転化して「桐」になったというものです。
34キリ
道路の下に見えたのでズームしてみました。和名の「桐」にはさまざまな由来があります。一番有力な説は、切っても切っても成長して開花することから、「切る」が転化して「桐」になったというものです。
35怒塚山&児島湖
金甲山(きんこうざん)<写真48〜55>を登る人の多くは怒塚山(いかづかやま)の北(郡)からアプローチし、怒塚山を経由します。復路でこの風景を動画に撮りました。
35怒塚山&児島湖
金甲山(きんこうざん)<写真48〜55>を登る人の多くは怒塚山(いかづかやま)の北(郡)からアプローチし、怒塚山を経由します。復路でこの風景を動画に撮りました。
36児島湖越しに常山
     &陣山&九十九山
JR宇野線沿いに広がる玉野市に近い岡山市南区の山々が見えました。
36児島湖越しに常山
     &陣山&九十九山
JR宇野線沿いに広がる玉野市に近い岡山市南区の山々が見えました。
37常山ズーム
児島半島では金甲山<写真48〜55>、怒塚山(いかづかやま)に次いで3番目に高い山です。その山容から児島富士や角山(つのやま)とも呼ばれています。また、山頂には電波塔や玉野市指定史跡の常山城跡があります。
37常山ズーム
児島半島では金甲山<写真48〜55>、怒塚山(いかづかやま)に次いで3番目に高い山です。その山容から児島富士や角山(つのやま)とも呼ばれています。また、山頂には電波塔や玉野市指定史跡の常山城跡があります。
38アオダイショウ
繁殖期ですが、とてもおとなしい性格でこちらから攻撃しない限りは、襲ってきません。日向ぼっこ中だったようで、完全にフリーズしていました。岩国のシロヘビは、このアオダイショウのアルビノが遺伝的に確立し固有種となったものです。
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38アオダイショウ
繁殖期ですが、とてもおとなしい性格でこちらから攻撃しない限りは、襲ってきません。日向ぼっこ中だったようで、完全にフリーズしていました。岩国のシロヘビは、このアオダイショウのアルビノが遺伝的に確立し固有種となったものです。
39オドリコソウ
まるで円陣を組んで踊っているようです。最近、よく撮っているので、今回はいいかと思っていたのですが、何度もオドリコソウロードを見ているうちに、誘惑に負けてしまいました(*^^*)
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39オドリコソウ
まるで円陣を組んで踊っているようです。最近、よく撮っているので、今回はいいかと思っていたのですが、何度もオドリコソウロードを見ているうちに、誘惑に負けてしまいました(*^^*)
40コゲラ
日本一小さいキツツキで、ギースとキリギリスのような声で鳴きます。動画にも撮りましたが、すぐに隠れてしまいました。この少し手前で2羽で旋回しているトビも動画に撮りました。
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40コゲラ
日本一小さいキツツキで、ギースとキリギリスのような声で鳴きます。動画にも撮りましたが、すぐに隠れてしまいました。この少し手前で2羽で旋回しているトビも動画に撮りました。
41ジュウニヒトエ
萼などがかなり毛深いです。よく似たセイヨウジュウニヒトエの花は青紫色です。
41ジュウニヒトエ
萼などがかなり毛深いです。よく似たセイヨウジュウニヒトエの花は青紫色です。
42金甲山展望所より
   怒塚山越しに児島湖
駐車場とトイレの北に東屋があり、北方面が望めました。北側の舗装道路から細い踏み跡を辿ったほうが近道だったようです。
42金甲山展望所より
   怒塚山越しに児島湖
駐車場とトイレの北に東屋があり、北方面が望めました。北側の舗装道路から細い踏み跡を辿ったほうが近道だったようです。
43平戸ツツジ
東屋の脇にピンク、濃いピンクと並んで多数咲いていました。マルハナバチの仲間の働き蜂を動画に撮りました。クロマルハナバチかコマルハナバチだと思います。
43平戸ツツジ
東屋の脇にピンク、濃いピンクと並んで多数咲いていました。マルハナバチの仲間の働き蜂を動画に撮りました。クロマルハナバチかコマルハナバチだと思います。
44平戸ツツジ
  &カラスアゲハ春型♂
オスは前翅の表側に黒い部分があります。ミヤマカラスアゲハとは違い、前翅の表側の明るい部分の幅が次第に広がるように見えます。動画ではもっと明るい青色に光って見えてきれいです。
44平戸ツツジ
  &カラスアゲハ春型♂
オスは前翅の表側に黒い部分があります。ミヤマカラスアゲハとは違い、前翅の表側の明るい部分の幅が次第に広がるように見えます。動画ではもっと明るい青色に光って見えてきれいです。
45ウラシマソウ
紫褐色の仏炎苞の中から付属体の先端部が細く糸状に伸びています。その姿を、浦島太郎が釣り糸を垂れている姿に見立ててこの名がつきました。山口県などでは絶滅危惧種に指定されています。ここを含め、3か所ほど群生が見られました。
