甲斐駒ケ岳/日帰り・またバスの時間が・・・
- GPS
- --:--
- 距離
- 6.3km
- 登り
- 1,138m
- 下り
- 1,135m
コースタイム
天候 | 晴れ、駒津峰あたりの稜線は冷たい風。山頂は無風。 午後から曇り、無風。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス タクシー 自家用車
05:00芦安をジャンボタクシー発→06:05広河原06:55アルプス市営バス→07:20北沢峠 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポスト及びトイレは芦安駐車場、広河原インフォメーションセンター、北沢峠長衛荘にあります。 北沢峠登山口からシラビソの原生林の中をジグザグに高度を上げて行きます。そこそこ急登です。双児山に到着すると展望が開け目指す甲斐駒や南アルプスの山々が見えます。 双児山直下に小さな岩場があり一度高度を下げます。少し樹林帯を歩いたあとハイマツ帯のガレを登り返し駒津峰に到着します。ここからの眺望はとても素晴らしい。ここまで危険個所は無かったと思います。 駒津峰直下も少し岩場を下ります。すぐに六方石に到着し直登ルートと巻き道ルートの分岐となります。分岐と言っても道標はありません。岩に赤ペンキの→↑があるだけなので気をつけて進みましょう。 直登ルートは三点支持が基本ですが垂直に近い大きな岩で手掛かりを見つけにくい所が2個所ありました。前面の岩をよく見極め手掛かりを探して登りました。山と高原地図では破線ルートになっているので危険箇所ではあるのだと思います。 直登ルートをクリアすると花崗岩が変性したザレ場の登りになります。踏み跡が薄いので数少ない赤ペンキやピンクリボンを探しながら登りましょう。 巻き道ルートで下山する場合は踏み跡が多数あり間違えると本来のルートから大きく外れる場合があります。事実私はコースから外れ時間を無駄にしました。視界がきいたのですぐに気がつきましたが、濃霧で視界が悪い時は怖いと感じました。 下山後の温泉は、乗合タクシーのドライバーさんお薦めの芦安温泉・天笑閣さんにお世話になりました。ここは飲食施設はないのですが泉質は良いと思います。 |
予約できる山小屋 |
北沢峠 こもれび山荘
|
写真
感想
甲斐駒ケ岳は、今年8月に初めて南アルプスの懐に飛び込みその美しさに魅了され、以来登ってみたい山の一つでした。
今回は紅葉した南アルプスの山々の姿を日帰りで楽しみたいということで出かけました。
芦安第2駐車場はピーク時に比較し少し空いてきたのかなという感じで04:00でまだ数台分の空きスペースがありました。また広河原IC前もあの人混みはありませんでした。
07:25北沢峠から甲斐駒に向けスタートしました。この時の気温は4度C,ジャケットを着て歩き始めましたが20分もすると汗が吹き出し、半そで・長袖Tシャツでちょうどいい感じになります。ただ高度があがり駒津峰あたりの稜線では風が冷たくジャケットを着用しました。この時期の服装はこまめな対応が必要だと感じました。
先にも触れましたがこの日の入山者は少なく、団体さんのすれ違いで一度待っただけでほとんど渋滞はありませんでした。そんな登山道を好天のもと黄葉と景色を楽しみながら歩きました。ただ紅葉する樹木は少ないようでほとんどが黄葉でした。
いよいよ直登ルートに取りつくと手掛かりが少ない大きな岩が2か所ありました。さてここはどうやって登るんだろうと考えながらクリアしてゆくのはとても楽しいものがありました。
山頂に着くと360度の大パノラマが待っていました。南アの山々はもちろんのこと富士山、中央アルプス、八ヶ岳、遠くは北アルプスの山々まで見ることが出来ました。全部一度に見たのは初めてなので感動・感動!!
ただ、帰りのバスの時間を考えるとそうゆっくりはしていられません。当初仙水峠経由で下山する予定でしたが残り時間は3時間半を切っているので巻き道ルートで下山、駒津峰からはピストンとすることにしました。
山頂直下ですれ違う方たちと交わす言葉は「日帰りですか?時間との闘いですね。」こんなやりとりが多く、皆さん帰りのバスの時間を気にしてる様でした。
双児山まで降りて時間が読め一安心です。なお、下山時にビールの呪文を唱えながら歩くとテンポ良く下れることが分かりました(笑。
北沢峠に15:05到着,間に合いました。長衛荘前でビールを飲み終わった頃、山女子二人がこちらに駆け寄って来ます。下山時の駒津峰で記念撮影をして頂いたお二人です。途中私が落とした物をわざわざ北沢峠まで届けてくれたのです。俊足ですね!驚きました!長衛荘にお泊りなので急ぐ必要は無いのに本当に有難うございました。またどこかの山でお会いしたときには改めて御礼したいと思います。本当に有難うございました。
登山口から山頂までほとんどご一緒だった船橋からおこしのソロの方、また抜きつ抜かれつで下山したお二人、バスに間に合って本当によかったですね。楽しかったですね。お疲れ様でした。
と、こんな感じでバスにも間に合い楽しい時間がもて無事下山できたこと皆様に感謝、山の神様にも感謝です。有難うございました。でも、景色を眺めながらまったりコーヒーくらい楽しみたい、ゆっくり歩きたいと感じたことも事実です。また小屋泊まりで歩いてみたいとも思います。
コメント
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甲斐駒ヶ岳、展望抜群の秀峰ですよね
13枚目のお山は、中央アルプスの
木曽駒ヶ岳北部稜線と
そのむこうの大きなお山は、御嶽山だと
思います。
甲斐駒ヶ岳、素晴らしいお山ですが
バスの時間、どうしても気になって
しまいますよね。
間に合ったようで、何よりでした。
boroPと申します。
お疲れ様!
北沢峠までのいくつかの関門を乗り越えての
ご褒美の快晴の山旅
良かったですね!!
そして達成感一杯のレコありがとうございます。
仙水峠からの甲斐駒も迫力あって大好きなので
oyabunさんにはぜひ眺めてほしかったけど
コースタイムはさほど変らなくても
一度歩いた道の方が安心して歩けるでしょうから
oyabunさんらしい冷静な判断だと感心しました。
本日(10/19)甲斐駒は初冠雪だそうです。
それでは 今後も宜しくお願いします!
※余計なお節介で かつ自分にも言っていることですが(笑)
深夜や疲れた後のドライブ 気をつけてくださいね。
家について 山行終了です。
甲斐駒ケ岳、遠くから眺めても魅力的な山ですが実際に登ってみて又魅力を再発見しました。ホントいい山ですね!
やはり御嶽山でしたか。地図から推察してはいたのですが、未だ中央アルプスには行ったことが無かったので。いずれ行ってみたいと思っています。
いつも拍手を頂いたり、素敵な写真満載のレコ拝見させていただきありがとうございます。
これからも美しい写真楽しみにしております。
仙水峠からの甲斐駒ケ岳、見たかったです。
駒津峰から一旦下った後の登り返しがきつそうに思えたのでズルしてしまいました。
確かに日帰り山行がメインですので前後の運転は厳しいものがあります。ご助言有難く肝に命じます。
今後もboroPさんのレコ参考にさせていただきますのでよろしくお願いいたします。
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