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45ウラシマソウ
紫褐色の仏炎苞の中から付属体の先端部が細く糸状に伸びています。その姿を、浦島太郎が釣り糸を垂れている姿に見立ててこの名がつきました。山口県などでは絶滅危惧種に指定されています。ここを含め、3か所ほど群生が見られました。
46阿州立江寺地蔵菩薩像
道路から見えたので、草の生えた石段を下りてみました。四国八十八か所霊場19番札所「阿州立江寺」の本尊延命地蔵菩薩のようです。ご当地八十八か所を調べてみましたが、該当するものはわかりませんでした。
46阿州立江寺地蔵菩薩像
道路から見えたので、草の生えた石段を下りてみました。四国八十八か所霊場19番札所「阿州立江寺」の本尊延命地蔵菩薩のようです。ご当地八十八か所を調べてみましたが、該当するものはわかりませんでした。
47金甲山看板越しに
       直島諸島
豊島(てしま)などの直島諸島の島々を望むことができます。展望台からの眺め<写真51〜55>が楽しみになってきました。
47金甲山看板越しに
       直島諸島
豊島(てしま)などの直島諸島の島々を望むことができます。展望台からの眺め<写真51〜55>が楽しみになってきました。
48金甲山頂上三角点
       「金甲山」
元レストハウスの階段を上ると、屋上部分が展望台になっていました。周辺は人為的に石が並べられた祭祀遺跡「金甲山遺跡」です。この右隣にある神峯(こうのみね)神社<写真50>を取り巻くように石が設置されています。ということは、遺跡の上に展望台が(*_*;
48金甲山頂上三角点
       「金甲山」
元レストハウスの階段を上ると、屋上部分が展望台になっていました。周辺は人為的に石が並べられた祭祀遺跡「金甲山遺跡」です。この右隣にある神峯(こうのみね)神社<写真50>を取り巻くように石が設置されています。ということは、遺跡の上に展望台が(*_*;
49サトキマダラヒカゲ
地味なチョウでヤマキマダラヒカゲによく似ていますが、後羽裏側の蛇の目模様の上から3,4番目の黒い部分が極端に小さいなどの特徴があります。幼虫の顔は正面から見ると猫のようでかわいいです(*^^*)
49サトキマダラヒカゲ
地味なチョウでヤマキマダラヒカゲによく似ていますが、後羽裏側の蛇の目模様の上から3,4番目の黒い部分が極端に小さいなどの特徴があります。幼虫の顔は正面から見ると猫のようでかわいいです(*^^*)
50神峯(こうのみね)神社
三角点<写真48>のすぐ右にあります。2010年、両備グループ100周年記念事業の一環として神社の修復、奉鎮祭が行われました。
50神峯(こうのみね)神社
三角点<写真48>のすぐ右にあります。2010年、両備グループ100周年記念事業の一環として神社の修復、奉鎮祭が行われました。
51金甲山展望台より
     南南東方面景観
南南東方面には、手前に天満山、その奥に出崎半島、さらに奥に井島、その左奥に大きく豊島(てしま)が見えました。中央最奥には、うっすらと五剣山(ごけんざん)<写真52>が確認できます。ここから瀬戸内の島々を動画に撮りました。
51金甲山展望台より
     南南東方面景観
南南東方面には、手前に天満山、その奥に出崎半島、さらに奥に井島、その左奥に大きく豊島(てしま)が見えました。中央最奥には、うっすらと五剣山(ごけんざん)<写真52>が確認できます。ここから瀬戸内の島々を動画に撮りました。
52金甲山展望台より
    井島越しに五剣山
<写真51>の中央部分をズームしてみました。そこだけつまんで上に引っ張ったような特徴的な姿の五剣山(ごけんざん)は、見ればすぐにわかります。
52金甲山展望台より
    井島越しに五剣山
<写真51>の中央部分をズームしてみました。そこだけつまんで上に引っ張ったような特徴的な姿の五剣山(ごけんざん)は、見ればすぐにわかります。
53金甲山展望台より
      南方面景観
南方面には、手前に牛ヶ首島、中央には赤白の鉄塔が目立つ直島、最奥に見える四国の右端に半分切れて見える山は、城跡がある勝賀山(かつがやま)です。
53金甲山展望台より
      南方面景観
南方面には、手前に牛ヶ首島、中央には赤白の鉄塔が目立つ直島、最奥に見える四国の右端に半分切れて見える山は、城跡がある勝賀山(かつがやま)です。
54金甲山展望台より
     南南西方面景観
南南西方面には、左手前に高辺鼻とその奥に犬戻鼻の2つの半島、中央に大槌島、最奥に四国の五色台が見えました。
54金甲山展望台より
     南南西方面景観
南南西方面には、左手前に高辺鼻とその奥に犬戻鼻の2つの半島、中央に大槌島、最奥に四国の五色台が見えました。
55金甲山展望台より
  大ハタゴ島&小ハタゴ島
<写真53>の一番手前に見える牛ヶ首島の左の小島をズームしてみました。大きいほうを大ハタゴ島といい、たまに釣り客がいるようです。その右奥に小ハタゴ島が見えています。
55金甲山展望台より
  大ハタゴ島&小ハタゴ島
<写真53>の一番手前に見える牛ヶ首島の左の小島をズームしてみました。大きいほうを大ハタゴ島といい、たまに釣り客がいるようです。その右奥に小ハタゴ島が見えています。
56不動明王の祠
ここを金甲山遺跡の一部、「拝石」(おがみいし)としている記録がありましたが、神峯(こうのみね)神社<写真50>の北東に位置しているので違うと思います。詳細は不明ですが、大切にされているようです。
56不動明王の祠
ここを金甲山遺跡の一部、「拝石」(おがみいし)としている記録がありましたが、神峯(こうのみね)神社<写真50>の北東に位置しているので違うと思います。詳細は不明ですが、大切にされているようです。
57シマヘビ
日向ぼっこ中でしたが、少し動くとすっ飛んで逃げました。逃げ足の速さはヘビ界トップクラスかもしれません。目の上のうろこのせいで目つきが悪く見えることが多いのですが、この個体はかなりマシです。
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57シマヘビ
日向ぼっこ中でしたが、少し動くとすっ飛んで逃げました。逃げ足の速さはヘビ界トップクラスかもしれません。目の上のうろこのせいで目つきが悪く見えることが多いのですが、この個体はかなりマシです。
58ムラサキカタバミ
イモカタバミとは違い、花の中心部は黄緑色、おしべの葯(やく)は白です。
58ムラサキカタバミ
イモカタバミとは違い、花の中心部は黄緑色、おしべの葯(やく)は白です。
59ミチバタナデシコ?
これは咲き始めで、花は付け根の薄茶色の筒状の部分から次々に出てきます。コモチナデシコなどよく似た仲間があり、葉の付け根や種を見ないと区別できないようです。
59ミチバタナデシコ?
これは咲き始めで、花は付け根の薄茶色の筒状の部分から次々に出てきます。コモチナデシコなどよく似た仲間があり、葉の付け根や種を見ないと区別できないようです。
60ミニ花畑
青いヒナギキョウ、赤花と白花のニワゼキショウ、シロツメクサのコラボです(^^♪
60ミニ花畑
青いヒナギキョウ、赤花と白花のニワゼキショウ、シロツメクサのコラボです(^^♪
61金剛寺
児島八十八か所の73番札所です。応永31年(1424年)に建立、正しくは両児山金剛寺不動院といい、客殿は児島湾の高島にあったものを移築したものです。
61金剛寺
児島八十八か所の73番札所です。応永31年(1424年)に建立、正しくは両児山金剛寺不動院といい、客殿は児島湾の高島にあったものを移築したものです。
62宗蔵寺
児島八十八か所の74番札所です。天正5年(1577年)に建立し、臨済宗妙心寺派禅宗の寺で実相山宗蔵寺(しゅうぞうじ)と名乗っていました。
62宗蔵寺
児島八十八か所の74番札所です。天正5年(1577年)に建立し、臨済宗妙心寺派禅宗の寺で実相山宗蔵寺(しゅうぞうじ)と名乗っていました。
63ウシガエル
小さな池にドボンドボンと大きな水音が響き、次々に姿が見えなくなりましたが、この1匹だけは石の上でじっとしていました。
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63ウシガエル
小さな池にドボンドボンと大きな水音が響き、次々に姿が見えなくなりましたが、この1匹だけは石の上でじっとしていました。
64宗蔵寺観音堂
再び宗蔵寺<写真62>の境内に入りました。堂内の観音像は、以前はふところに子供を抱いた子安観音でした。鎌倉時代に八浜の海に投げ込まれましたが、海中で光を放ったので、漁夫が拾い上げ、小さなお堂を建てて祀ったそうです。なお、子安観音になったのはかなり最近だったことがわかり、現在は如意輪観音の姿に戻されています。
64宗蔵寺観音堂
再び宗蔵寺<写真62>の境内に入りました。堂内の観音像は、以前はふところに子供を抱いた子安観音でした。鎌倉時代に八浜の海に投げ込まれましたが、海中で光を放ったので、漁夫が拾い上げ、小さなお堂を建てて祀ったそうです。なお、子安観音になったのはかなり最近だったことがわかり、現在は如意輪観音の姿に戻されています。
65ミヤコグサ
マメ科らしい形の黄色い花を咲かせます。セイヨウミヤコグサとは違い、葉や茎に毛がなく、花は1か所に1〜3つしかつきません。参道に群生していました。
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65ミヤコグサ
マメ科らしい形の黄色い花を咲かせます。セイヨウミヤコグサとは違い、葉や茎に毛がなく、花は1か所に1〜3つしかつきません。参道に群生していました。
66石灯籠越しに金甲山
明治33年の石灯籠越しに、先程登ってきた金甲山(きんこうざん)<写真48〜55>が見えました。
66石灯籠越しに金甲山
明治33年の石灯籠越しに、先程登ってきた金甲山(きんこうざん)<写真48〜55>が見えました。

装備

個人装備
長袖シャツ ズボン 靴下(厚手) 軍手 雨具 日よけ帽子とフード 雨用帽子 登山靴(防水加工) 靴ひも予備 サブザック ザックカバー 地形図 コンパス マップケース 筆記用具 携帯 時計(防水) タオル カメラ 飲料水(スポドリ&茶) 水筒(保温) 非常食(栄養補助食品) スマホ(山使用可能) eTrex30(GPSナビゲーター) 虫よけスプレー

感想

 今回は岡山市南区と玉野市の境にある金甲山(きんこうざん)を訪問しました。
 実は、訪問前にマダニ騒動がありました。
 5月3日、廊下に血痕を発見、私のスリッパの裏にはうっすらと血の跡があり、血痕の側には、直径1cm程のブドウが潰れたような平べったい丸い物体がコロン。よく見ると赤い足が(*_*;たらふく血を吸い、大人の階段を上ろうと脚から降りたところを、私に踏まれて天国への階段を上ってしまったのかもしれません。さして気にも留めず、二日後に瀬戸内市&備前市の西大平山山域を訪問。
 ところが、さらに二日後、膝に水ぶくれが複数、おまけに、直径2mm程の黒っぽいカサブタのようなものが1つ。連れは模様があるのでマダニだと断言、かゆみや痛みはないものの、周辺長さ15cm程にわたって赤くなり腫れや熱感もあったため、アレルギー反応を疑い、翌朝、病院へ。
 しかし、皮膚科は休診、別の科で診察していただくと、水ぶくれはつぶしてしまい、痕だけになっていたためか、黒っぽいのは皮膚の一部で異状なしとの診断。山にヤブはあっても、病院にヤブはないと信じ、処方された炎症を抑える塗り薬で様子を見ることに。腫れは引いたものの、体液がひどく、赤みや周辺の熱感は相変わらず。
 9日の夜、連れにピンセットで例のブツをとってもらうと、またしても赤い足が8本(*_*;直径2mmでは、ハナから疑ってかからないとマダニだとわからないかもしれません。幸い、完全に除去できたようで、その後はみるみる回復、翌日には赤みや熱感もなくなり、すぐにカサブタもできました。
 念のため、出かけるならマダニや人がおらず、オーシャンビューが楽しめる所をと、急遽、行き先を金甲山に定めたのは、前夜遅くでした。そのため、下調べはほとんどしないまま、「金甲山線<県道399号>」が全面通行止めであることも、ウラシマソウが見られることも知らず、出かけました。

 金甲山へは、99%以上の方は岡山市南区郡(こおり)にある怒塚山(いかづかやま)登山口よりアプローチをしますが、今回は玉野市八浜からの南ルートを設定しました。距離は長いものの、平均傾斜が緩やかでオール舗装道路の初心者用ルートです。
 なお、金甲山までの一般的な車道「金甲山線<県道399号>」は、2018年の西日本豪雨と台風により土砂崩れが発生、全面通行止めです。工事箇所は県道399号線に出合い北上した岡山&玉野市境から西へ数mの間です。以前からある車止めの手前にゲートと貼り紙がありましたが、雨で読めなくなっており、そのまま通ってしまいました。工事中の方々にはご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした。

 出発点としたのは児島湖の南端にある両児山(ふたごやま)です。標高36.3mの三角点の近くに駐車場があります。この山というより丘陵である境内地には、八幡宮、快(こころよし)神社、御崎神社が並べて建立されており、地元信仰の篤かったことがしのばれます。
 また、今回は訪問しませんでしたが、南には天正9年(1581年)頃宇喜多氏によって築かれた八浜城址があります。
2016年9月18日https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-963154.html

 両児山(ふたごやま)から八浜小学校前を通り、県道405号を東に進み、途中で北上し、宮前池に出てきました。ここには大量のミシシッピアカミミガメが日向ぼっこをしていましたが、人の気配を感じると、一斉に潜ったり、「カメかき」で泳いで逃げていきました。
 自分たちが子供の頃は多い時で1年に100万匹もの子亀が輸入されていました。彼らはミドリガメと呼ばれペットとして人気がありましたが、大きくなると、世話ができなくなって捨てられたカメが各地で増えていきました。
 一方、近年、日本のイシガメはほとんど見られなくなりました。強者が栄え、弱者は滅ぶ自然界の掟なのでしょうか。
 現在、ミシシッピアカミミガメは「日本の侵略的外来種ワースト100」や「緊急対策外来種」に入っています。もちろん、彼らには何の罪もありませんし、見ていて飽きがこないほど、可愛い動きをして和ませてくれます。
 小さな宮前池でたくさん繁殖する彼らを見て、人為的に作られた自然の問題を改めて考えさせられました。

 宮前池の東の細い生活道を北上すると、金甲山頂上まで続く車道に出てきました。以前から自動車は通行止めとなっていたので、歩行者は問題ないだろうと考え、新たなゲートを開閉して、金甲山頂上まで進みました。結果、「金甲山線<県道399号>」の工事中の脇を通る羽目になり、ご迷惑をおかけしました。
 今回利用した南から上るルートは舗装道路にもかかわらず、人が誰も利用しないせいか、斜面には花、上空を乱舞するトビ、道路にはイタチ科の動物や日向ぼっこをするヘビの姿も。彼らは不意に現れた人間の存在に「え〜、なんで⁉」と驚いたようなリアクションを見せていました。
 かつては山頂に展望台のあるレストハウスがあり、バスが頂上を行き交うなど、身近な観光スポットであった金甲山も往時の面影はすっかりなくなり、現在は展望台と祭祀遺跡が残るのみ。
 祭祀遺跡については、展望台の階段の途中に説明板がありました。国生み神話の中で『古事記』では9番目、『日本書紀』では8番目に生まれたとされる「吉備児島」の国魂 (くにたま:国土を司る神)、建日方別(たけひかたわけ)が山頂に祀られ、古代より 「吉備児島」 の繁栄を祈る祭祀が行われていました。御神体であった磐座(巨岩)は祭祀遺跡として認知されていますが、その上にドーンと展望台があるのは少し残念でした。取り壊すと遺跡を破壊しかねないので、現状維持になったそうです。

 結局、金甲山頂上も含め、工事中のお二人以外は誰一人お会いすることもなく、自然や随所で見られる展望をゆっくりと楽しむことができました。
 また、この時期の低山に多いダニやクモの巣は回避できましたが、ぶら下がっているイモムシ&毛虫トラップには何度もひっかかりそうになりました(*'ω'*)おかげで道中、気を抜くことなく、プチスラロームを楽しみました(*^^*)
 個人的には金甲山の魅力のほとんどを体験できるルートだと感じました。

 下山後は、営業を再開した「露菴(ろあん)岡山古新田店」へ。今だけランチビュッフェ料金で豚しゃぶも楽しめます。マダニアレルギーになると、哺乳類の肉全般でアレルギーを起こし、アナフィラキシーショックになるケースもあるというので、決死の覚悟で?豚肉を味わいました。幸い、何事もなく、食事を楽しめました(*^^*)
 次回も虫よけスプレーを脚に噴射したうえで、舗装道路歩き後に、ガッツリ食べようかと思っています。



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